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【コロナ状況下の転職事情】コロナ渦による企業の募集動向/収入UP転職が可能な業種とは?

かしこい転職ノウハウ

戦後最大の国難、誰もが経験したことがない危機、見えない敵と戦い続ける新型コロナウイルスによる経済危機を肌で感じている人、あまり感じていない人、立場によって感じ方は様々だと思います。

今回はdodaが2020年4月20日に発表した有効求人倍率を元に、業種別・職種別の転職事情を探ってみたいと思います。

2020年4月20日発表doda転職求人倍率レポート(2020年3月)

このレポートには重要な注意書きが記載されています。2020年3月段階のレポートのため、コロナ渦の影響を受けた企業は日々変化しています。緊急事態宣言による影響はこのレポートには反映されていません。

レポートの数字だけにとらわれるのではなく、4月度の経済状況も含めた編集長の独自目線も交えて解説します。

有効求人倍率が前月比(2020年2月)から伸びた業種

業種有効求人倍率伸び率
全体2.540.02
IT・通信7.040.24
金融2.19↑0.02
メディカル2.28↑0.05
メーカー1.90↑0.03
小売・外食1.320.02

この表をそのままうのみにすると大変です。3月という月は各企業が求人枠を大幅に増やします。これは大学生の新卒者の就活が解禁になる関係からと言われています。赤字で記した小売・外食産業はコロナ渦の影響をまともに受けましたので、事情は違っています。

むしろコロナ渦の影響を良い意味で受けたのがIT・通信業界です。Amazonの通販やウーバーイーツをはじめ、インターネットを活用したビジネスはコロナバブルと呼ばれるほど成長を続けています。この数字以上の求人増が現状では考えられます。

またメディカル(医療)業界は想像もつかないほどの状況で、経験者以外は今のところ必要とされていないのかもしれません。医療崩壊状態の中で猫の手も借りたい反面、求人を集めている暇すらないと言われています。

有効求人倍率が前月比(2020年2月)から下がった業種

業種有効求人倍率伸び率
メディア1.70↓-0.10
商社・流通1.15→0.00
サービス2.75↓-0.02

2月から3月期の段階で下がっている業種が4月以降伸びているとは考えられません。今現在は転職に向かない業種と考えるべきでしょう。

有効求人倍率が前月比(2020年2月)から伸びた職種

職種有効求人倍率伸び率
営業系2.33↑0.04
技術系(IT・通信)9.410.72
技術系(電気・機械)4.07↑0.08
技術系(メディカル)1.62↑0.01
専門職7.640.25

職種別で見るとIT・通信系のエンジニアは慢性的な人材不足は継続しています。経験者にとっては常にキャリアアップできるチャンスが続いていますし、この状況は当面続くと予想されます。

それだけに未経験者にもチャンスはあります。テックキャンプやデジタルハリウッドSTUDIO by LIGなどのエンジニア養成プログラムを備えた転職エージェントを活用することで、未経験者にも大手IT企業への転職チャンスが望めます。

有効求人倍率が前月比(2020年2月)から下がった職種

職種有効求人倍率伸び率
企画・管理系1.99↓-0.03
技術系(化学・食品)1.30↓-0.16
技術系(建築・土木)5.50-0.04
クリエイティブ系1.53↓-0.07
販売・サービス系1.34↓-0.02
事務・アシスタント系0.32↓-0.02

前月比で有効求人倍率が下がったとは言っても技術系(建築・土木)の有効求人倍率はいまだに5倍を超えています。ここは下がったという認識を持つ必要はないでしょう。

厳しい職種は販売・サービス系と事務・アシスタント系です。特に販売・サービス系の数字は4月の緊急事態宣言発令後はもっと下がっているはずです。その他の業種については4月の有効求人倍率を見ないと何とも言えないところです。

転職エージェントや募集企業側の面接動向

転職エージェントはコロナ渦中でも活動しているのか

転職エージェントの多くは、緊急事態宣言発令後も活動しています。イベントは軒並み中止になりましたが「オンライン面接」による転職アドバイス活動を行っているところがほとんどです。

