高収入を望むミドル世代におすすめの転職エージェントランキング

このサイトの編集長を引き受けてから、数多くの転職サイトや転職エージェントのホームページ、口コミや評判を見てきました。一番感じたことは根拠のないランキングを掲載しているサイトの多さです。

こちらのページでは、転職経験４回、転職エージェント利用社数５社、そして会社役員経験時代に人事も担当し、転職エージェントでのバイト経験も持ち、広告会社勤務時代に数多くの求人広告を扱い、コピーライターをしているＭｒ．お～！の独自目線によるランキングを紹介しています。

社会人経験10年以上、今の職場に行き詰まりを感じているミドル世代（特に３０代、４０代の転職）におすすめの転職サイト、転職エージェントを比較しながらランキング形式でご紹介したいと思います。

1位 ビズリーチ

キャッチコピー：管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などの即戦力・ハイクラス人材に特化

ヘッドハンティング、今の仕事の自信と誇りを持っている人なら、一度はされてみたいと思ったことがあると思います。ビズリーチの求人情報元はヘッドハンターから来るスカウトで成り立っています。

私自身、まだビズリーチが出来たばかりの頃に登録した経験を持っていますが、このヘッドハンターという言葉に惹かれたのがきっかけでした。成長企業こそ、常にヘッドハンティングを狙い情報を欲しています。それらの情報を持ち、企業側と求職者の間に入る人がヘッドハンターです。

• 今の会社にいても将来が見えている。
• もっと自分の実力を試してみたい。

考え方は様々ありますが、つまりはステップアップしたいと考えているならビズリーチに登録することをおすすめします。

今ではテレビCMでもおなじみになったビズリーチですが、私が登録した頃はまだまだ無名でした。その時に「この会社の言うとおりにしていたら」なんて思ったこともあります。

近年盛んに仕事のAI化が取りざたされていますが、これは労働人口の減少を見込んでの側面と長期にわたる人件費のコスト削減などを考慮しての課題というだけであって、まだ、まだビジネスパーソンは企業にとって不可欠な存在です。特に終身雇用制度が形骸化した昨今において、即戦力となりうるビジネスパーソンは、会社にとって重要でその存在なくしては会社の存続はありえません。ビズリーチはそういった課題を解決し、企業の中核、ハイクラスを担う即戦力を持った人材を企業に紹介しています。

ビズリーチのヘッドハンティングの流れは、国内最大級といわれるビズリーチの人材データベースに登録されている会員の中から企業の担当者がスカウトメールを送るというシステムになっています。全国各地の多くの中小企業がこのシステムを採用していて中堅社員、幹部候補など会社の重責を担う人材の採用に重宝されています。

ビズリーチの登録は無料ですが、他の転職サイトと少し違うのは“年収”を登録することです。年収をたずねられると値踏みされたような気もしますが、これはあくまでも目安であって実際に求められるのはキャリアとスキル。またビズリーチの特徴としてあげられるのが有料の転職プラン。無料のプランよりもさらに転職の幅を広げたいと考える人たちのために「プレミアムステージ（有料プラン）」が用意されていてすべてのスカウトの閲覧・返信、求人の閲覧・応募が可能となります。

会員の平均年齢は40代後半とあってそれ相応のキャリアを持ち合わせた人材の宝庫といってもいいでしょう。なので、ライバルも多いかも…。

ヘッドハンティングされた人の実例を見てみると、異業種企業からのスカウトに応じた人が成功しているようです。年収が大幅にアップしたなどの記述も多々あり、自分のキャリアを異業種で活かしてみたいと思っている人は挑戦心が奮い立つこと必至ですね！

プロスポーツ選手も、より高いステージを求めて移籍する人も沢山います。サッカーや野球が好きな人なら、イメージできるのではないでしょうか。そんなイメージを描きながら、ビズリーチへ登録してみるといいでしょう。

2位 JACリクルートメント

キャッチコピー：年収６００万円～2000万円の転職。管理・専門職、ミドル・ハイクラス向け。高年収層に特化した転職エージェント

「今のあなたの年収は？」そう聞かれてどう思うでしょうか。年収2,000万円の転職なんて聞かされたら、そこに夢を感じますか？それとも「自分には無理」と初めから諦めてしまいますか？年収2,000万円は夢の数字でありません。

JACリクルートメントのTOPページには堂々と高収入クラスの転職が謳われています。はたして今の会社で年収2,000万円をもらえる日は来るのでしょうか。何よりも「あなたの会社の社長の年収は？」そう聞かれると、答えは自ずと答えは見えてくると思います。

