手取り50万稼げる仕事ってどんな仕事があるのか?手取り50万の生活水準とは

お金はないよりあったほうがいい、というのは当然のことですが、一体、月給はいくらあれば満足できるかということが最初の課題となってきます。
仮に家族構成や将来のことなどを諸々、考えあわせて手取りで40~50万円は貰いたいという結論に達したら、次に考えるのは仕事のことではないかと思います。
妻子のある転職希望者なら尚更、この課題に現実的、かつ真剣に向き合うかと思います。
そこで「手取り50万円」にターゲットを絞り、その希望額が手にできる職業と生活水準について考察してみたいと思います。
今さら、医師やパイロットにはなれません
とある調査会社のデータによると手取りで50万円(年収換算約800万円)もらえている人の割合は全国の労働者人口のわずか10%前後だそうです。
意外にも少なく、非常に狭き門であることを否応なく突き付けられた結果です。この10%の中に入り込むのは、至難の業という印象を持たざるを得ません。
この10%の中の人たちの職業は医師やパイロット、商社の役員などそうそうたる顔ぶれ。悲しいかな、なりたくとも簡単になれる職業ではないとうのがポイントです。
特に医師、パイロットなどは、幼い時の動機がしっかりとあって夢を実現させたという職業なので転職先として考えるには無理があります。
商社の役員であれば、ハイクラス転職を扱う転職エージェントに希望を託すという選択肢もあるとは思いますが、20代にはキャリア不足の感が否めません。でも、完全にあきらめるのは早合点というもの。
無資格、ノンキャリアでも手取り50万円が目指せる仕事を見ていってみましょう!!
アイデアで起業家をめざす!
起業といえばIT分野が突出しているように感じられますが、近年では様々な職種でベンチャー企業が誕生しています。
ユニークなところでは有機野菜の宅配をメインにした八百屋さん。二十代半ばの農大出身の青年が代表を務めていて、コロナ禍で販路が激減した農家を助けるためにはじめた「野菜レスキュー」というサービスが脚光を浴びました。
有名人の顧客も多く、取引先の農家からの信頼も厚いなど代表の人間性も会社成長のキーポイントになっています。起業からわずか3年足らずで東京と埼玉に三店舗をかまえ、若手の社員も数名雇っています。
起業の発端は「農家さんが心込めて作った野菜を大切に届けたい」という素直な気持ちからで、そこから独自の物流などを考え出し農家と顧客双方にメリットを与える販売法を実現させたといいます。
こうした素朴なアイデアは起業には大事。ニッチなところで成功の女神は微笑んでいるかもしれません。

実力勝負!歩合制営業
経験に関係なく稼ぐことのできるのが歩合制営業です。求人情報の営業募集でよく目にする「固定給+歩合」「完全歩合制」ですが、保証があるのが前者で保証のないオールオアナッシングが後者ということになります。
営業といっても売る物は多種多様で歩合の場合は売ったその物の何パーセントが歩合として加算されるということになります。つまり、売る物の金額が大きければ大きいほど歩合が高くなると考えて間違いないでしょう。
なので、不動産業の歩合制営業は稼げるという理屈になるわけです。たとえば歩合が1%だとして5千万円のマンションの売買契約を成立させると50万円が加算されるという計算になります。
文字にするといとも簡単に稼げるように感じてしまいますが、相手は一生ものの買い物をするわけですから、そうたやすく売れるものではありません。
地道な営業努力も必要でしょうし、売れないときの焦燥感とも戦わねばなりません。かなりのプレッシャーに耐えられる精神の持ち主であればチャレンジしてもらいたいと思います。
どの業界自分が向いているかなどの適性などを調べておくのは必須事項なので、ぜひ、転職エージェントなどの利用を考えてみてください。

手取り50万円は高収入?
一人暮らしで月収50万円もあれば、ハイソサエティな人として認められることもあるでしょう。しかし、人によってお金の価値は違いますから、一概にハイソとしてはくくれません。
私の知人で配送系の個人事業主がいて、手取りで50万円に近い額を月々稼ぎ出しています。その人物は独身(結婚願望なし。でもモテる!)で都内に一戸建てを所有していますが、私生活は至って地味。ブランドものなどには一切興味なく、冬場のスノボに少しお金かけているくらいです。堅実派なので貯金はしているだろうし、高齢者の域に入るご両親の面倒もみているようです。
私の知る限りで現在、月収50万円近く稼いでいるのは、この知人だけで他の人の生活水準はリアルで知ることはできません。
しかし、たとえば子どもが二人いて夫側の稼ぎが50万円だけだったら、東京ではかなりの節約を心がけなくてはならないことかと思います。
高い家賃や養育費、ちょっとしたお出かけでも交通費がかさみます。休日に家族4人でTDLに行こうものなら3~4万円は軽くぶっ飛ぶはずです。
こうなったら奥さんにパートに出てもらうしかありませんよね。金額の理想というものは、現実化するとその金額にさまざまな使い道が現れてその人の普通?になっていくようです。
まとめ
・手取り50万円もらっている人は全国の労働者人口の約10%。
・起業の道を選ぶならニッチなニーズにも目を向けてみよう。
・不動産業の営業は稼げる。「固定給+歩合」「完全歩合制」のいずれかを自分の目標に合わせて選択。
・理想の給料を手にしたとしてもそれが自分の普通になる。
編集長から見た年収アップにおすすめの転職エージェント
doda(デューダ)
ビズリーチ
JACリクルートメント
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
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