転職が怖くない人なんているの!?転職が怖くても転職に成功出来る秘訣

転職の記事を書いていて思ったのですが、私自身は転職することに対して怖いと思わないから書けるのではないかと思ったことが、今回のコラムを書き始めたきっかけです。
怖い人の心理を考えてこのサイトを構築した方が、見に来て下さる方に役立つのではないかと考えましたので、今回は「転職は怖いもの」ということを前提に、今の私が感じている心境でもある転職が怖くなくなる秘訣を紹介したいと思います。
まず初めに転職する人としない人の比率はどれくらい?
転職を紹介するコラムを書いていますが、世の中には転職しない人も沢山います。
私は今年の5月に高校卒業30周年を記念した同窓会に出ますが、高校卒業後または大学卒業後、一度も転職していない同級生も少なからずいますから。
実際に同窓会に行ってみないと分かりませんが、40人近くいたクラスメイトの中で一度も転職をしていない人は、恐らく一桁台ではないかと思います。
実際に世の中ではどれくらいの比率で定年まで同じ会社に勤め続ける人がいるのでしょうか。
定年まで同じ会社で働き続ける人の男女比率は
男性は32%で女性は6.5%という数字がありました。アンケート調査に寄り導き出された数字ですが、いい線をいっている数字だと思います。
男性であれば100人中70人近い人が転職を経験しています。
女性であれば100人中94人近い人が転職を経験しています。
これだけ高い比率で転職経験者がいるにもかかわらず、その多くは「転職は怖い」と考えているから不思議です。転職が怖いならこの比率はもっと「定年まで同じ会社で働き続ける」側に偏って良いと思いませんか。
つまりは「転職は怖い」と思っていても意外にも出来てしまうのが転職なのです。
転職が怖くない人は限りなく少ない現実
私も転職を経験しました。正社員としての転職は4回経験がありますが、一度も怖いと思ったことはありません。この話を周囲にするとまず反感を買いますから、私だけの考えだと留めて生きてきました。
転職が怖いと言う人に話を聞いた時の、その理由に着目してみたいと思います。主な内容は次の通りです。
- 転職先で新しい人間関係が築けるかどうかが不安
- 転職して収入が下がってしまうのでは
- 面接で聞いていた話と入社後の話が違い、力を発揮できないかも
- 通勤時間が長くなり、体力的に持たなくなるのでは
聞けば聞くほど転職が怖いと思う理由が上がってきましたので、この辺でストップします。確かに転職した場合、人間関係はゼロから作り始めなくてはいけません。
稀に取引先へ転職するケースもありますが、顔を知っている人がいたとしても同じ会社の仲間としての人間関係はゼロから構築しなくてはいけない。仕事は一人でするものではありませんので、やはり人間関係の構築はある種面倒に思うかもしれません。
転職さえしなければ、新たに人間関係を構築する必要もなく、自分は年々先輩として社内に居場所を作ることが出来ます。それを壊してまで転職する理由なんてない。これも正解でしょう。でも多くの人は転職するのです。
給与が安い、雇用条件が厳しい、逆説ですが今の会社の人間関係に耐えられない、会社が倒産してしまい新しい勤め先を探す。転職が怖くなる理由は人それぞれ存在します。転職が怖いと思う理由を掘り下げても答えは出ません。ここで考える視点を変えます。
どうすれば転職が怖くなくなるのか
転職が怖くなくなる方法、それはいくつかあります。私が考えられる主なケースを具体的に紹介いたします。
転職する前に転職先を決めておく方法
一番賢い方法です。この方法を選択する人が転職者の比率の中にどの程度いるのか分かりませんが、この方法なら転職は怖くなくなります。強いて挙げれば「どうやって会社を辞めよう」という不安だけは残りますが、解決策はいくらでもあります。
最近の転職エージェント(担当者が転職をサポートするサービスを提供する会社)を使い転職活動をすれば、あなたの転職をサポートしてくれる担当者が賢い会社の辞め方を教えてくれます。この方法を使うことが、転職という恐怖感を払しょくする方法です。

会社が倒産して突然転職しなくてはいけなくなったケース
先月末に倒産した山形の老舗百貨店「大沼山形本店」のニュースを見た人もいると思いますが、自分の意思とは反して転職を強いられるケースが会社の倒産です。これこそ転職が怖いと考えてしまう典型的なケースです。
- 転職先が見つからず失業手当も打ち切られ、生活して行けなくなるのでは。
- 転職先が見つかったとしても、給与は下がってしまうのでは。
こうした不安を一蹴する方法は一つしかありません。「誰よりも一生懸命転職活動をする」と腹を決めること。その決断をかたくなに守り行動し続けるしか方法はありません。履歴書は100枚書いてもいい、誰よりも数多く企業と面接するなど動くしかないのです。
腹を決めてしまえば人間の心理と言うのは意外にも身軽になり、実は転職への近道につながってくるものです。ただ動くだけではダメです。誰よりも動くという意識が大切。言うのは簡単ですが行動は難しい。その理屈を捨て去り、腹を決めれば怖くなくなります。
転職活動を楽しむ為の秘訣
転職活動を楽しむ秘訣は、いくつかあります。今回は3点に絞り紹介したいと思います。
3ヶ月、半年と最初に転職活動の期限を決める
私の経験は常に3ヶ月間しか一生懸命転職活動はしませんでした。転職エージェントを使ったとしても、3か月間は一生懸命使いそれで次の方向性を決めました。転職が怖くなるのは「いつまで転職活動が続くか分からない」という不安が深層心理に隠れているのです。
夢を持って転職活動をする

不安を払しょくする方法は転職に限らず色々な事柄に共通する方法になるので記したいと思います。私の場合はどんな挑戦をする時も一番うまく言ったケースを想像して書き記すようにしています。それが目標になるからです。
例えば転職の場合、自分がしたい仕事(業界)の最大手の企業への転職に成功したイメージを記していきます。そうすると今までの仕事よりもより高いステージで働く自分の姿が浮かび上がってきます。転職する以上、ステップアップしたいですからね。
ステップアップ目的の転職ではなく、人間関係に悩んでの転職であれば、転職先でのステキな人間関係をイメージしてみるのも方法の一つです。
自分の職務経歴を落書きしてみる
自分の人生なんてつまらない。そう思っている人は意外に多いのではありませんか。時には一生懸命、時には淡々と、時には怠けて生きた人だっていると思います。それも人生なのです。自分の人生を肯定も否定も頭の中ではなく紙に書き出してみると良いです。
そうすると自分の良さや悪い面が分かってくるはずです。それらを書き出して自分の職務経歴を具体化していけばいいのです。
作った職務経歴書を転職エージェントの担当者に見せれば添削してくれます。ここまで来ると「転職に成功出来る?」という楽しみが湧いてきます。転職が怖いという心境が、徐々にですが「転職に成功した時の楽しみ」をイメージできるようになってきますから。
まとめ
転職が怖いと思う人が世の中の大半を占める中で、怖いと思ったまま転職活動をすることは負の連鎖を生む要因になります。転職が怖いというイメージを、どうしたら転職に成功出来るかというプラスのイメージに変えていくことも大切です。
私が記した方法は私なりの方法かもしれません。あなたが生きてきた人生の中でネガティブ志向をポジティブに切り替えた経験があればその手法を活かすのも良いと思います。夢を持って楽しく転職活動をして、転職に成功出来るように頑張って下さい。
編集長から見た担当者の手厚いサポートが期待できるおすすめの転職エージェント
マイナビエージェント
リクルートエージェント
JAIC(ジェイック)
パソナキャリア
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
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