口コミや評判もありますが…編集長から見たワークポートの活用法

転職のプロ集団でもある転職エージェント各社を解説するサイトが沢山あります。それぞれ良い面悪い面をとらえて掲載していますが、こちらのページでは編集長のMr.お~!の取材能力プラス経験を加え、転職エージェント会社の活用法として紹介させていただきます。
今回は転職コンシェルジュにより転職サポートで定評のあるワークポートの活用法について解説いたします。
ワークポートの欲しがる人材の本質
転職エージェントの担当者、シンプルに言えば「担当者」なのですが、エージェント各社によって呼び方が違います。その辺から整理してみましょう。
転職エージェント | 呼び方 |
ビスリーチなど | ヘッドハンター |
ハタラクティブなど | 転職アドバイザー |
パソナキャリアなど | キャリアアドバイザー |
もっと調べれば様々な表現を転職エージェント各社は、担当者の役割として名付けているのでしょうけれどもこの辺にしておきます。ワークポートでは担当者のことを「キャリアコンシェルジュ」と呼んでいます。そもそもコンシェルジュとはどんな意味なのでしょうか。
簡単に申し上げるとホテルにいる総合的なアドバイスができる人を指します。宿泊先の観光やサービス、飲食店情報など「この人に聞けば旅先での楽しみを発見できる!」と言った知識を備えた人です。
ワークポートの担当者は転職コンシェルジュやキャリアコンシェルジュと呼んでいますが、転職に関することは「この人に聞けば大丈夫」と思えるような担当者づくりを会社として心がけているようです。
そんなワークポートが欲しがる求職者はどんな人なのでしょうか。年齢的なことを言えば20代~30代前半、いわゆる転職市場一番人気世代です。幅広い業種への転職をサポートしているようですが、強みとして言えるのはIT産業、ゲーム業界と言われています。
もう少し詳しく解説する中で、ワークポートを活用して転職活動をするべきかどうかを見極めて下さい。
ワークポート長所

IT業界に強みを持っているようですが…
そもそもIT業界やゲーム産業に強みを出した転職エージェントでしたが、最近は違います。サイト上で公開している業界を見ても業界の幅広さを感じます。営業職や事務職、飲食業界に年収UPの転職を成功させた事例もあります。
ワークポートに限らずIT産業は人材不足ですから、他の転職エージェントを使うことでも転職先を探すこと自体は可能なはずです。そんな中でワークポートが強みを発揮する理由は、やはり転職コンシェルジェによる手厚いサポート体制にあると考えて良いでしょう。
転職エージェントへの不満を解消する努力
実はどんな転職エージェントを使って転職活動をしてみても、担当者次第で結果は大きく変わってきます。それを言ったらおしまいと思われるかもしれませんが、この事実はどんな転職エージェントを使っても、目を背けずに対策は用意しておくべきです。
こうした転職エージェントに対する究極のニーズを解消するために「転職コンシェルジェ」と言う名称を担当者に与え、会社としてサービスを提供していると考えられます。
全国的な対応プラス海外対応
転職エージェントの物足りなさの意見の中に「地方求人の数」が挙げられます。ここでワークポートの拠点を整理してみましょう。
エリア | 拠点 |
---|---|
東京 | 本社 |
秋葉原 | |
立川 | |
首都圏 | 横浜 |
埼玉 | |
千葉 | |
中部 | 名古屋 |
東北 | 仙台 |
関西 | 大阪 |
京都 | |
神戸 | |
中国 四国 |
岡山 |
広島 | |
九州 | 福岡 |
海外 | 韓国 |
ベトナム |
こうして一覧で見ると、国内も広域でのサポートが出来ていますし、海外に拠点がある分、海外への転職に対しても活路が見いだせる可能性もあります。転職エージェントを選ぶうえで重要な要素の中には、活動拠点の規模もありますので参考になると思います。
ワークポートの短所

担当者次第の対応の悪さ?
転職コンシェルジェと言う表現が、求職者に対して過剰な期待を与えてしまうのかもしれません。担当者の差による評価がかなり目立ちます。ワークポートに限らず、担当者次第で転職先を左右されるのは避けられない事実です。
ワークポートの良いところは、担当者に不満を感じた場合は素直に問合せ先に連絡できる点です。あなたの生活を大きく左右する転職です。失礼で横柄な担当者に従う必要はありません。悪い担当に当たった時は、速やかに問合せセンターに連絡すればいいでしょう。
数多く(一気に10件以上)の求人案件を紹介する
サイトのTOPに「就職決定者数ナンバーワン」と謳っていたので嫌な予感がしたのですが、転職コンシェルジェの提案力にも不安が残ります。数多くの転職先リストを出してくれるのは良いのですが、いきなり10社以上出されても判断なんて出来ません。
担当者はプロなのでしょうが、求職者は転職のプロではありません。40歳を超えて社会経験豊富な私でも10社近くをいきなり勧められたら判断なんて出来ません。こういう対応をされたら「分からない!」とハッキリ言うのがベストだと私は思います。
契約社員の紹介案件も多い?
数多くの求人案件の中には正社員案件ばかりではないようです。契約社員の案件も多く含まれます。特にIT業界は契約社員を欲しがる企業が多いですから、IT関連企業の転職に強みを持つワークポートの求人案件に契約社員の案件が多くなるのは、容易に想像できます。
自分が何を望んで転職を考えているのか。このスタンスを崩さずに活動することが大切です。これはワークポートに限った話ではありません。
ワークポートの口コミや評判を分析
対応力では担当者の差が激しそう
とにかく担当者の悪い口コミが目立ちます。横柄、ちゃらい、失礼な対応。もちろんコンシェルジュの名にふさわしい対応をする人もいます。こればかりは選べないことですから、自分の意にそぐわない対応をする人に当たった時は、担当を変えてもらうべきです。
コンシェルジュの割には事務的対応?
全ての担当者とは思えませんが「いきなり10社以上の求人案件を紹介された」と言う酷評が目立ちます。この方法がワークポートのマニュアルであれば、私は転職エージェントとしてちょっと疑問が残ります。
特に20代~30代前半の求職者は社会人経験が浅いです。担当者のペースに引き込まれ、冷静な交渉が出来る人の方が少ないはずです。40過ぎた人なら「ちょっとあなた、もう少し絞って提案できないの?」くらいは言えるのでしょうが…。
下手な鉄砲、数打てば当たる
就職決定人数ナンバーワンの裏付けが「数多くの求人数の紹介」だとしたら、やはり疑問が残ります。結果的に良いところに転職出来れば良いですが、若く転職経験の浅い人に数打てば当たる的な提案をするのは、求職者ファーストとは思えません。
これも担当者次第だと思いますが、口コミや評価を分析すると不安が残りました。
まとめ
どの転職エージェントにもカラーがあります。またそれは企業としてのカラーであり、転職者を対応する担当者のカラーがイコールとは言えません。もちろん企業カラーの通りに対応する担当者がいるのも事実です。
ワークポートに登録後にカウンセリングを受けると思いますが、その時は求人の質と同時に担当者(コンシェルジュ)の質もしっかり見て活用を考えるべきでしょう。コンシェルジュのような対応が出来る担当者と出会えれば、あなたの転職は成功するはずですから。
編集長から見た対応がきめ細やかな転職エージェント
type転職エージェント
パソナキャリア
doda(デューダ)
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。