私自身はdodaに登録しましたが、面接を希望しなかったので面接すらしていません。それでもスカウトメールは一週間に2~3通は送られてきます。メールの送り主はキャリアコンサルタント(担当者)です。

今できる環境の中で転職先企業の提案を行っているのが実情のようです。

募集企業はコロナ渦中でも募集活動をしているのか

転職エージェント同様に、募集企業も募集活動はオンライン説明会やオンライン面接を中心に行っています。しかしながら多くの企業はテレワークに変わっているため、人事選考などには例年以上に時間を要しているようです。

それでも慢性的に人材が不足している業界は、転職エージェントにゆだねた募集活動を積極的に行っています。

観光業や飲食業を始めとしたサービス業は、コロカ渦の影響は計り知れないと言われています。その他の業種については減収を発表する業界も多く出ていますので、景気的には良くないと思います。

それでも人材が会社を作ることに変わりはなく、優秀な人材を欲しがる企業は地道にテレワーク説明会を続けて優秀な人材獲得に動いていると聞きます。転職エージェントの担当者は、募集の手を緩めない企業を抑えて求職者に転職先の提案を続けています。

アフターコロナは企業での働き方を変えることが出来るか?

私自身も今回のコロナ渦の影響で、働き方を見直しました。フリーランスの私でも考えが変わるわけですから、多くの企業は考え方を変える筈です。東京都の企業の場合はテレワーク助成金を受けることが出来るため、数多くの企業がテレワークに投資をしています。

現実として私自身は申請しましたが、応募が多数に渡り未だに審査が続いて審査結果が届きません。数多くの企業がテレワークに投資をし、働き方が変わるのは間違いないと言えるでしょう。オリンピックが開催されれば、なおさらテレワークは必要になりますから。

コロナなんて関係ない!変わらない経営者がいるのも事実

これだけ世の中が働き方改革を打ち出しても、未だに知らぬ存ぜぬの企業があるのも事実です。学校が休みになり夫婦共働きの家庭は交代で子供を見ています。そんな中でも「奥さんに家庭は任せろ!」といまだに昭和の価値観を振りかざす経営者がいるのも事実です。

こうした企業を転職活動する中で見抜く方法は、やはり転職エージェントを通しての転職活動が一番です。「コロナ渦中での勤務体系がどうだったのか?」この質問を転職エージェントの担当者にぶつけることで、提案先企業の姿勢が見えてきます。

転職チャンスあり!転職後の収入UPが見込める業種とは

転職活動には常に「売り手市場」と「買い手市場」が存在しています。この違いを示すものが有効求人倍率です。有効求人倍率が5倍を超えている業種・職種は転職後の収入UPが見込める企業がほとんどです。

今回の有効求人倍率の数字から確実視される職種は次の通りです。

  • 技術系(IT・通信)
  • 技術系(建築・土木)
  • 技術系(電気・機械)
  • 専門職
  • 営業系

この職種の人はコロナ渦の影響はあまり気にすることなく、転職のチャンスがあると考えて大丈夫でしょう。ただし収入UPを狙う転職には大きな問題が潜んでいます。

企業側にしても少しでも安く人を雇いたいと考えますから、年収交渉が転職する上で一番労力を使うことになります。そう言う意味で考えれば、一人で転職活動するよりも、担当者のサポートが充実している転職エージェントを通じた転職活動がおすすめです。

まとめ

2020年はオリンピックが開催される予定で好景気が確実視されていましたが、コロナ渦の影響を受けた業界は存続危機に陥っています。またコロナ渦の影響で業績を伸ばす企業があるのも事実で、単純に不景気と言えないのがコロナ渦の現状と言えます。

どの業種・どの職種が現状では転職に優位なのか。情報を持ち転職活動することでコロナ渦中でも転職に成功出来るチャンスは十分にあります。そのカギを握るのが転職エージェントのサポートです。まずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

編集長から見たコロナ渦で力を発揮曽そうな、おすすめの転職エージェント

ビズリーチ

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対象世代
ミドル世代、30代、40代の転職がメイン、20代△
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編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え

  • 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
  • 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
  • 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!

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