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doda2020年1月集計 転職求人倍率レポートから見る転職動向 転職に成功しやすい業界は?

転職時事ニュース

最新の転職事情をお伝えするコラム「転職ニュース・ザ・ヒューマンライフ」このコーナーでは世間で報じられている転職に関連するニュースを元に、編集長独自の見解を加えながら転職に役立つ情報をお伝えするコーナーです。

今回は「doda2020年1月集計 転職求人倍率レポート」のニュースに基づいてお伝えします。

情報元サイト:転職マーケットの”今”を知る! 2020年2月17日発表

転職求人倍率レポート(2020年1月)

ニューストピックス

この数字はコロナウィルス騒動が本格化する前の2020年1月の数字です。2月以降コロナウィルス騒動で市場は大きく変わっていると思いますが、1月の数字から見える転職市場を解説してみたいと思います。

全体的に大きな変化はなく、若干の縮小傾向です。有効求人倍率は2.60倍、前月比で-0.54と若干ですが有効求人倍率は下がっています。春以降の就職活動解禁時期前の低迷と見ています。

ダントツの買い手市場はIT・通信系業界です。前月から-1.49ポイント下がったと言っても全体で7.35倍と言う数字を出しています。次に有効求人倍率が高い業界がサービス業で2.94倍です。IT・通信系業界の人手不足は深刻です。

そもそも5Gと呼ばれる次世代高速通信サービスが開始されますから、人材不足は当面続くと思います。4Gを大幅に超える高速通信が提供するサービスが実現する世界は未知数です。

ただしIT・通信系業界でも職種別にみると有効求人倍率は大きく変わってきます。その内容については後ほど解説いたします。

業界別にみる転職動向

前年比で見た場合の有効求人倍率が増加した業界もあります。この数字を分析すれば転職成功の確率をより高めることが出来るかもしれません。

業界有効求人倍率前年比
IT・通信7.35↑0.27
金融1.86↑0.11
メディカル2.33↑0.30
小売・外食1.09↑0.20
サービス2.94↑0.10
商社・流通1.19↑0.04

参考資料:doda転職求人倍率レポート(2020年1月)

反して前年比から下がった業界もあります。

業界有効求人倍率前月比前年比
メディア1.88↓- 0.46↓- 0.38
メーカー1.97↓- 0.34↓- 0.23

この2業種については、前月比も前年比も下がり人材補強は縮小傾向と見て良いと思います。各業界、成長産業と斜陽産業がありますので知っておくことで転職の成功率も高まります。

職種別にみる転職動向

職種別に見ると前月対比は全体的に縮小傾向が見られましたが、それでも前年比で見れば技術系の求人は慢性的な人材不足が露呈されています。

職種有効求人倍率前年比
技術系(IT・通信)9.77↑0.25
技術系(建築・土木)6.15↑1.20
専門職7.54↑0.02
販売・サービス系1.16↑0.09
事務・アシスタント系0.34↑0.03

有効求人倍率が6倍を超える上記3つの職種の買い手市場は当面続きます。転職した方が得だと思って行動に移してみても良いでしょう。

常に有効求人倍率が低い事務・アシスタント系も増加傾向を見せています。これは技術者不足のIT・通信系技術者不足を補うために業務の細分化を行い事務・アシスタント系の求人増加につながっていると予想されています。

事務職で転職を考えている人はIT・通信系の業界を狙った方がチャンスはあると思います。

反して縮小傾向にある職種も紹介します。

職種有効求人倍率前月比前年比
営業系 2.30↓- 0.65↓- 0.08
企画・管理系 2.15↓- 0.24↓- 0.09
技術系(電気・機械)4.39↓- 0.88↓- 0.68
技術系(メディカル)1.69↓- 0.31↓- 0.16
技術系(化学・食品)1.41↓- 0.31↓- 0.15
クリエイティブ系1.71↓- 0.39↓- 0.38

クリエイティブ系も下がりっぱなしと言うのはこの数字を見て知りました。

あまり参考にならないかもしれませんが、私はマスコミ業界の企画・管理系の人間です。今転職しても状況的に不利だというのもこの数字を見て納得しました。

こうして良い業界だけでなく縮小している業界や職種を知ることで転職時期を見送ることで転職に失敗する確率を下げることも出来ます。

春以降の転職市場を予想

さて、問題はこの先の話です。春以降の就職戦線、転職市場はどうなるのでしょうか。今はっきり言えることは入退場自由で入場無料などの転職フェアの開催は続々と見送りが発表されています。コロナウィルス騒動が落ち着くまではイベントは自粛傾向です。

そんな中でも各大手企業は就活生向けにインターネットを通じたネット説明会を開催しています。車の新車発表会などもネット中継で行われているそうですから、当面はインターネットを使って各企業は就活生の獲得に動くと予想されます。

転職市場を見ると大型のイベントや転職フェアの開催は見送られていても、個別形式によるカウンセリングや小規模イベントは継続して開催しているようです。

コロナウィルス騒動が起きても「転職動向に大きな変化はない」と考えたいのですが、株価の低迷が続き景気の先行きも見えてきません。会社を反映させるための人材獲得活動を企業はするのですから、多少の景気低迷が人材獲得に影響するとは思えません。

転職市場はそれほど大きく変わらないと思いますし、企業求人も例年通り3月を皮切りに増加傾向が予想されます。転職を考えている人、悩んでいる人、これからがチャンスだと思って一歩を踏み出してみて下さい。

転職フェア等の大型イベントは自粛傾向ですが、登録は随時行っていますしカウンセリングも行っています。この春、自分の市場価値を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

転職動向を見て大切なことは、自分が身を置きたい業界や職種への転職時期を見極めるためです。特に有効求人倍率が高めの業種や職種は収入UPのチャンスが潜んでいますから。

人生100年時代、自分の市場価値を少しでも高く評価してくれる企業を探すことも充実した人生を送るための必要事項だと思います。

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