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退職体験談:飲食業界のケース

退職ジ・アンサー

転職したいと思うあなた、転職と同時に付きまとうのが退職という行為です。会社に限らずアルバイト先を辞めることもあります。新卒の人や現在無職の人以外であれば、転職先の決定と退職はセットになって訪れます。

このコラムでは退職についてまつわる情報を、編集長のMr.お~!の見解を交えながら紹介させて頂きます。

今回のテーマは「飲食業界で働いた時のケース」です。体験談という事例から、同業への転職や異業種への転職について解説してみたいと思います。

飲食業界退職その1「バーテンダー編」

リーマンショックで日本経済が低迷している真っただ中の2009年の年末、私はスナックのバーテンダー兼お客様送迎のドライバーとして働きました。初めての飲食業界での経験は、今の人生に大きく役立っています。

当時、私は会社役員を辞め独立を模索していた最中でしたが、競業避止義務違反になる可能性が判明し独立を断念。特にやりたいこともなくなってしまい、まずは長年の役員生活で失ってしまった謙虚さを養おうと、バーテンダーの世界に飛び込みました。

先にお話ししておきますが、飲食業界で働くケースは次の二点だと思います。

  • 飲食業界が好きな人
  • 若いうちに接客業を学んでおきたい(夢が別にある人)

この2ケースが存在するということも、バーテンダーの世界で働いて知ったことです。

入店当初の私は包丁もまともに扱えない男でした。運転には多少の自信がありましたので(営業経験が長かったため)送迎ドライバーとしては即戦力でした。飲食の世界の厳しさは、ここで初めて知ることになります。

バーテンダーというのはお通しの仕込みに始まり、お酒を作って出す、お客様と歌う、リクエストがあれば一人で歌う(これが一番キツイ)など、器用さが求められます。私はこの仕事を半年間させて頂きました。

辞める旨をお店に伝えた時は、かなり引き止められました。「代わりがいないので代わりが現れるまで待って欲しい。」という内容です。小さな飲食店ですから就業規則などというものはなく、代わりが見つかるまでなんて先が見えない話でした。

この件は相当もめました。私自身はうつ病が治癒して2年未満の時期でしたから、またうつ病になりそうな感覚まで覚え、心療内科を受診したほどです。診断こそされませんでしたが、心療内科を受診してきた話をしたことで退職することが出来ました。

飲食業界退職その2「マネージャー編」

今度は誰もが知る巨大スポーツ施設の中にある飲食店でのマネージャーを請け負った時の話です。この仕事は当初の約束とは違い結果的に「お店に入る」という状況に追い込まれ手の経験でしたが、とても学ぶことが多いものでした。

あるスポーツ施設内で飲食店を営むオーナーさんから「施設から契約を打ち切りにされそうなのでつないでほしい」という依頼を受け、契約交渉に挑みました。最終的に「お~!さんが店舗に立ってくれるのならOK」ということになり、マネージャーとして入りました。

そこはお酒やジュースなどの飲料の他、ラーメンやたこ焼きなどのフード類をスポーツ観戦に来たお客様に販売しているお店です。店舗スタッフは専属スタッフと派遣会社からのアルバイトで構成されていました。

ここでは専属雇用の人たちの退職について触れたいと思います。やはり周囲が遊んでいる環境内で自分たちだけ働いている感覚に陥るものですから、離職率はとても高く、辞め方も「連絡もなしに来なくなるケース」がほとんどでした。

こうしてシフトは穴が空きっぱなしで、マネージャー職は休みが取れません。飲食業界には私がした経験と同じ思いをしている人が沢山いると思いました。幸いスポーツ施設ですから、シーズン終了と同時に休みに入ります。私はこのタイミングでこの職を離れました。

体験談の解説

サービス業は「多くの人が休んでいる時に働く」職場が多いですが、料理が好き、接客業が好き、将来飲食店をやりたいなど夢を持つ人は夢の為の勉強になりますから頑張れますし、現場で学ぶことはとても多いです。

ただ双方の共通する問題点は「人手不足によって辞めたくても辞めさせてもらえない」ということ。このケースに陥ると、はっきり申し上げて最悪です。

会社側は募集広告費を削減したいですし、そもそもこうした職場には就業規則などというものはあってないようなものです。退職に難航する事例は沢山あるでしょう。

学んだこと&退職時に注意すべき点

飲食業で学ぶことも多数ありますが、ここでは「退職」について学んだことに触れたいと思います。

ケース1:「代わりが見つかるまで」と職場で慰留された時

働いているお店と何かしらの書面によるサインをしていなければ、あとは話し合いです。一般的には退職の意思表示から一ヶ月が退職日の目安です。

これはニュースや人からの話で聞いたケースですが、若い人の知識の薄さを逆手に取り、損害賠償請求などをしてくる会社もあります。飲食店やコンビニエンスストアなどの小規模経営者の中には、こうした悪質な対応をすることもありますのでご注意ください。

退職トラブルに巻き込まれた際は、お近くの労働基準監督署に相談に行くと良いでしょう。お近くと言いましても住んでいる家の近くではなく、勤め先の近くの労働基準監督署になりますのでご注意ください。

また退職相談に乗ってくれる、親身な転職エージェントもあります。転職エージェントを使って新しい仕事先を探すことで、事前にトラブルを回避できるケースもありますから活用してみると良いでしょう。

まとめ

私の飲食店での体験談は「そこに夢を感じていない」ことから、ネガティブな印象を受けたかもしれません。でも一緒に働いた仲間たちの中には、飲食業に夢を持って働いている人も数多くいました。

そしてそういう若者たちが「代わりが現れるまで」と中々職場を辞めることが出来ず、独立時期を逃した人も見てきました。

あなたの人生はあなたのものです。一人で行動すると不安もありますから、転職エージェントを活用しながら退職手続きと新たな仕事探しをすると安心です。今現在退職できずに悩んでいる人は、転職エージェントに登録してカウンセリングを受けてみて下さい。

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