口コミや評判もありますが…編集長から見た第二新卒エージェントneoの活用法

転職のプロ集団でもある転職エージェント各社を解説するサイトが沢山あります。それぞれ良い面悪い面をとらえて掲載していますが、こちらのページでは編集長のMr.お~!の取材能力プラス経験を加え、転職エージェント会社の活用法として紹介させていただきます。
今回は20代限定の転職エージェント、第二新卒エージェントneoの活用法について解説いたします。
第二新卒エージェントneoの欲しがる人材の本質
編集長の私から見た第二新卒エージェントneoという会社が提供する転職サービスの総称は「ターゲットを絞り込んだ転職エージェント」です。ターゲットが分かりやすい反面、対象にならない人も多数出てきます。ですから先のその点をお伝えしておきます。
- 20代限定の転職エージェント
- 地方求人はないに等しい
- 女性向けの転職に特化していない
一見ネガティブな書き出しにも見えますので、向いている人も記します。
- 東京・大阪・愛知(名古屋)の大都市圏で働きたい人
- 学歴がコンプレックスになっている20代
- ブラック企業で散々な目に合い疲れている人
まずこの点がお勧めのポイントです。詳しい解説はこの後の記事をご覧ください。
また第二新卒エージェントneoの考えている第二新卒の定義も、ここでご紹介しておきます。そもそも「第二新卒」に明確な定義は存在していません。学校卒業後に始めて転職する人を第二新卒と私は思ったのですが、第二新卒エージェントneoの定義は違います。
- 新卒以外の20代
これが第二新卒エージェントneoの定める「第二新卒」の定義です。そうなってくると対象者は幅広くなり、20代であればほぼ対象になるでしょう。学校中退、正社員経験なしでも、20代であれば遠慮なく登録できる転職エージェントです。
第二新卒エージェントneo長所
ブラック企業を排除した求人の質の高さ

先にお伝えしておきますが、求人数は少ないです。求人数の長をメリットにする転職エージェントも多数ありますが、その手の転職エージェントの評判には必ずと言って良いほど「求人の質」を問題視されるケースがほとんどです。
第二新卒エージェントneoの場合はブラック企業を排除していますから、求人の質は高く、その反面求人数は限られてきます。何かと問題視されるブラック企業ですが、そもそもブラック企業の定義とは何なのでしょうか。これも明確な定義は定まっていません。
第二新卒エージェントneoの示すブラック企業の定義は以下の通り。
- 離職率が高い企業
- 法的義務(社会保険の加入など)を果たさない企業
ですからこの定義に該当する会社は、第二新卒エージェントneoは求職者に勧めません。
とことん話を聞く姿勢
第二新卒(20代の転職)には、色々な悩みがつきものです。若さは武器と言いますが、反面経験のなさから来る知識不足は否めません。会社の辞め方、履歴書の書き方、面接の仕方、入社後の姿勢などのアドバイス面では高評価を得ています。
何よりも不安をもって訪れる求職者の話を聞く姿勢は、ハイクラス求人に特化するヘッドハンターの対応とは比較にならないものだと思います。そもそも転職エージェントは転職先ではありません。カウンセリングでは遠慮なく不安に思うことは相談しましょう。
学歴を気にする必要がない
これは私も共感できる点ですが、学歴は就職活動に大きく影響してきます。私の場合は大学中退ですから、当時は履歴書にそのことを書くと書類選考で落とされてしまいました。
20年以上も前の話で参考にならないかもしれませんが、学歴コンプレックスというのは多くの人が抱える悩みです。一流大学を出る人は人口のほんの一部なわけですから。
今は時代も変わり、若者不足が各企業の問題点にあがっています。若いというのは強みなわけです。こうした本人のコンプレックスを解消し、やりがいのある会社へと橋渡しをしてくれる、20代の転職の強い味方が第二新卒エージェントneoだと思って下さい。
第二新卒エージェントneoの短所
長所が短所に?求人数が少ない
冒頭にも申し上げましたが、求人件数の多さを強みにしていません。私はかつて10年間で400人以上の離職者を出した中小企業にいたことがあります。こうした企業と知らずに転職して傷ついた若者を沢山見てきました。
求人は数よりも質です。ブラック企業の定義は先ほども申し上げましたが、最低限の雇用ルール、そして離職者が少ない会社を集めている点を、私は高く評価しています。
拠点が少なく地方求人がない
そもそも第二新卒エージェントneoの拠点が東京と大阪、そして名古屋です。この3拠点を基準に求人情報が集まっていますから、当然ですが地方求人は皆無に等しいです。また地方企業にはブラック企業(第二新卒エージェントneoが定める定義)が多いのも事実です。
これも考え方次第ですが、20代という若さは身軽であり動きも自由です。大都市圏で自分の可能性を試すつもりで、地方からカウンセリングを受けに来る若者もいます。
ターゲットがはっきりし過ぎている
ターゲットが分かりやすい転職エージェントですから、ターゲットから外れた人が登録すれば、ニーズに応えてもらえないのは仕方がないことです。こうした酷評の口コミも数多く散見しましたが、登録先を間違えているだけだと思って問題ないでしょう。
カウンセリングに行くにも交通費がかかり、時間も奪われます。またカウンセリングの為に準備もしなくてはいけません。そうした時間や費用を考えると、登録前の段階で自分に向いている転職エージェントなのかどうかを、見定めておくことは大切です。
第二新卒エージェントneoの口コミや評判を分析

