doda転職フェア開催/転職検討中の人は参加すべき!?

最新の転職事情をお伝えするコラム「転職ニュース・ザ・ヒューマンライフ」このコーナーでは世間で報じられている転職に関連するニュースを元に、編集長独自の見解を加えながら転職に役立つ情報をお伝えするコーナーです。
今回は2月13日から3日間開催されるdoda転職フェアに基づいてお伝えします。
情報元サイト:doda転職フェア開催
ニューストピックス(doda転職フェアとは)
転職シーズンが徐々に盛り上がりを見せています。先日「2~3月は求人件数が増加する」とお伝えしましたが、各企業、新卒だけではなく中途採用枠での人材獲得に躍起になり始めています。
今回注目したのは人材紹介サービスでは最大手の企業の一つ、dodaが主催する転職イベントです。dodaの人材紹介サービスとしての歴史は古く「転職情報誌doda」はバブル絶頂期に発行された転職情報誌です。テレビCMに力を入れブランド力を上げ、当時は「転職する=dodaする」とまで言われるほど、ブームを巻き起こしました。
その後は求人情報誌として業界をけん引し、近年では2017年にベネッセグループと共同して大卒者向けの転職サービスDODAキャンパスをリリースして話題を呼びました。
今回ご紹介するのは「転職フェア」ですから、中途採用者が主人公です。概要について触れてみたいと思います。
開催日
2月13日(木)14:00~21:00
2月14日(金)14:00~21:00
2月15日(土)11:00~18:00
場所:東京ドームシティー内 プリズムホール(JR水道橋駅徒歩2分)
首都圏勤務の方であれば、平日でも仕事終了後に参加もできると思います。平日が大変な人や関東近郊の方は土曜日に参加もできます。
開催の特徴についても触れてみたいと思います。
- 大手優良企業380社以上が参加
- 書類選考なく企業との面談が可能
この2点がイベントの一番のポイントです。参加企業について、少し触れてみます。
ソニー | 三井情報ダイキンエアテクノ | 京成自動車工業 |
富士通 | 成城石井中部国際空港 | ALSOK |
日本マイクロソフト | マネックス証券 | 楽天銀行 |
三菱UFJ銀行(システム) | 矢崎総業 | セコム |
東京都富士フイルム | KDDI | アニコム損害保険 |
カルディコーヒーファーム | まとめてオフィス | オリックス銀行 |
LITALICO | JX金属 | 東芝エレベータ |
厚生労働省 | スズキ | 小糸製作所 |
他多数
さすがdodaと言いたいところですが、私が注目したのは「厚生労働省」が含まれているという点です。
昨年末に発表になった「就職氷河期世代への支援」が関係していると考えられます。国家公務員枠にも中途採用枠が開かれている点は注目です。

こうした企業と面談後、転職アドバイザーと一対一で相談が可能ですから転職意欲も具体的に高まってくると思います。エントリー手続きも簡単ですから、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。
転職エージェント主催イベントの参加のメリット・デメリット
転職エージェント主催イベントのメリット
dodaに限らず、転職エージェントが主催するイベントは多数ありますが、特に注目すべきはリクルートエージェントやマイナビエージェントなどの人材紹介サービス大手が主催するイベントには大手企業が多数参加する点です。
書類選考ではねられるという不安があるために、大手企業への転職を遠慮しがちな人もいると思います。事実私もその気持ちにはとても共感します。そんな不安を持つ人ほど、こうしたイベントへの参加は強くお勧めします。
大手人材紹介サービス主催のイベントの大きなメリットは「大手優良企業と書類選考なしで面談が出来る」という点です。書類上では伝わらないあなたの魅力を存分に発揮できる場でもありますから。
農民の子から天下を取った人として知られる豊臣秀吉も、織田信長との直接面談で人間性を買われて引き上げてもらった史実を知る人も多いと思います。当時は家柄で出世が決まってしまう時代でしたが、学歴やキャリア主導の現代と似ている面はあります。
大手企業と書類選考なく面談することで、あなたのキャリアを大きく伸ばせるチャンスが訪れるかもしれません。

転職エージェント主催イベントのデメリット
最大のデメリットは、都心でしか開催されないという点です。地方拠点にもイベントがないわけではありませんが、やはり東京ドームシティクラスの一等地でのイベントには、普段接することがない大手企業が多数参加するのも事実です。
そしてその採用枠も首都圏都心部に集中しがちというのもデメリットの一つですが、人生の下克上を狙うという面では、遠くに住む人も参加して自分の価値を確認してみるのも良いと思います。
doda転職フェア前年の動向を分析
どんな人が参加し、どんな企業が参加し、そしてどんな感想が得られたのか。参加を検討中の方にとっては、気になるポイントだと思います。前年のデータから解説してみますのでご覧ください。
- 男女比率 男性69%:女性31%
- 参加年齢 U29歳42%:30歳~39歳35%:40歳~49歳:17%:他:6%
- 転職回数 0回47% 1回19% 2回13% それ以上20%
こうして見ると、dodaならではの特徴も見えてきます。ミドル世代(30歳~49歳)の比率が52%と半数以上を占めています。
特に就職氷河期世代のミドル世代は、管理職不足に悩む企業は欲しいと感じる所です。ぜひ、この機会に参加してみてはいかがでしょうか。
体験談:転職イベント不参加で転職活動を進めると…。
こうしたイベントに参加せずに、業界事情も知らず情報もなく、年齢的にもハードルが高い私は転職に向かう前の心構えで失敗していたのかもしれません。
そもそも「40代のオッサンなんて誰も相手にしない」と思い込んでいましたし、数年前まではその風潮はとても強くありましたから。
2020年は各企業の中途採用枠が広がり、ベンチャー企業もミドル世代の求人に力を入れているのも事実です。確かに書類選考を通過する確率は20代に比べれば低いでしょう。それでも以前よりは確率が高まっているのも事実です。
まとめ
私は会場の近くに住んでいますので、参加してみようと思います。参加後、またレポートを書きます。今回の転職フェアの特徴を見ると、やはりミドル世代にチャンスが拡大しているという雰囲気は否めません。もちろん最終ハードルは険しいでしょうけれども。
就職氷河期世代にとっては、社会に出て初めてのチャンスが来ているのが2020年ではないかと思います。ミドル世代にチャンスがあるdoda主催の転職イベントに参加して、自分の市場価値を確かめに行ってみてはいかがでしょうか。
イベントやセミナーに力を入れている転職エージェントはこちら
doda(デューダ)
マイナビエージェント
リクルートエージェント
JAIC(ジェイック)
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。