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社内恋愛の行方次第では、退職しなければならないのか。

退職ジ・アンサー

転職したいと思うあなた、転職と同時に付きまとうのが退職という行為です。会社に限らずアルバイト先を辞めることもあります。新卒の人や現在無職の人以外であれば、転職先の決定と退職はセットになって訪れます。

このコラムでは退職についてまつわる情報を、編集長のMr.お~!の見解を交えながら紹介させて頂きます。

今回のテーマは「社内恋愛と退職」です。社内恋愛を想像すると同時に「別れた時はどうなるの?」そんな心配をする人もいるのではないでしょうか。そんな心配に対し、実例を交えながら社内恋愛と退職について考えてみたいと思います。

社内恋愛で別れることに…。退職を選んだ実例(男女別)

実例を交えて紹介する方が、分かりやすいと思います。まずは男性の例からです。

社内恋愛の末に分かれることに。退職を選んだ男性の例

知人A君は商社勤務中に、事務職のBさんと恋に落ちます。お互い20代、先に入社していたのはA君、BさんはA君が入社3年目を過ぎたころに中途採用で入社しました。Bさんの歓迎会の席でも周りから「二人とも独身なんだから、仲よくなりなよ(笑)」なんて話も。

商社の少人数営業所勤務ですから、若い独身の男女を見れば世話焼きのおじ様たちはそんな話をすることはごく普通の出来事です。もちろん入社したてのBさんは恋愛よりも仕事を覚えることで必死、二人が付き合い始めたのはBさんの入社から半年後でした。

仕事にも慣れてきたBさん、その日は営業所勤務ではなくお互いに本社出勤の日。会議が終わり帰宅する方向も一緒だったことから、帰り際に食事を一緒にすることになりました。普段は自分たちよりも年上の上司先輩に囲まれて働いていますから、話も弾みました。

細かい経緯は不明ですが、その後二人は付き合うようになります。もちろん職場には内緒で付き合っていましたが、直属の上司は交際を察していたそうでした。そして一年の年月が流れお互いが結婚を意識する頃になり、生活に対する価値観の違いが分かってきます。

A君はBさんとの結婚を熱望していましたが、結果的にA君はBさんにプロポーズしても了承を得られず、関係も気まずくなり自然消滅に向かい始めます。そして賞与が出た次の日にA君は辞表を提出、Bさんは会社に残りましたがA君は転職してしまいました。

ここまでは経緯ですが、なぜA君が会社を辞めてBさんが会社に残ったのでしょうか。改めてA君に当時の話を聞いてみました。A君はBさんにプロポーズしましたが保留され、その後は気まずくなってしまいました。

Bさんは「仕事とプライベートを完ぺきに分けられる。」と自称するほどの人でしたが、A君はその器用さはなかったそうです。狭い営業所でプロポーズが実らなかった相手と仕事を続けることが苦しくなっていました。

そんな時にA君は、営業先からヘッドハンティングを受けます。

結局A君はそのヘッドハンティングを受け、転職することになりました。辞めた時にBさんから「何も会社まで辞めなくても…。」と引き留められたそうですが、ヘッドハンティングを受けての転職と話たことで、Bさんも納得したとか。

もしもヘッドハンティングの話が来ていなければ、どうなっていたのかという話でした。

社内恋愛の末に別れることに。退職を選んだ女性の例

続いて女性編ですが、この話は実話でもあり世間的にもよくある話です。大企業に勤務するCさん。学校卒業後、新卒入社から事務職として勤続3年を迎えた時の話です。その時期に地方から転勤で本社勤務になったD先輩と、社内恋愛をすることになります。

付き合い始めた理由は教えて頂けませんでしたが、別れた理由ははっきりしていました。実はこのD先輩、他の女性社員と二股交際をしていたそうです。事実を認めたD先輩は謝ったそうですが、許すことが出来なかったCさんは辛い日々が続きます。

社内でD先輩を見かけるたびに気分が悪くなり、体調も壊して会社を休むようになりました。いっそのこと環境を変えて再出発と決めて転職エージェントに登録、活動1ヶ月で転職先も見つかり、環境を変える選択を選んだという結果です。

社内恋愛で別れることに…。退職せずに働き続けた実例(男女別)

社内恋愛の末に会社を辞める人の話の他に、辞めずに残り続けた人の話も聞いています。どんな例だったのか、実話をもとに参考にして下さい。

社内恋愛の末に別れることに。退職を選ばなかった男性の例

工場勤務のE君は、事務職のF先輩に恋心を抱いていました。先輩と言っても入社が先だっただけで年齢は一緒、恋をしても不思議ではありません。入社当初から面倒見がよく優しさもにじみ出ていたF先輩と交際が出来ればと憧れを抱いて会社に出社していました。

