転職に興味をお持ちの方へ☆MR.お〜!がお届けする転職サポートメディア☆☆

看護師を続けたい人は要チェック。職場の福利厚生は大丈夫?

かしこい転職ノウハウ

新型コロナウイルスが広まる中で、看護師の転職市場が過熱しています。転職理由は様々ですが、元々離職率が高く転職が活発な業界が更なる転職過熱を起こしています。その激化する看護師の転職市場の中で、かしこく転職に成功出来るノウハウを紹介します。

転職に失敗する人は看護師に限らず共通していることがあります。それは行き当たりばったりで転職活動をしている人です。働く場所探しは毎月決まった給与をもらう場所探しだけではありません。それだけに転職には手順が存在します。

このコラムでは、看護師を続けるうえでとても重要な要素の一つ「福利厚生」について触れながら、かしこく転職に成功出来るノウハウを紹介させて頂きます。

看護師の福利厚生にはどんなものがあるの?

今現在、看護師として働いている人に伺います。自分の職場の福利厚生にはどんなものがあるのか?即答できますか。恐らく即答できる人の方が少ないでしょう。福利厚生と一言で言っても、その中身は多岐にわたります。

福利厚生には法定福利厚生(法律で義務づけられている福利厚生)と法定外福利厚生(会社や法人が独自に設ける福利厚生)がありますが、看護師の職場の福利厚生にはどんなものがあるのかをご紹介したいと思います。

法定福利厚生

法定福利厚生解説
健康保険従業員やその家族が病気や怪我をした場合に、医療費や治療費を国に負担してもらう保険制度です。
厚生年金保険国民年金保険と合わせ、会社員が加入できる保険制度です。
雇用保険または失業保険とも言います。自分都合や会社都合で失業や退職をした際、転職先が見つからない時などに手当が給付される制度です。
介護保険介護認定を受けた65歳以上の人が対象になります。介護サービスを受ける為の費用の一部を負担してもらえる保険制度です。
労災保険就業中もしくは通勤中、その他には帰宅中や移動中に負傷した際、保険料の給付を受けられる制度です。
児童手当拠出金こども子育て拠出年金とも言います。
児童がいる家庭に給付される拠出金です。子育て支援事業の資金にも活用される年金制度です。

これらの福利厚生は法律で定められています。極めて稀ですが一般企業の中には健康保険や厚生年金をかけずに働かせている会社もあります。医療関係ではないとは思いますが、自分が受けている福利厚生を給与明細などで確認してみて下さい。

法定外福利厚生

法定外福利厚生解説
交通費電車やバスなどの公共交通機関の定期代、車通勤の場合はガソリン代、駐車場や駐輪場代の負担など。
住宅手当住宅ローンの一部負担や家賃補助、借り上げ社宅、社員寮など。
健康診断の実施定例の健康診断や人間ドックの補助。その他にはオフィス専門の整体師の出張マッサージ。またシャワー室や仮眠室、浴室の設置。近年ではフィットネスクラブやスポーツジムの会費負担。
慶弔災害冠婚葬祭などお見舞金や祝い金の支給
育児や介護短時間勤務制や社内託児所、保育所などの設置有無
特別休暇制度誕生日や結婚記念日などアニバーサリー休暇やリフレッシュ休暇。
自己啓発資格取得支援やセミナー、通信教育の受講料負担。
文化・体育・レクリエーション社員旅行や交流会、食事会の開催 / 社内のクラブ活動に対する補助 / 保養所やホテル・旅館、レストランなどの割引補助
共済会ライフサポートサービスや社会貢献事業などの相互扶助事業。

さてこの法廷外福利厚生が、最近は何かと話題です。特にIT関連の大手企業は福利厚生面にとても力を入れています。若い人材を確保するためにそうしていると聞いていますが、医療関係の職場においては経営者側の判断で随分と差があるようです。

法定外福利厚生は法的な強制力がないために、経営者の判断にゆだねられる場合がほとんどです。利益が出ている職場、経営者がスタッフ思いのケースなど経営状況や経営者の人柄、労働組合の力関係などにより、法定外福利厚生は変わってきます。

