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ニートを客観的に分析!ニートにお勧め職業を考える

かしこい転職ノウハウ

”ニート”という言葉が日本に定着してすでに20年近くになります。この言葉はイギリスで発祥しました。

「Not in Education, Employment or Training」の頭文字をとったもので、その定義としては「15から34歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない人たち」とされています。しかし、現代の日本ではその定義が揺らぎつつあります。

ニートの高齢化により「8050問題」へ発展するなど、この問題がさらに深刻化してきています。そこで若者世代のニートと仕事について考えてみたいと思います。

ニートと発達障害

現在、国内にはニートや引きこもりといわれる人たちが70万近くいるといわれています。近年ではこうした人たちの高齢化が問題となり、支える親側が80代、支えられる子ども側が50代という現状を「8050問題」というキーワードで捉え、語られはじめています。

識者の中にはすでに9060問題へと移行しつつあると指摘する意見も出始めています。

ニート・引きこもりになる原因はさまざまで、学校や職場内でのいじめや対人関係などの問題で登校拒否、退職を機に“社会的引きこもり”になってしまうというケースが多いようです。

近年、こうした人たちを医学的観点から考えるようになり、発達障害との因果関係が明らかになってきています。

ニート・引きこもりの人たちは幼児期・小児期の発達期に学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などに気づかずに成長してきたことに関連性があると考えられています。

そのために人との言葉でのコミュケーションがうまくいかなかったり、感情をコントロールできなかったりするなどのことから“生きづらさ”を感じてしまい、うまく社会と付き合っていけなくなってしまったといいます。

日本でニートと発達障害の関係性に対する医学的アプローチが本格的にはじまったのは、15,6年ほど前あたりではないでしょうか。

今から約30年前、海外で発達障害のことを知り、それをテーマに記事や書籍を出してきた、女性ジャーナリストは90年代初頭に取材した医師から「肉をよく食べる国の風土病みたいなものだよ」といわれたほど、日本での発達障害の研究は進んでいなかったと振り返っています。

しかし、現在はジャーナリストからの問題提起や医学的アプローチなどもあいまって、30年前とは格段にニート・引きこもりの人たちの生活や就労を支援する団体、事業所が増えてきています。

その現状と元ニート・引きこもりの人たちがどういった職場で働いているかなどもふくめて次の項で紹介したいと思います。

ニート・引きこもりを支援する政府事業と民間事業所

厚生労働省が推進する事業、「地域若者サポートステーション」をご存じでしょうか?

若者世代のニート・引きこもりの人たちの社会参加と職業的自立に向けた支援を行っています。

当事者やその家族からの相談を受け、専門家のアドバイスや就労支援、関係機関への紹介などによりニート・引きこもりの若者たちを社会に必要とされる人材へと変えていっています。

サポステは全国に177か所設置されており、利用者の就職等率は約60%という実績を誇っています。職業訓練校などとも連携しており、そこで技術を身につけ自信を持って社会へ飛び込んでいける取り組みなどを特徴としています。

民間でもニート・引きこもりの就労支援を行う事業所も増えてきています。特にIT人材の育成に力を入れている事業所が多いようで、中には知的発達、自閉などの発達障害を持った人たちが特出した能力を示す、「サヴァン症候群」に着目した人材育成プログラムを導入している事業所もありました。

ニート・引きこもりを経て、社会参加している人たちの職業は概ね、対人スキルを多く必要としない仕事に就いている傾向が見られました。

工場勤務、コンピュータープログラミングなどの技術さえ習得してしまえば、自分のペースで仕事をこなせるといった環境の職場が合っているのかもしれません。

「過集中」を自覚した、ある編集者の話

発達障害のひとつに「過集中」という障害があります。ひとつのことに集中すると、全くほかのことが意識に入らず、極端な例になると仕事や学校どころか、寝食も忘れて、ひたすらそのことに没頭してしまう障害といわれています。

ゲーム依存、ギャンブル症候群も過集中のカテゴリーにふくまれていると聞いたことがあります。私の知り合いに子どものころから、この過集中の傾向にあった編集者がいます。

それを自覚したのは数年前だったそうで、昔からアイデアに没頭していると、人に話しかけられても何も聞こえず、無視されていると勘違いされることが多かったといいます。自分の過集中のせいで傷つけ、離れていった人たちに詫びたい気持ちだ、とその編集者は話したことがあります。

常にダラダラとしているライターの私から見れば、この分野の仕事でものすごく集中できるということは、とても羨ましいことで、まさに業界の申し子と言いたくなります。

実際、その編集者は書籍などで非常に高い実績を残しており、ずばぬけた企画力も有しています。もし、過集中が原因でニート・引きこもりになっている人がいたならば、

こうした分野も考えてみてはいかがでしょうか。ただ、対人スキルは必須なのでその辺りの兼ね合いを熟慮してみてください。

まとめ

・ニート・引きこもりの原因には発達障害が隠れているかもしれません。専門の機関に相談してみましょう。

・全国に177か所ある「地域若者サポートステーション」はニート・引きこもりの当事者やその家族の相談内容から職業訓練校や就労支援を行ってくれます。

・元ニート・引きこもりの人たちは技術さえ習得してしまえば、自分のペースで仕事をすすめられる、工場やコンピュータープログラミングの職場で活躍している傾向があります。

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