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勤め先を辞めるとどんな問題が発生するのか

退職ジ・アンサー

転職したいと思うあなた、転職と同時に付きまとうのが退職という行為です。会社に限らずアルバイト先を辞めることもあります。新卒の人や現在無職の人以外であれば、転職先の決定と退職はセットになって訪れます。

このコラムでは退職についてまつわる情報を、編集長のMr.お~!の見解を交えながら紹介させて頂きます。

今回のテーマは「勤め先を辞めた場合に想定される問題」です。

勤め先に辞める意思を伝えるタイミング

先に申し上げておきましょう。賢い会社の辞め方は「辞める前に次の就職先を決めておくこと」です。これをしないで会社を辞めると、色々と面倒になってきます。ただでさえ仕事がないだけでも不安なのに、知識なく退職すると数多くの不安が襲ってくるものです。

会社に辞める意思を伝えるのはいつ?

一般論では「退職希望日の一か月前」になりますが、これもあまりうのみに出来ません。私が関わった会社の中には、就業規則で「退職は希望日の三カ月前に意思表示」という所もありました。ブラック系企業にはこうした就業規則を示す会社は多いです。

ブラック企業を見ていると「もう会社に行きたくありません!」と電話で言ったきり会社に来なくなる人もいますが、真似はしない方がいいです。どんな会社であっても給与をいただいている立場ですから、いきなり会社を辞めてしまうのは避けましょう。

まず会社を辞めようと思ったのなら次のことに注意してください。

  • 辞めた先輩たちの事例を参考にしない
  • 会社の定める就業規則に記された退職方法を確認する
  • 自分の中で1~3ヶ月の猶予は持って会社を辞める

退職届を書くのはそれからです。昔は常にポケットの退職届を入れて働いていたおじさんも見ましたが、こういう真似はやめましょう。

辞めるまでに行っておくこと

就業規則に従って退職段階に入ったら、何をすべきでしょうか。整理してお伝えします。

業務的面で言えば

  1. 上司の指示を仰いで、退職するまでに行うことを整理する
  2. 会社の備品、私物を分けておく
  3. 引き継ぎ事項があれば上司の指示に従い用意する

大まかですがこんな感じです。仕事とは不思議なもので「その人がいないと回らない」というケースはあまりありません。元々会社に存在する業務を行っていたわけですから、何とかなってしまうものなので深く考えない方が無難です。

経理などの事務的な面で言えば

  1. 住民税の支払いを確認しておく
  2. 社会保険に入っていれば、任意継続の手続きなどを相談する
  3. 源泉徴収などの受け取り時期を確認する

などがあります。上記はそれぞれ解説が必要なので記したいと思います。

1.住民税の支払いを確認しておく

給与から住民税が差し引かれているかを確認してください。引かれていない場合は何もすることはありません。引かれていた場合は残りの支払いをどうするべきか相談しておきましょう。教えてくれない時は住んでいる役所の住民税の部署に聞きましょう。

2.社会保険に入っていれば、任意継続の手続きなどを相談する

これは転職するタイミングなどにより複雑です。転職エージェントを使っているならその担当者に確認してから行動するべきです。

3.源泉徴収などの受け取り時期を確認する

退職したらすぐに発行する会社もあれば、年末に郵送する会社もあります。何もしない会社もあり、その場合は辞めた後に自分で電話して送ってもらう必要があります。

特に郵送のケースは転職に伴い引っ越しする場合などもありますから、転職エージェントの担当者と相談してから進めて下さい。

転職先で働き始めるタイミング

私から言えることは、出来るだけ退職と転職先で働く期間は空けないことがベストです。世の中にはずるいことを考える人や、悪知恵を言う人がいますからご注意ください。

社会に出るということは様々なことが発生します。「税金」「健康保険」「失業保険」その他もろもろありますから。

これらのことは全て転職事情により異なります。このコラムを読む人の多くは転職エージェントの利用を考えている人だと思います。転職に伴う問題も数多く経験している人たちですから、自分で集めた情報だけ判断せずに、あなたに合ったベストな形を相談して下さい。

知っておくべき失業保険

多くの会社の場合、失業保険が給与から差し引かれています。失業保険は失業により給与が止まってしまい生活が困らないようにするための措置です。再就職手当という「就職先が決まった人に給付される手当」の存在はご存知でしょうか。

給付資格について解釈を間違えると、のちに問題になります。転職エージェントの担当者や手続きを行うハローワークに確認して問題がなければ給付されるお金です。これをしないで給付を受けずにいる人も多くいます。転職に伴い調べてみるといいでしょう。

転職で損をした失敗談

なるべく転職エージェントの担当者に相談する形にまとめた理由は、私の失敗談にあります。根拠のない自己知識で判断し、損をしたケースをご紹介します。

失敗例1:社会保険の任意継続を忘れた

20代後半でヘッドハンティングによる転職で成功した時の話です。私は転職知識は皆無に等しかったものですから、会社が何も言わないと「これでいいだろう」と思ってしまう方でした。

社会保険の任意継続手続きを忘れ、あとから国民健康保険の請求が来ました。予定外の出費に困ったことがあります。任意保険を継続した方が保険料は安いです。

失敗例2:源泉徴収票

源泉徴収票の受け渡しの確認を怠り、確定申告の時に困ったことがあります。あまり良い会社の辞め方をしていなかった時の話だけに、電話したくない会社に「源泉徴収票を送って頂けませんか」と電話した時は、胃が痛い思いをしました。

失敗例3:退職の意思を伝える時期を誤った

これは私ではなく、私が見た経験です。先ほど少し触れましたが「もう会社に行きたくありません!」と言ったきり来なくなってしまった人のケースです。会社に個人の備品は残したまま。急にシフトに穴が空き、残ったスタッフはバタバタするばかり。

辞めた人はそれでいいかもしれませんが、残された人は大変迷惑です。お世話になった会社です。会社は一人では動きません。一緒に働いた人たちに迷惑をかける行為は絶対にやめましょう。

まとめ

今回は比較的「会社を辞めるという行為に対する問題点」を挙げさせてもらいました。会社を辞めるということは簡単な話ではありません。いかに上手に会社を辞めて転職先で成功できるのかは、辞める前から闘いが始まっています。

仕事は一人で行うものではありません。周囲の関わる人たちも含め、礼儀、時間、約束事など考えることは沢山出てきます。そう言う意味でも転職エージェントを使い、担当者と相談しながら退職手続きを進めると、安心して次のステップに移れます。

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