一見当たり前のように受けていた福利厚生が法定外の福利厚生であったり、今の職場では全く話題にも上らない福利厚生があったりしませんでしたか?実はこの福利厚生の中身が、看護師さんの離職率の高さ改善に繋がってくるという声を聞いたことがあります。

福利厚生の充実した職場ほど離職率が低いと言われていますし、また常に新しい人材が加わってくるものです。今の職場と比較してみて下さい。

看護師さんが転職する際、転職先の福利厚生を事前に知る方法

福利厚生については、ハローワークや求人情報媒体を見ても多くが法定福利厚生しか書かれていないケースがほとんどです。法定外福利厚生に力を入れている職場は強調してくるのですが、多くの職場が強調するような法定外福利厚生を実施していないのでしょう。

また人材を募集する人事担当者が法定外福利厚生を分かっていなく、掲載されていないケースもあります。いずれにしても転職活動を行うにあたり、求職者側から面接を受ける職場に法定外福利厚生のことを聞くのはハードルが高いと感じる人が多いと思います。

転職前に面接先の福利厚生の内容を知る方法

転職エージェントを使った転職活動を行うことで、面接する前に面接先の福利厚生について詳しく知ることができます。また福利厚生が充実している職場をピックアップしてくれるのも転職エージェントを使った転職活動の強みの一つです。

転職エージェントは求職者に転職候補先を紹介する際に、求職者の転職ニーズをリサーチした上で転職候補先をリストアップしてきます。転職ニーズリサーチの際に、そのニーズに適応する福利厚生を有しているかも含めてリストアップして来ます。

転職エージェントは求人を出す医療関係施設を事前にリサーチして、求人票には現れて来ない良い面や悪い面を調べています。転職活動の際に求職者が知り得にくい情報を数多く握っているのも転職エージェントの強みです。

転職を検討している看護師の方々にしても、できるだけ転職回数は少なくしたいものでしょう。また若い看護師さんであれば人生設計に合わせ対応可能な職場で働きたいと考えている人も多いはずです。

今の職場の福利厚生はいかがでしょうか。より充実した福利厚生を提供する職場で働きたいと考える人ほど看護師の転職に特化した転職エージェントに登録して、カウンセリングを受けてみる価値があると思います。

体験談:大手に憧れ大学病院に転職、でも結局出戻ることに…。

この話は私の妻が若い頃にお世話になった先輩の話です。

名前:栗橋 玲子
年齢:30代
転職歴:看護学校併設病院→大手大学病院→最初に就職した職場に出戻り

栗橋さんは高校卒業後に看護学校に入学、病院併設型の看護学校で働きながら看護師の資格取得のために学んでいました。初めの2年間で准看護士の資格を取得し看護学校の併設される病院に就職、お礼奉公です。引き続き勉強を重ね正看護師の試験も突破、お礼奉公の契約年数を務め念願の大手大学病院へ転職しました。

ところが転職から約10年、最初の職場に戻ってきたのです。結婚後に双子を出産、お子さんが幼い時に離婚してしまいました。大学病院には託児所が併設されていないために勤務継続が困難となり、託児所が併設される元の職場に出戻る形となったのが理由です。

栗橋さんが就職した大学病院は、独身でバリバリ働く若いキャリア看護師が必要な職場、シングルマザーで急に休むこともあり、勤務時間が制限される栗橋さんは不向きな職場になりました。栗橋さんは、お子さんの面倒を見てくれる人が近くにいないのです。

そのために悩んだ末、24時間託児施設のある元の職場に復帰することになりました。看護師さんに限らず女性が働き続けるためには、福利厚生の中身も重要になってきます。24時間病棟で働く看護師さんほど、連休の取得も困難で休みの融通は利かないと聞きます。

給与が高い職場は憧れますが、長く勤務する必要性を考える時ほど職場の福利厚生は重要になってくるという実例です。

まとめ

医療機関で働く人たちは一般企業、特に中小零細企業よりも福利厚生は充実しているものです。ただし福利厚生にも法廷内と法定外の二種類が存在し、自分のライフプランに際して合う合わないという点も、職場選びには重視されてきます。

転職を考えるときは、転職希望先の福利厚生には十分気を配って確認するようにして下さい。失敗しないためにも情報を握り、アドバイスもしてくれる転職エージェントを使った転職活動をおすすめします。

編集長から見た看護師の転職におすすめの転職エージェント

看護Roo!

