口コミや評判もありますが…編集長から見たマイナビジョブ20’sの活用法

公式サイト;https://mynavi-job20s.jp/
転職のプロ集団でもある転職エージェント各社を解説するサイトが沢山あります。それぞれ良い面悪い面をとらえて掲載していますが、こちらのページでは編集長のMr.お~!の取材能力プラス経験を加え、転職エージェント会社の活用法として紹介させていただきます。
今回は20代の転職に特化したマイナビジョブ20’sの活用法について解説いたします。
マイナビジョブ20’sの欲しがる人材の本質
20代の離職と転職
今の20代は4年制大学卒業が一般的になっています。この10年くらいどこの大学も就職率は90%台で、よほどやりたい仕事がなければ職にあぶれることは少なくなった、なくなったといってもいいでしょう。しかし、就職してからの早期離職率は非常に高くなっているという事実は見逃せません。早期離職とは一般的に3年以内と定義されていますが、その実態はそれよりも早い段階で会社に見切りをつけてしまっている人が多いようです。中には入社式の日に来なかったという冗談のような話もあるそうです。ちなみに2019年度の早期離職者は30%だったそうです。これはいまの20代に限らず、数字こそ違えど、いずれの世代にもあったことですが…。
20代の転職に対する社会背景
さて、第2新卒はある程度社会経験も積んで、自分のやりたい仕事が明確になってきた意欲的な人たちといったイメージで企業側は期待しているのではないかと思います。しかしながら、前述したように今の20代は四大卒が当たり前。学歴での判断は企業側はあまりアテにしなくなっているという側面が考えられます。2000年代初頭、少子化と相まって大学の定員を大学進学希望者が上回る大学全入時代が予期されていて、現在、その予想通りになっています。当時は偏差値の高い国立、MARCHが二極化するとされ、他の大学の存続は危ぶまれていました。しかし、学部編成や時代のニーズを読み取った専攻科目を設置するなどして二極化に歯止めをかけています。
こうした20代の社会背景を把握し、企業とのマッチングを行っているのがマイナビジョブ20’sです。どのようなサポートをしているのかご紹介します。
第二新卒の転職にはイチオシ
第二新卒世代で転職を考えている人は、とりあえずマイナビジョブ20’sに登録しておくべきでしょう。カウンセリングを受けてみて、キャリアアドバイザーとの相性が良ければ、提案を受けてみてはいかがでしょうか。
求人件数も第二新卒に特化した面だけを指して言えば、納得できる企業も多いですから。もちろん転職を決めるのはあなた自身です。本気で転職を考えてもいい企業に巡り合えることが出来る可能性の高い転職エージェントと言って良いです。
ターゲットを絞ったカウンセリングやセミナー
第二新卒世代の大半は、初めての転職経験者です。初めての転職に対する不安や、転職することによる問題点、その他には退職の仕方などもセミナーや経験豊富なキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
これらは20代に特化した転職エージェントの強みにもつながっています。例えば専門業界に特化した転職エージェントの場合、20代と言うだけで転職できる確率が高いわけですから、一生懸命対応してくれます。その一生懸命さに、実は差が出てくるわけです。
業界に特化した転職エージェントは、限られた業界での転職実績はとても高く、専門性にも長けています。ところが年代的な面で言えば30代やミドルの転職と20代の転職を同等に扱うというリスクも潜んでいます。
20代の転職は人気の反面、求職者にとっては初めてに近い転職で、退職や転職に伴う未経験事項に対するアドバイスが必要なのも事実です。そう言う点で言えばマイナビジョブ20’sの持つ20代の転職に対するノウハウは、利用者にとって心強いものになります。
“転職のはじめから終わりまで徹底的にサポート”がマイナビジョブ20’sのキャッチコピー。これだけでも転職を不安に感じている人にとっては、頼りがいを感じてしまいすね。
その上に年間約5千人近くが登録しているという実績も安心感をおぼえるはず。
また、提出書類の添削指導も行っていて転職セミナーも頻繁に開催。その気になれば、かなりの量の転職情報を集められる環境が整っています。また採用者から直接オファーメールが届くスカウトシステムもあるので、転職相談と併用しておきたいですね。これらがすべて無料なわけですから、カウンセリングやセミナーを受ける価値は十分あります。
具体性を持ってマイナビジョブ20’sへ転職相談
さて、マイナビジョブ20’sに登録したのは良いけど、具体的にやりたい仕事が思いつかないとなるとキャリアアドバイザーも戸惑いますし、転職にも時間が掛かってしまいます。そういう時はある程度の”アタリ“をつけておくのが得策です。
例えば飲食店のマネージャーでもやってみようかな、とひらめいたら、まずは好きな食べ物を思い浮かべて、その専門店の求人をあたってもらうのもひとつの方法。できれば第3候補くらいまで考えておけば、第1候補の求人がなかったとしても気分的には楽になるのではないでしょうか。
また、どう頭をひねってもやりたい仕事がみつからないのであれば、待遇でアタリをつけてみるのも良いのではないでしょうか。たとえば未経験OK、月給30万円、ボーナス2回、週休二日制と自分で思いつくままの最高待遇を考えて、キャリアアドバイザーに相談してみては?これもひとつの職業の選択に間違えはないと思いませんか。曖昧な希望でも思いのほか良い転職先につながる可能性も無きにしもあらずです。
しかし、マイナビジョブ20’sでは「マイナビジョブ20’s適性診断」というサービスを実施していて求職者のストロングポイント、ウィークポイントなどを膨大なデータベースから割り出して適正な職業を判断してくれます。なかなか自分を客観的に知る機会も少ないかと思われるので、転職のまえに己を知るのも悪くないと思います。
マイナビジョブ20’s長所

