doda(デューダ)の登録方法を解説 登録してみて気づいたこと

転職を決意して転職エージェントを使うことを決めた人、漠然と良いところがあればと思って登録する人、使う人の考え方は様々ですが、どの転職エージェントを使うにしても登録する作業だけは自分自身で行わなくてはいけません。
この段階でうまくいかないと、せっかく良い転職エージェントでも使う気持ちが下がってしまい、登録を諦めてしまう人もしばしば。そうならないために、このサイトでは転職エージェントの登録方法も解説しています。今回はdoda(デューダ)です。
doda(デューダ)を利用した時の実際の流れ
実際にdodaに登録してみましたので、その時の様子を画像を添えて解説します。
登録の手順1. 必要なもの
メールアドレスがあれば登録できます。TOPページの右上にある登録バナーをクリックしてください。

ちなみにここに出ている「114,508件」という数字は覚えておいて下さい。
続いてアンケートに答えるように必要項目を入力していきます。

名前に続いて次の項目を入力していきます。
- 誕生年 を選択してください。選択年齢の幅は1,926年~2002年 18歳~94歳まであります。
- 誕生月 を選択してください。
- 誕生日 を選択してください。
- 性別 を選択してください。
- お住まいのエリア を選択してください。
- ご連絡先(携帯電話) を入力してください。
- メールアドレス・パスワード を入力してください。
- 最終学歴 を選択してください。
- 卒業区分 を選択してください。選択肢は卒業見込み・卒業・中退です。
- 現在の勤務状況 を選択してください
- 転職回数 を選択してください。選択回数は なし~9回までです。
- 勤務先会社名 を入力してください 。「勤務先会社名」に入力した企業からは、あなたの情報が閲覧出来ないように自動的にブロックされます。
- 業種 を選択してください。
- あなたの職種 を選択してください。
- 年収 を入力してください。
- 任意でお答えください。現住所・学歴・直近の勤務経歴・自由記入欄の4項目は任意項目です。
ここまで入力すると次の画面が出ます。

これは重要な要素になります。一説ではここでチェックを外すことで登録審査から漏れることがあると言われていますが、最後の「IX転職」に興味がない方はチェックを外しても問題ありません。
私は高収入が前提の登録でしたから、もちろんチェックを入れました。このIX転職はSNS等でよく広告を見かけていましたが、dodaのハイクラス転職部門だったとこの段階で知りました。ハイクラスの転職を望まないのであればチェックは不要です。
こうして登録が終わると次の画面になります。

さて、ここからが重要です。dodaにはいくつかのサービスがありまして、その中の一つがエージェントサービスです。このサービスを使わなければここから先の入力は不要です。エージェントサービスを使わない場合はどうなるのでしょうか。
エージェントサービス/スカウトサービスを申込しなかった場合
求人検索サイトdodaとして使えます。簡単に説明すると担当者がつきませんので、履歴書添削など一般の転職エージェントが提供するサポートはありません。自分のペースで求人案件を検索して希望する求人にエントリーすることで仕事探しが出来ます。
エージェントサービス/スカウトサービスを申込した場合
申込をすると、次の入力を求められます。
- 卒業学校名
- 卒業年月
- 保有資格
- 転職活動状況
- 勤務先会社名の公開/非公開
- 希望勤務地
最初の登録段階では、学校名の詳細までは求められませんでした。この段階でようやく求められました。私の場合は中退ですので某都内私立大学の名前と学部と学科を入力しました。
そして最後に職務経歴書のアップロードが求められました。私は他の転職エージェントに登録した際のエクセルで作成した職務経歴書がありましたので、それをそのままアップロードしました。アップロードできるファイルにはいくつか制限がありますのでご注意を。
ここまで終えると登録が完了します。

doda登録時に選択するサービスを表にまとめました。
ステータス | 出来ること | 担当者の有無 | 利用期限 |
登録だけ | 公開求人のみ応募が可能 | 担当者なし | 無期限 |
エージェントサービス | 預かり案件と呼ばれる公開されていない求人に応募が可能 | 担当者なし | 無期限 |
キャリアカウンセリング | 預かり案件と呼ばれる公開されていない求人に応募が可能 | 担当者あり | 3ヶ月 |
預かり案件とは
簡単に言うと、非公開の求人です。dodaが企業側の希望に叶う人材がいれば求人案件として扱って良いと言われている案件で、公開求人には載っていません。エージェントサービスに登録することで、閲覧と応募が出来ます。
他の転職エージェントでもよくある非公開求人のようなものです。ここでこの数字を比較してみて下さい。