看護Roo!
対象世代
全世代対応
特徴
常勤非常勤関係なく看護師の転職を全国展開でサポート
長所
看護師の転職を支えて30年。全国対応可能な歴史ある転職エージェント
短所
担当者の中には期待外れの人も時々いる
看護師の方の転職をサポートして30年以上の老舗転職エージェントです。障害の職業として看護師を続ける上で必要なアイテムの一つです。今現在転職を考えていない人でも、サイトが用意しているツール(コミュニティサイト)は使ってみても良いと思います。 無料登録はこちら

マイナビ看護師

マイナビ看護師
対象世代
30代まで
特徴
転職大手マイナビが運営する看護師に特化した全国対応の転職エージェント
長所
転職エージェント大手の起業ノウハウと担当者のレベルの高さ
短所
30代前半までのノウハウが高く、年齢が高くなるほど対応は期待薄
人材紹介の最大手マイナビの運営する看護師特化型転職エージェント部門です。30代前半以下の世代の看護師さんであれば「まずは登録しておくべき」転職エージェントです。特にマイナビは20代の転職実績では断トツの実力がありますから、対象世代にはおすすめです。 無料登録はこちら

看護のお仕事

看護のお仕事
対象世代
全世代対応
特徴
全国対応で正社員・パート・派遣と幅広い実績
長所
紹介先の内部事情に精通した担当者が多い
短所
担当者のレベルに差がある
看護のお仕事は広い世代に広いエリアに求人案件を紹介できる転職エージェントです。働き方も正社員に限らずパートや派遣まで、細かく対応しています。多くの担当者は紹介先の職場を良く調べ内部事情に精通しているといわれていますが、温度差もあるようです。 無料登録はこちら

ナースパワー人材センター

ナースパワー人材センター
対象世代
全世代対応
特徴
派遣・パートなどの非常勤や応援求人などの雇用に強み
長所
採用されやすい転職エージェント
短所
担当者の対応には期待薄
採用されやすい転職エージェントと噂されるナースパワーですが、それは「猫の手でも借りたい」と言われる現場の求人を多く扱っていることや、紹介先からもらう手数料が安いという点の2点と言われています。急ぎの求人をお探しの方にはおすすめです。ちなみに求職者の紹介数で勝負している会社ですから、担当者の手厚いフォローは期待薄です。 無料登録はこちら

ナースではたらこ

ナースではたらこ
対象世代
30代までの正社員・パート
特徴
逆指名制度と呼ばれる求職者から転職先を指名できるサービス
長所
キャリアアドバイザーのレベルが高いと好評
短所
逆指名制度の良さは担当者次第で変わる
満足度ナンバーワンが売りの転職エージェントですが、年齢的面で言えば30代までの話。40代を超えてくると満足度は下がるようです。レベルの高い担当者が逆指名制度を使い、求職者が望む求人先にアプローチして転職をマッチングさせるサービスに強みがあります。 無料登録はこちら

ナース人材バンク

ナース人材バンク
対象世代
全世代対応
特徴
web上で病院(紹介先)見学ができる
長所
運営会社は医療分野に幅広く貢献する株式会社エス・エム・エス
短所
担当者の質(夜勤看護師さんに日中ガンガン電話をかけてくるなど)
現在働いている看護師さんにとって転職は考えていても、行動に移すのは大変なもの。その点を分かって担当者が動いてくれると良いのですが、そうでない担当者もいました。良い担当者に当たれば現在忙しい看護師さんにとって、使いやすい転職エージェントです。 無料登録はこちら

医療ワーカー

対象世代
20代、30代、40代OK
    
対象エリア
全国
対象者属性
フリーターOK、未経験OK、無資格NG、女性OK
特徴
看護師の求人に特化した転職エージェント
長所
全国レベルの求人対応・職種も働き方も幅広く対応
短所
都市部の求人が多い

担当者が求職者に合わせて提案してくれるのが医療ワーカーの特徴の一つ。忙しい看護師さんに変わり数多くある求人の中から転職先としてベストと思われる転職先を探してくれることは心強いです。

無料登録はこちら

編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え

  • 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
  • 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
  • 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!

ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。

おすすめ関連記事