高評価:学歴コンプレックスだった人
私の知り合いに、舞台俳優を目指していた若者がいます。25歳くらいまででしょうか。貧しい暮らしをしながらも、その夢を必死に追いかけていました。そんな彼にも結婚を考える女性が現れ、そろそろ現実を見たいと言って相談を受けたことがあります。
私はネット検索しながら第二新卒エージェントneoへの登録を勧めました。彼の回答は「第二新卒って、大卒の人の転職ですよね?」でした。確かに私もそう思ったのですが、その時は面倒だったので「やらない理由を探すよりもまず行動!」と促しました。
その彼は飲食店に就職し、今は結婚して店長として立派に働いています。
一つの体験談を紹介した方が分かりやすいと思いましたので、その話をしました。こうした「自分の思い込み」で卑屈になる若者は多いと思います。このような口コミが多いのも第二新卒エージェントneoの特徴です。
的外れ:ブラック企業の紹介が多い?
ブラック企業の定義が分からないと、どうしてもこうしたネガティブな口コミも多くなってしまいます。そもそも公務員になるのではありませんし、民間企業に就職すれば、休日出勤や残業は避けられない条件になります。
ブラック企業の定義を分からずに書かれる口コミは、参考にするべきではありません。私の経験から言えることは、離職率の高い企業に転職することが最大の悲劇ということです。
積極的過ぎる?夜中にメールが来る?
私は20代ではありませんから登録出来ませんし、本当にメールが夜中に来るのかも分かりません。私が使った転職エージェント並びに求人サイトは、夕方から夜にかけてのメールばかりでした。この口コミが事実なのか定かではありませんが、事実なら非常識です。
でもよく考えてみましょう。今の時代はGmailでも配信時間を設定できます。そしてこれからそうした機能は一般化していきます。一生懸命な担当者が夜遅くまで仕事をしていてメールを送ったとしても、これからの時代は会社側が時間指定配信に切り替えるはずです。
まとめ
第二新卒エージェントneoの特徴を整理しましょう。
- 20代限定の転職エージェント
- 東京・大阪・名古屋を中心とした活動
- ブラック企業を排除した求人
この3点に該当するなら使うべき。該当しないのであれば、自分に合った転職エージェントを探してみる。そうすることがあなたの転職の可能性を引き上げます。第二新卒エージェントneoのターゲット層の方は、ぜひ登録してみて下さい。
編集長から見た20代の転職に特化した、おすすめの転職エージェント
第二新卒エージェントneo
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マイナビエージェント
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。