画面上部にdodaの求人114,508件とありますが、この数の9割が預かり案件と言われる求人と言われています。ですから登録だけした場合の公開求人だけで検索すると1割程度(1万件強)の求人しか検索できないことになります。
それでも1万件ありますから、さすが業界最大手のdodaです。もちろん求人案件が多くなれば転職成功のチャンスは広がりますので、おすすめはエージェントサービスに登録する方が間違いありません。
dodaの「スピードが強みの」と言われる秘訣
キャリアカウンセリングサービスに登録すると、担当者がついて一緒に転職活動をしてくれます。しかしながらその期限は3ヵ月、意外と短期決戦です。dodaを使った知人は「そんなことないよ。」と言っていましたが、取材した人は登録4ヶ月目には転職していました。
dodaを使った転職の特徴は短期決戦ということです。
ハイクラス求人限定「IX転職」とは
dodaほどの規模の転職エージェントになると、人材を欲しがる企業側のニーズも多岐にわたります。高年収を支払ってでも優秀な人材が欲しいというリクエストも受けます。それらの求人案件を集めたものが「IX転職」です。
業界大手の一つ、リクルートにも同じようなサービスがあります。キャリーカバーと言う転職エージェントがそれに近いサービスを提供しています。doda・IX転職同様に求職者側の費用負担はありませんが、転職エージェントへ登録する際のハードルも高いです。
その他にもビズリーチという有料型の転職エージェントもあります。
こうしたハイクラス求人に特化した転職エージェントはいずれにしても登録段階のハードルは他社に比べて高いと言われています。ポイントはいくつかあるのですが、管理職経験や難関な資格取得者、圧倒的な営業成績などが求められたりしているようです。
これらの基準は市場の求人状況により変わってくるので、一概に断定はできないようです。転職エージェント各社も登録者のハードルは内規で定めていますし、その内規は原則非公開ですから、予測の範疇でしかありません。
収入UPを目指す転職で比較的ハードルが低いと言われているのがパソナキャリアです。高収入を目指すハイクラス求人もありますが、まずは年収UPを目指す人のための転職エージェントと言われています。
ハイクラス転職エージェントに登録できなかったとしても、パソナキャリアなら登録できる可能性は高くなります。
doda(デューダ)の登録方法と注意点を解説
dodaへの登録は比較的ハードルは高くないと言われていますし、求人件数も多く扱う業界も幅広いので下記注意事項を守れば登録は比較的容易です。
【重要】登録を拒否されないための秘訣
まず転職に対してやる気があるかどうかです。実際問題として今の職場の人間関係に悩んで逃げだしたい気持ちで転職を考えたとしても、登録段階ではそれを伏せておくべきでしょう。ネガティブ思考の人材を積極的に扱うのは業界特化型転職エージェントくらいです。
看護師・薬剤師・介護士・保育士などの業界特化型転職エージェントの中には、人間関係に悩んでの転職を得意とする転職エージェントも存在しますが、他の転職エージェントの多くはキャリア志向が高い人や、自分の可能性を伸ばしたい人などの挑戦志向を求めます。
転職理由がポジティブ思考であることをアピールするのはどの転職エージェントでも同じです。転職エージェントも優秀な人材を紹介して欲しいと企業から言われていますから。自分と言う人材を採用しなければ損だと思わせるやる気は絶対に必要です。
【重要】スカウトメールを獲得するための秘訣
重要な要素は職務経歴書の書き方にあります。職務経歴書は商品に例えると広告です。魅力ある広告を見れば商品を買いたくなる。それと考え方は同じです。職務経歴書の中には失敗談は不要です。自分の成功体験を余すことなく書いた方がスカウトメールは増えます。
しかしながら誰しもが職務経歴書の書き方を知っているわけではありません。ここで活かされてくるのが次の2点です。
- dodaサイト内にある「Stepで分かる転職ノウハウ」と言うページを参考にする。
- キャリアアドバイザーのサービスを受ける。
ただしキャリアアドバイザーのサービスを受けられるのは3ヵ月です。本格的に転職に挑戦する人ならそのサービスはぜひ受けるべきですが、いずれ転職したいなどの急いでいない人は「Stepで分かる転職ノウハウ」をよく見て職務経歴書を充実させてください。
職務経歴書の完成度が高ければ高いほど、自分の本当の市場価値が分かってきますから。
doda(デューダ)の特徴を最大限生かすには
ここからは編集長独自のdodaの特徴を最大限に生かした活用法を伝えます。
dodaの特徴は対応のスピードです。このスピードを最大に発揮するケースは「転職を急いでいる人」です。退職時期(辞表の提出の有無は別)を自分の中である程度決めている人は、キャリアアドバイザーのサービスを受けて3ヶ月で一気に勝負を決める方が良いです。
当サイトでも実体験談として紹介した人は、転職活動開始から1ヶ月以上は他社を使い、doda登録後はその日から数えて3か月後には新しい職場で働いていました。dodaの担当者は転職の時期を明確に決めることでその能力を最大限発揮します。
dodaを使う場合、3ヶ月以内の転職を考えるならキャリアアドバイザーのサービスを受ける。そうでない場合はエージェントサービスに登録してじっくりと自分の能力を発揮できそうな転職先を探してみて下さい。
編集長から見た求人件数が多い、おすすめの転職エージェント
doda(デューダ)
リクナビNEXT
パソナキャリア
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。