第二新卒の実績が高い
20代の転職に強みを見せる一面もありますが、深く踏み込んで調べてみると、第二新卒世代に特化した実績の高さが特徴のようです。第二新卒世代は多くの転職エージェントが欲しがる人材でもあり、企業側から見ても一番人気の世代です。その第二新卒世代の転職での実績の高さ、何よりもその専門性は企業として高いノウハウを持っています。
“登録者の85%以上が社会人経験3年以内の20代”という触れ込みから分かるように、20代からの絶対的信用を集めています。類は友を呼ぶではないですが、ネットの誘客だけではなく、現実世界でのクチコミも確実に影響していると考えて間違いはないでしょう。
また求人案件も20代を対象としたものが厳選されているのも安心できる要素。とにかく自分は20代というだけで自信を持てるのが良い点です。若さは財産。今のうちにしっかりとこの財産を使ってみてください。
20代に特化した転職の情報量ではTOPクラス
また転職情報量の高さも、評価が高い転職エージェントです。もちろん20代、さらには第二新卒世代に特化した情報ですが、その世代の人が使う分には、登録しておくべき転職エージェントなのは確かです。
マイナビジョブ20’sの一回の面談時間は60~90分。面談場所は東京・新宿、大阪・梅田、愛知・名古屋の三会場となっていますが、現在のコロナ禍を受け各会場は対策を設けています。面談は平時と同様に予約必須ですが、新宿会場はコロナ対策としてWEB面談も行われているようです。
アドバイザーもやはり20代が多いのが特徴。先輩や友だちのように自分を飾ることなく気軽に相談できるとの声も聞こえてきます。
20代初の“ジョブチェンジ”にマイナビジョブ20’sは欠かせないエージェントではないかと思いますが、やはり、良い側面には常にデメリットはつきもの。次はちょっと辛口のお話をします。
マイナビジョブ20’sの短所

若い人だからこそ…
初めての転職と言う人が多いからでしょうか。転職に対するイメージの違いから、悪い評判を見かけるのも事実です。またこれはあってはならないことですが、求職者が求める業界とは違う転職先を斡旋するキャリアアドバイザーがいるようです。
20代は転職市場でも一番人気ですから、多くの企業が欲しがります。また事実確認は出来ていませんが、口コミの評価の中にはキャリアアドバイザーと企業側の担当者の癒着を感じるような斡旋もあったようです。
悪い面を見ても仕方がありませんが、転職するのはあなた自身です。異なる業界を斡旋されて納得できなければ、きっぱりと断る勇気も必要です。
第二新卒に特化しているイメージ
20代の就職活動、転職活動も様々です。中には今まで一度も正社員になったことがなく、正社員採用を目指す人、現在働いている業界とは全く異なる業界への転職を希望する人。そういう人たちに向けたアナウンスを見かけないのもマイナビジョブ20’sの特徴です。
つまり、キャリアップ、スキルアップなどはマイナビグループの別エージェントが受け持っているということで、マイナビジョブ20’sは20代転職サポートのエキスパートということを自負しているわけです。
以上の点から30代以上の求職者は利用を避け、リクルートやdodaあたりのエージェントを利用してください。
マイナビジョブ20’sの口コミや評判を分析
企業ファースト?求職者ファースト?
これは私も他の転職エージェントで実際に経験したことがありますが、転職エージェントの担当者の中には、求職者の意に沿わない企業を斡旋する人がいるのも事実です、私の場合は40代の転職活動でしたが、似たような経験をしました。
「オッサンなんだから、そんなに職なんてないよ。」とハッキリ言ったわけではないですが、態度があからさまにそうでした。「私が勧めるこの会社なら話を通します。」と、求職者の意に沿わない企業への転職を斡旋されました。もちろんはっきり断りましたが…。
若い人は経験もないので、色々な理屈を言われて意に沿わない企業へ転職を斡旋させられることもあります。その時は転職活動を開始した時の気持ちに戻って、ハッキリと断りましょう。焦って就職するくらいなら、しばらくアルバイトで生活をつなぐ方が正解ですから。
カウンセリングが高評価
カウンセリングのやり方、聞き方は全ての転職エージェントが違うと考えて下さい。このカウンセリングこそ、転職エージェントそれぞれの個性が出るものだと私は考えています。
20代と言う社会経験の浅い若者たちの目線に立った内容でのカウンセリングは好評でした。
まとめ
ここまでの内容を整理してお伝えすると20代の転職を考えるなら「マイナビジョブ20’sに登録してカウンセリングだけでも受けておくべき」と断言できます。お金がかかるわけではありませんし、実績の高さを自分の目で確認しておくだけでも十分です。
少し余談になりますが、私には社会人経験3年目の娘がいます。来年3月で丸3年になるため、その時期をきっかけに転職を考えています。転職エージェントについて相談を受けましたが、20代に特化した転職エージェントにはすべて登録させました。
娘自信は転職に真剣ですから、登録はサクサクしていました。親から見れば無料とはいえ登録の手間も大変でしょうけど、真剣に考えている人にとっては苦ではないようです。20代の転職を考えている方の参考になればと思い、紹介させてもらいました。
編集長から見た20代の転職に特化した、おすすめの転職エージェント
マイナビジョブ20’s
JAIC(ジェイック)
ハタラクティブ
第二新卒エージェントneo
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。