JACリクルートメントは実力を評価する企業の求人情報がそれだけ集まっています。私自身も最大で2,400万円の年収を得ていた時期がありました。初めは「自分には夢の話」なんて思いましたが、転職先の社長の年収が２億４千万円でしたから目指せると思ったのも事実です。

JACリクルートメントは産業革命を起こした国、イギリスで1975年に誕生しました。日本法人の設立は1988年。すでに国内においては30年以上の実績を積み上げています。創業当初から企業経営のキーパーソンとなる30～40歳代のミドル・シニアの人材を企業に紹介していて、現在の日本ではそう珍しいことでもありませんが、30年前ではかなり斬新なことで驚きをもって迎えられたことに想像は難くありません。

ここへの登録方法はメールアドレスと個人情報、職務経歴を入力するだけ。その後にコンサルタントと面談を行い希望職種、経歴などを総合的に診断して最適な求人情報を紹介してくれる仕組みになっています。

30～50代を中心に年間約40,000人がJACリクルートメントに登録しているそうです。その職種の内訳は管理職、専門職、技術職などとなっており、キャリアを積んだエキスパートたちと考えて間違いはないでしょう。また、年収一千万円以上の求人が2500件近く寄せられているのも転職へのチャレンジを駆り立ててくれる最大要因となりそうです。

目標は具体的に。まずは年収1,000万円プレイヤーの仲間入りを目指して、登録してみたらどうでしょうか。特に今いる会社の将来が見え始めている３０代、４０代のミドル世代の方は、焦らず慎重に転職を進める上でも、JACリクルートメントへの登録はおすすめです。

3位 キャリアカーバー

キャッチコピー：ハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイト

この転職エージェントは、転職では最大手の企業の一つでもあるリクルートの「ハイクラス転職部門」と思ってもらえれば分かりやすいと思います。大手ならではの実績と安心感はありますが、大手ならではのデメリットもあります。これは完全な私見ですが、大手企業の人は学歴で人を仕分けしてしまう特徴を感じますから。あくまでも私見ですけど。

高収入を目的とした転職を考えている方は「まずは登録を」というのがおすすめの理由です。大手には大手ならではの強みと安心感があります。

リクルート社の転職サイトやエージェントは、どうしても若年層中心の求人が多いというイメージがつきまといます。なので「ハイクラス転職部門」という謳い文句があっても、ミドル世代はやや遠巻きに眺めてしまうのではないでしょうか。しかしながら、案ずるがより産むが易し。大手エージェントを頼りにする企業のラインアップを眺めてみるのもチャンスの一端です。

口コミ情報を鵜呑みにはできませんが、書き込まれているコメントを目にすると、どちらかといえば20代の転職成功者が多く、30歳代中盤あたりになると成功体験のコメントは少ないような気がします。ミドル世代はこうした傾向も参考に登録の検討をしてみたほうが良いかもしれません。

4位 パソナキャリア

キャッチコピー：今よりもっと好条件で働くために。業界トップクラスの取引企業【16000社】の求人情報を扱う転職エージェント

先ほど大手の安心感についてお話しさせていただきましたが、パソナキャリアには別の意味の安心感があります。

今よりもっと好条件で働くために。

先ほどまで紹介した高収入を目指す転職エージェントとは違い、今よりも好条件というのが一つの目標になります。好条件とは人によって様々です。収入面、福利厚生、通勤、転勤、労働時間etc。あなたにとっての「今よりも好条件」を導き出す転職エージェントです。

オリコンの２０１９年転職エージェント顧客満足度ナンバーワンに輝いたのも「今よりも好条件」を的確に導き出し、転職に成功した人たちが沢山いる証拠です。

また、パソナグループは創業から一貫して人材にかかわる事業を展開。80年代にはエグゼクティブに特化した人材派遣会社を設立、就職氷河期といわれた時代には就職の難しかった女子大生を支援するプロジェクトを発足させるなど時代にマッチした企業運営を行ってきています。そのノウハウがパソナキャリアに受け継がれているからこそ「顧客満足度ナンバーワン」も得られたのではないでしょうか。

さらに「転職実績25万人」の文字が堂々とホームページのトップを飾るのも、パソナキャリアの自信の表れではないでしょうか。求人企業も名だたるところが社名を連ね、豪華絢爛の様相。こうした企業からのスカウトの可能性もあるかと思うと年収アップも夢じゃないと考えてしまいますよね。実力次第で好機をモノにできる舞台は整っている感はあります。

