ITエンジニアの年収アップは不可能なのか?ITエンジニアの性質から考えた年収UP可能な転職ノウハウを公開

ITエンジニア業界は慢性的な人材不足。低賃金でサービス残業をしいられ会社に交渉できず黙って働く人も少なくありません。その環境から逃げ出すために転職という行動に出るのですが、環境改善や年収UPを期待するどころかさらに悪い環境に陥ることもあります。今回はそうならないための賢い転職ノウハウをご紹介したいと思います。
エンジニアの人間性の本質を分析
職業には色々な職種があると思います。経営者に始まり士業、営業、事務職、販売員などその職種により特徴は大きく異なります。そしてその職種に適した人間性と言うものも存在します。エンジニアと呼ばれる職業の人たちにもある共通した人間性が存在します。
エンジニアさんたちは研究や技術力に長けてはいますが、交渉力という面では経営者や営業職、販売員さんなどの人を相手にする職種の人と比べると劣ってしまうのが実情です。転職するにしても転職先企業との交渉力が問われます。
企業側は優秀な人材を獲得する際に人件費を抑えて採用したいという心理が働きます。ましてや面接官が交渉力抜群な経営者だったりすると、転職しても年収が下がってしまうということも実際に起こりえます。
転職を成功させる上ではこの「交渉力」がとても重要なのです。技術力があっても交渉力に自信がなく、持ち前の技術力を正当に評価してもらえずに転職に失敗するケースを避けるにはどうすれば良いのでしょうか。
業界事情を交えながら転職に成功するためのノウハウをこの後述べたいと思います。
有効求人倍率からみるITエンジニアの転職事情
求人業界には有効求人倍率という一定の状況を数字で示す数値が存在しています。アベノミクスが功を奏したこともあり、大卒の学生さんたちは長年続いた就職氷河期を終え、バブル期以降の売り手市場の中で転職活動をしている人たちもいます。
コロナショックにより業種によっては景気が低迷し内定取消の話も出たりはしましたが、多くの企業が今の段階では若い人材の確保に対しては経費を惜しまないというのが現実のようです。
そうした複雑な環境下の中にあっても、ITエンジニアという職種においては高い有効求人倍率を誇り売り手市場が続いているのをご存知でしょうか。doda発表の有効求人倍率を見る限りでは、ITエンジニアの有効求人倍率は9倍を超えています。
有効求人倍率が9倍という状況を違う角度で説明すると、9つの会社が1人の人材を獲得するために争いを繰り広げているのです。要するに現在ITエンジニアの人が転職活動をすると、その人を欲しがる会社は9社ほどあると思って下さい。まさに売り手市場です。
ITエンジニアの年収UPが不可能ではない証明

有効求人倍率9倍、9つの会社が1人のITエンジニアを獲得するために、雇用条件を引き上げているのが実情なのです。その背景を知らずに企業と直接面接して転職活動をすることは、本来もっと要求できる年収をみすみす逃して転職してしまう可能性があります。
このようなITエンジニア求人事情の中で上手に転職活動をするためには、転職エージェントの存在が不可欠なのです。転職エージェントに登録して転職活動を行うと、あなたの転職をサポートしてくれる担当者がつきます。
この担当者はあなたの履歴書や職務経歴書を添削し、あなたの持つ力を最大限表現するための有効なアドバイスをしてくれます。またエンジニアが苦手な企業との収入面や雇用条件面などの交渉をあなたに代わって行ってくれます。
交渉力のある経営者に言いくるめられることなく、自分の意向をあなたに代わって企業側に伝えてくれるのが転職エージェントの担当者の最大の魅力です。多くの転職エージェントは最大の売り手市場と呼ばれるITエンジニア転職に特化した専門部門を持っています。
ただ単に企業と交渉するだけではなく、業界知識や経験を有した担当者が求職者の魅力をより具体的に伝え、本来持つ技術力に見合う転職条件を引き出してくれます。こうして年収が50万円~100万円UPした転職成功事例を多数残しているのです。
ITエンジニア特化型転職エージェントの特徴
ITエンジニアの転職に求められることは「即戦力」です。慢性的な人材不足の影響で猫の手を借りたいのが実情でも、それなりの技術力を備えて転職後にすぐに戦力として働いてくれる人材が必要とされています。
交渉力は別としても技術力という面では現役のITエンジニアの人たちは素人にはない技術力は十分備えているものです。その技術力は入社直後から100%発揮されなくても、1ヶ月ほど働けば転職先の業務には十分馴染めるだけのスキルを有しているはずです。
学校を出て就職したけれども、いつも雑用的なことしかやらされていない。いいとこ取りはいつも上司、自分は何の実績も残っていない。そう言う人もいるでしょう。それでも未経験者に比べれば十分業務の流れも見て経験していますから、自信をもって良いのです。
自分の価値を低く見過ぎていませんか?本当はもっと大きなステージで大きな仕事が出来るチャンスを逃しているのかもしれません。自分の市場価値を確かめるという意味でも、転職エージェントに登録してカウンセリングを受ける価値はあります。
経験者優遇、言葉にするのは簡単ですがその中身はとても広いものです。今現在ITエンジニアとして働いている人なら、転職することで年収UPに成功出来るチャンスは十分あります。ぜひ転職エージェントに相談してみて下さい。