そんなE君にチャンスが訪れます。会社の忘年会の席でF先輩が隣に座ったのです。F先輩は同じ年ということで話がしたかったようで、仕事の時の先輩の雰囲気はなく、同じ年の女性の雰囲気で接してくれました。それから二人は恋に落ちます。

E君にとっては幸せな毎日が続きましたが、交際から半年後にF先輩から「元カレと復縁する。」と言われてしまいます。E君は入社後の頑張りが認められ管理職になることが決まり、F先輩にプロポーズするつもりでいただけに、大きなショックを受けました。

社内恋愛とはいえ工場工員のE君と事務職のF先輩は、仕事上で顔を合わせる機会はあまりありません。それでも遠くから見かけるF先輩を見ては落ち込む日々が続きました。F先輩は淡々と仕事をこなし、元カレと復縁して幸せな様子に見え、ますます落ち込みました。

そして会社を辞めることを考え上司に相談すると「ここは会社だ。恋に破れて逃げるように辞めるのではなくて、この会社で出世して自分を選ばなかったFを後悔させるくらいの男になれ!」と昭和の根性論丸出しの激励を受けたそうです。

この激励に目が覚めたE君は、退職を選ばず予定通り管理職へとステップアップ。F先輩は寿退社しましたが「会社を辞めないで出世してくれて嬉しかった。」とF先輩に言われ、複雑ながらも選んだ道に対して成功と言う感覚を得たそうです。

社内恋愛の末に別れることに。退職を選ばなかった女性の例

今度は社内恋愛が破局した後に退職と言う選択をしなかったGさんと、その交際相手H君のお話です。ちなみにH君は退職を選んだことを先に伝えます。

これもよくある話ですが、交際中だったGさんがH君と別れを決めた理由は相手側の浮気です。しかもH君の浮気相手は既婚者のIさん。営業職のH君とIさんは出張先で不倫関係に陥り、そのことが発覚して双方会社を辞めてしまいました。

GさんはH君との交際関係を社内の人には隠していましたが、H君が他の男性社員に話していたことで、上司から色々聞かれたそうです。聞かれることにもセクハラ性を感じ、自分も辞めようと考えました。

ところが上司がH君との関係を聞き、別れた事実を知っていた上で話をしに来た理由は、Gさんに「会社に残って欲しい!」という想いを伝えるためでした。

会社に必要とされているなら、何も悪いことはしていないし辞める必要はない。という退職を選ばなかったGさんの話です。

社内恋愛を決断する時の重要なポイント

男女が出会う以上、そこに恋が生まれることはよくあります。私もかつて会社の役員をしていた時、社内恋愛をするカップルを数多く見てきました。別れると同時に会社を辞める人、辞めない人、恋愛の数だけケースが存在します。

辞める、辞めない、そういう話をする以前に、本質的に大切な考え方を伝えておきたいと思います。

社内恋愛を決めた時に、同時に決めておくこと

恋愛する以上、必ず結婚と言う運びになる保証はありません。「別れた時はどうしよう。」そう考えることは当然だと思います。また考えずに「この人と結婚するからいい!」と思っている人がいれば、別れた時にどうなるかを今から想像してみて下さい。

恋愛は人生の決断の一つです。決断する時に大切なことは「良かった時」と「ダメだった時」の両面を想定して決断することです。良し悪しの両面を予測して決断していれば、交際中の行動も変わってきます。何も決めずに、勢いで決めてしまうことだけは避けましょう。

転職先が常にあるとは限りません。感情的になり、会社を辞めて生活が行き詰っては本末転倒です。社会人として、成人した大人として、社内社外を問わず恋愛を考える時は、良し悪しの両面を想定して決断することが大切です。

そもそも採用する会社からすれば、社内恋愛の結末で退職されることほど残念なことはありません。必要な人材として採用し、一緒に働いているわけです。社内恋愛後、別れたから会社を辞める。それでは採用を決めてくれた人に対しても失礼に当たります。

会社は仕事をしに行く場所。生活の糧となる給与をいただく場所。その見返りとして会社の利益に貢献すること。その気持ちさえしっかり持ち出社を続けていれば、社内恋愛の進め方も変わってくるはずです。

もちろん、自分のステップアップのために新しい環境に身を置こうと決めたA君のようなケースは別です。

まとめ

社内恋愛と退職をテーマに実例をもとに解説しましたが、答えはありません。職場は出会いの場である前に、仕事をしに行く場所です。そのことを肝に銘じて社内恋愛を決断する、大人としての行動を一人一人が心がけることが、大切ではないでしょうか。

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