実践的なサポートを行っているのもパソナキャリアの特徴で、中でも「模擬面接」はひとつの会社で長い間キャリアを積んできた人たちにとって“面接の緊張感を思い出す”良い機会になると思います。業界に詳しいキャリアアドバイザーが面接企業の質問傾向を分析して実際にロールプレイング形式で面接を行ってくれるそうです。その他のサポート体制も充実しているので、あとは使う人の根気とヤル気次第ですね。

あなたにとっての転職理由は何でしょうか？今よりも好条件を整理出来たら、パソナキャリアへ登録してみてはどうでしょうか。

まとめ

こちらのコラムでは、ミドル世代におすすめの転職エージェントの特徴を整理しながらランキング形式で紹介させてもらいました。ミドル世代は２０代の転職と違い、現在進行形で背負う責任も大きくなって来ています。

• 一度きりの人生、自分の今までの経験を存分に生かせる企業で働きたい。
• 今よりも好条件になればいい。
• 年収が少しでも上がる見込みが出来るなら。

ミドル世代の転職動機は２０代とは違い、よりハードルも高くなっています。家庭を持つ人であれば、転職に焦らずに「今あるものを守りながら」ステップアップを目指してもらいたいと思います。

どの転職エージェントも特徴はありますが、ミドル世代の転職の扱いを良く分かっている企業ばかりです。ただ注意すべき点もあります。

やはりハードルが高ければ高いほど、コンサルタント（担当者）やヘッドハンターの質や相性の問題も結果に大きく左右される要素です。一つの転職エージェントへの登録ではなく、本気で考えている人ほど、複数の転職エージェントに登録した方が良いと思います。

編集長から見た高収入を目的とした転職に特化した、おすすめの転職エージェント

ビズリーチ

対象世代

ミドル世代、30代、40代の転職がメイン、20代△

対象エリア

全国

対象者属性

年収500万以上向け、フリーターNG、未経験△

特徴

高収入、キャリアＵＰの転職

長所

ヘッドハンターによるキャリアＵＰ、収入ＵＰの実現

短所

無料版であるスタンダードプランは一部機能に制限あり、すべての機能が使えるプレミアムプランは有料になる。(月額2,980円～)

自分の力をもっと高いレベルで発揮したい。高収入の世界に挑戦したい。思いは人それぞれだと思います。ビズリーチはレベルアップしたい人が使うべき。高収入を得たいと本気で考えてる人が使うべき転職エージェントです。あなたの本気度が試されます。

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JACリクルートメント

対象世代

ミドル世代、30代、40代メイン、20代も可能

対象エリア

全国

対象者属性

未経験NG、フリーターNG

特徴

管理職、専門職、高収入、キャリアＵＰの転職

長所

両面型の転職エージェント（求職者と求人企業の両面を担当）

短所

しいて挙げれば外資系（発祥はイギリス）の企業

外国の転職事情はご存知でしょうか。外資系企業の多くは実力が全てと言った社風です。
出来る人間は評価、出来ない人間は…。転職エージェントの発祥が外国だけに、実績企業も外資系が多く見受けられます。実力が全ての世界で自分の能力を発揮したいと思った人におすすめする転職エージェントです。

無料登録はこちら

キャリアカーバー

対象世代

ミドル世代、30代、40代の転職

対象エリア

全国

対象者属性

ハイクラス人材、フリーターNG

特徴

リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員性転職エージェント

長所

ヘッドハンターを選べる点と、ヘッドハンターからの連絡を待つだけでOK

短所

ヘッドハンター任せのサービスが苦手な人には抵抗があるかも？

年収600万円以上からの求人、転職者の平均年収も800万円を超えています。年収1,000万円の世界が見えてくる転職が望める転職エージェントです。
ヘッドハンターによる非公開求人先からのスカウトを待つだけですので、忙しい人、転職を急がない人などはこのサービスは向いていると思います。

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パソナキャリア

対象世代

特になし

特徴

業界TOPクラスの取引実績企業【16,000社以上】

長所

幅広いニーズに応えられる求人を自分で探せる。

短所

転職エージェントではなく求人サイト。転職エージェントの紹介は可能。

転職エージェントに任せっぱなしにしたくない。自分で転職先を探し、出来れば相談も受けたい。こういう人にはパソナキャリアがおすすめです。転職ニーズは人それぞれですから、幅広い求人件数を自分で検索したい人には強くおすすめします。転職サポートもしっかりしていますし、急ぎの求人をお探しの方には適したサービスです。
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