ITエンジニアになりたいけど、未経験ではダメでしょうか?
コロナショックにより失業している人も沢山います。観光業や飲食業に携わる人の中には、転職して業種ごと変えたいと思っている人もいるのではないでしょうか。コロナの影響を良い意味で受けたのはAmazonやウーバーイーツを見ていれば分かると思います。
対面せずにコミュニケーションがとれるIT技術はコロナ需要で大きく成長しています。むしろ技術者不足ですから、IT関係の仕事に転身してみたいと思う人もいると思います。
このように未経験者でもITエンジニアとしての支援を考えて転職サポートしている転職エージェントもあります。大きく二種類に分かれますが紹介します。
まずは技術を身につけ、身についた技術を武器に転職する方法
半年間ほど学校に通う、またはオンライン授業を受けて技術を身に着けてから、その学校がもつ転職サポート機能を活かしてITエンジニアとして転職している人も数多く出ています。受講には50万円ほどかかりますが、転職に成功すれば十分元は取れます。
これらの転職エージェントは最初に受講料を支払い、技術を身に着けてから転職サポートをする活動をしています。興味本位で転職して挫折するようなことなく、技術を身に着けてから転職したい方にはお勧めの転職エージェントです。
未経験者歓迎のITエンジニア求人を多数保有する転職エージェント
全くのITエンジニア未経験でも求人を出す企業を紹介してくれる転職エージェントもあります。
ただし求人企業に偏りがあります。関東首都圏、比較的都市部の求人が多く、20代の若い人材でなければ転職できる可能性は極めて低いというのが現状です。
フリーランスに転身して年収UPに成功するITエンジニア
コロナショックにより働き方も大きく変わってきています。満員電車に乗り通勤するリスクを避け、フリーランスとして独立する人も増えています。やはり独立には不安はつきものですが、そうした不安をサポートするフリーランス向けの転職エージェントもあります。
フリーランスと企業の間に入り、案件交渉をしてくれます。在宅勤務案件が少ないと言われていますが、サラリーマンとして働くよりも年収UPに成功した事例が多数ありますので、フリーランスとしての独立を考えるITエンジニアのスタートにはおすすめです。
まとめ
ITエンジニアとして働く人たちは、コロナショックにより経済的打撃を受けた人たちよりは仕事は安定していると思います。だからと言って働き方に不満があり、それを我慢しているのも違うと思います。
自分で転職活動すれば失敗する可能性が高いかもしれませんが、現役のITエンジニアの人たちは転職エージェントを使うことで自分の技術力を正しく評価され、それに見合う報酬を得るチャンスが今現在来ているのです。
自分の技術力を信じて、自分の技術力に見合う会社に転職すれば収入UPの転職に成功出来る筈です。どの転職エージェントも登録とカウンセリングまでは無料でお金はかかりませんから、ぜひ自分の市場価値を確かめてみてはいかがでしょうか。
編集長から見たIT業界の転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア
DODA エンジニア IT
テックキャンプ(旧テックエキスパート)
TechClips(テッククリップス)エージェント
マイナビエージェント(IT)
マイナビクリエイター
リクらくエンジニア
フォスターフリーランス
ビズリーチ IT
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。