3月度転職フェアの開催中止を大手各社(doda、マイナビ、リクルートなど)は決定! 転職イベントを開催する転職エージェントはあるの?

最新の転職事情をお伝えするコラム「転職ニュース・ザ・ヒューマンライフ」このコーナーでは世間で報じられている転職に関連するニュースを元に、編集長独自の見解を加えながら転職に役立つ情報をお伝えするコーナーです。
今回は政府方針でイベントの開催自粛が進み「3月度転職フェアの動向」に対する最新情報をお伝えします。
ニューストピックス
昨日、政府が発表したイベント自粛の考え方が世の中を大きく動かしています。
スポーツイベント
サッカーJリーグは94試合の延期を発表
プロ野球のオープン戦は無観客試合の実施
文化面
東京国立博物館が3月15日までの休館を発表
リゾート施設
サンリオピューロランドは3月12日まで臨時休館
調べればもっと出てくるのでしょうけれども、本題が反れますのでこの辺にしておきます。特に屋内施設はコロナウィルス感染の影響を受けやすいですから、3月開催予定のイベントの中止の数は相当数に上るでしょう。
3月と言えば就活生解禁時期に入りますので、例年であれば就活イベントを各社が行い就活生の争奪戦が始まります。その世論のあおりを受け転職市場も活性化し、求人件数も増え転職フェアや転職イベントも各地で開催されます。今年の春は例年通りに行きそうにありません。
そんな中で大手転職エージェントの3月度の転職フェア開催状況を調べてみました。
2020年2月27日現在のものです。
マイナビ各社の転職フェア等のイベント
3月15日まで開催のイベントは中止・延期です。ただし3月1日に250社の企業がライブ配信を行うマイナビ転職EWB EXPOは予定通り開催。
リクルート各社の転職フェア等のイベント
3月31日までの一か月間で開催予定のイベントは続々中止を発表
dodaの転職フェア等のイベント
doda転職フェア福岡をはじめ、3月開催予定の転職フェアセレクトは中止に。
集客力がある大手各社ですから中止と言う判断は正しいと思います。多くの転職イベントが中止を発表する中で転職イベントを開催する転職エージェントはあるのでしょうか。調べてみるといくつかありました。
- 保育士バンク
- 保育ひろば
- カイゴジョブ
詳しくは各転職エージェントに登録してご確認ください。
その他にもJAICが転職セミナーについては今のところ通常通り開催予定です。イベント規模が小規模と言うのも開催を決定している理由と考えられます。詳しくは転職エージェントに登録して確認ください。
就職カレッジ、セカンドカレッジ、女子カレッジと公式サイトでは予定通り開催となっていました。JAICは20代の転職に強みを持つ転職エージェントです。20代で転職を考えている人は登録してみてはいかがでしょうか。
転職イベントを開催する転職エージェントの理由
政府が自粛を呼びかけ、何よりも健康を害するリスクがあるにもかかわらずなぜ転職イベントを開催するのでしょうか。気になると思います。転職イベントを開催する転職エージェント側の事情を考えてみると、開催する理由が見えてきます。
保育士業界

3月の転職フェア開催を決定しているのは保育士業界の転職に特化した転職エージェントです。年度末は保育士さんが一年間で一番転職しやすい時期でもあります。この時期を逃すと転職のチャンスを逃す可能性が高く、業界ならではの事情と考えられます。
教育業に関わる人の多くは年度末が転職の唯一のチャンスと言って良いと思います。一年間関わって来た子供たちとのお別れは辛いものです。年長クラスを担当してきた保育士さんはこの春が一番の転職チャンスではないでしょうか。
介護系業界
介護業界は慢性的な人材不足です。私の妻は看護師ですが、子育て中の看護師と言う融通が利きにくい人の転職要望を聞いてくれるのは介護施設がほとんどだと話していました。昨日も介護施設に面接に行ったそうですが、やはり人手不足は否めない状況です。
特に医療系の場合、高齢者が相手です。増え続ける高齢者、何よりも高齢者の健康を守ることが仕事ですから、コロナウィルス騒動の影響を最小限にとどめてでも転職イベントは開催したいという事情が考えられます。
転職イベント自粛が求職者にとってチャンスになる理由

例年と違う状況下の中で始まる就活シーズンですが、転職市場も盛り下がってしまうのでしょうか。私はそうは見ていませんし、他の報道を見ても求人件数が減少するような予測は出ていません。
こうした状況下で何となく盛り上がりに欠ける転職シーズンになりそうですが、考え方次第ではこれがチャンスに変わるかもしれません。就活・転職フェアなどのイベントが開催されると世論は盛り上がりますが、同時に競争率も高くなると言えます。
特に人気企業になればなるほどその競争率は高くなるでしょう。ところが今年は転職フェア自粛により転職市場の競争率は上がらないのではないでしょうか。考え方次第ですが、人気企業への転職求人の競争率が下がってくると考えられます。
とても入れそうにない人気企業に転職できるチャンスがあなたに来るかもしれません。流行りに乗るということはそれだけ競争も激化します。流行が加速せず低迷すれば、それだけ競争率も下がるものです。転職フェア自粛をチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか。
doda、リクルート、マイナビなど大手転職エージェントの今後の動き
気になる今後の動向、特にこのコラムを読まれる方にとっては転職市場動向だと思います。大手と言われるdodaやリクルート、マイナビなどは政府発表に左右されるとみていて間違いありません。業界的、社会的影響力を持つ転職エージェントですから。
コロナウィルス騒動の今後を見る上での一つの目安が3月15日と言われています。日々報道される情報の中には不正確な情報もあります。政府機関が発表する報道に目を向け、今後の発表内容に注目したいところです。
まとめ
今回のコロナウィルス騒動は日本経済界に大きな影響を与えています。自分の身は自分で守ると昔からよく言いますが、感染防止が一番大切です。その中でもより充実した人生を送るために転職市場を見極めてベストな判断をして下さい。
コロナウィルス騒動はいつか鎮静化するでしょうけれども、少子高齢化に伴う人材不足は続きます。同時に転職市場も当面活性化すると考えて間違いありません。コロナウィルス騒動をチャンスに変えるのもあなた自身の決断です。
転職イベント自粛中の今、登録しておくべきおすすめの転職エージェントはこちら
マイナビエージェント
リクルートエージェント
doda(デューダ)
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。