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働き過ぎでうつ病に…。ブラック企業ではなくてもうつ病になる可能性とは

転職時事ニュース

最新の転職事情をお伝えするコラム「転職ニュース・ザ・ヒューマンライフ」このコーナーでは世間で報じられている転職に関連するニュースを元に、編集長独自の見解を加えながら転職に役立つ情報をお伝えするコーナーです。

今回は「働き過ぎによるうつ病」のニュースに基づいてお伝えします。

情報元:
livedoorNEWS 2019年10月11日掲載
うつ病で「着信音が怖い」障害者枠で転職した元エース社員の告白より

ニューストピックス

ニュース元のサイトのタイトルも、分かりやすいものでした。どんな職場にもエースと呼ばれる人はいます。誰でも評価されれば嬉しいですし、エースと呼ばれ頼られれば頑張ってしまうものです。学生時代にスポットを浴びなかった人ほど、頑張ってしまうでしょう。

このニュースのケースではクレーム発生が引き金になっていますが、うつ病は一つの要因で発生するものではありません。日頃から溜まりに溜まり続けたストレスの積み重ねが、うつ病という病気を引き起こすわけです。

転職をお考えの方の中にも、働き過ぎの環境を変えたいと思う人もいると思います。ただ環境が変われば問題は解決するのでしょうか。このコラムでは、うつ病になるケースの他にも、回避する働き方についても編集長のMr.お~!の経験をもとに解説してまいります。

うつ病になるケース

何も仕事が原因でうつ病になるケースは、働き過ぎだけではありません。上司によるパワハラもありますし、発症理由は様々です。

ここでは一般的に多いとされる症例をご紹介します。

仕事が出来る人ほどうつ病になりやすい?

少し分野が違う話かもしれませんが、昔から「仕事は忙しい人に依頼した方がいい」などという格言があります。のんびりマイペースで仕事をしている人にお願して失敗したケースなんて経験ありませんか。でも忙しそうにしている人には、中々頼めないものです。

仕事が出来る人は不思議なもので、どんなに忙しそうにしていても頼んだ仕事はしっかりと仕上げてきます。また人間という生き物は、頼られると嬉しいものです。特に若いうちは自分の限界が分かりませんから、嬉しさのあまりどんどん引き受けてしまうことも。

この嬉しいと思う気持ちが問題です。その嬉しい気持ちがストレスを抱えていることを忘れさせてしまいます。また乗りに乗っている人はどんどん成果を出しますから、こうなってくると頼んだ人が悪いという次元ではありません。

こうしたケースの場合、周囲に「上手にブレーキをかける人」の存在が重要になってきます。なぜ上手にという形容詞を付けるのか、実は乗りに乗っている人は自分が過剰労働している自覚がありませんから「大丈夫です!楽しくやっています!」と流してしまうのです。

パワハラのケース

私は広告業界が長いので、その事例から解説したいと思います。あえてどの会社とは書きませんが、広告業界最大手の会社で実際にあった事例です。ご存知の方も多いと思いますが、このケースは働きすぎ+パワハラの二重の要素で発生しました。

仕事を終えて家に帰るのは日付が変わって当然。しかも精いっぱいした仕事は上司に皮肉られ、あげくダメ出しを繰り返します。大手企業に就職したという周囲の期待から、当事者本人は中々辞めることもできません。もちろん給与も良かったでしょうから。

誰も上手にブレーキをかける人がいない環境、何よりも本人がストレスを感じている自覚があっても誰にも分ってもらえない状況が続けば、うつ病にもなります。このケースは自殺という最悪のケースになってしまいました。

若く可能性のある命を、パワハラをする側の人も分かっていないわけです。ハッキリ言ってうつ病経験者の私から言わせれば、学歴もあり大企業に勤めていても、人としては最悪な人間だと、このパワハラ上司に一人で怒っていた経験があります。

シフトに穴が空くなどの労働環境が原因のケース

飲食店などでは過去に沢山あった事例です。今でもまだ残っているのも事実ですが、対策を取る企業が増えてきました。休みたくても人がいなくて休めない。人材難に悩む企業に起こるケースです。

転職エージェントを使い転職するケースでは、こうしたブラック企業への転職を回避できた事例は沢山あります。

働き過ぎのうつ病は労災認定される?

働き過ぎによりうつ病を発症したケースは、仕事が原因と認められることで労災として認定されます。ケースによっては裁判に発展することもありますが、労災認定や裁判での勝敗が正解ではありません。うつ病になる前に、対策を取ることが一番大切です。

うつ病を回避する働き方とは

今このコラムを読んでいる人の中には、働き過ぎにより転職を考えている人も少なからずいると思います。そう言う人のために、転職を考える前にやれそうなことを記します。

一番身近な人の助言を聞いていますか?

両親や家族など、身近な人の言うことはあなた自身を心配している大切なメッセージです。私の経験談でも後ほど触れますが、私の場合家族のメッセージを無視しなければ、うつ病にはならなかったと思います。

リフレッシュする時間はありますか?

もしもリフレッシュする時間がないのであれば、その段階で働き過ぎです。趣味を持つこと、好きなことする時間を取ること。好きなことを仕事にした人は危険です。仕事以外にも好きなことを見つけ、その時間を確保できているでしょうか。

確保できていないと言う人は働き過ぎです。そう言う人は会社に働き過ぎという状況を説明する必要があります。聞いてくれない場合は、転職を考えて正解です。

体験談:3年でうつ病を直した結果…

編集長の私自身、3年間うつ病になった経験があります。今は奇跡的に治癒したことでこうした体験を伝えることが出来ていますが、一般的には治癒しない人がほとんどです。今回取り上げたニュースも治らなかったケースですから、読んでおいた方が良いです。

私の場合、マスコミ業界に身を置くことが昔からの夢でした。決して主役的なメディアに入りたいわけではなく、裏方的存在の広告業界は私の働く場所としては理想のステージでした。その仕事で結果を残し、しかも必要とされたわけです。

こうなってくるとサービス残業なんて全く苦ではなくなります。苦しいどころか楽しいという気持ちでいっぱいになります。目的は労働時間ではなく一つのミッションを成功させることに集中してしまうほどですから、労働時間なんて計ったこともありませんでした。

発症前は私が関わった企画が成功をおさめ続け、世界進出するほどまでに発展しました。当時の時代背景からも、30代前半で海外に進出するような仕事に関わる同級生はいませんでしたから、私自身も達成感に満ちていました。

むしろこの仕事こそ自分の使命とまで信じて疑わずに働き続けました。一年間の出張日数は300日を超え、それでも「まだできる。時間が足りない。」と働き続けました。休みなんて全くありませんし、趣味だったゴルフも接待的なゴルフしかしていませんでした。

当時家族から「お願だからこれ以上働かないで。」と言われたことを覚えています。乗りに乗った私はその話には全く耳を傾けませんでした。結果的にうつ病になり、3年の間に手掛けた海外進出事業は閉鎖、収入も半分以下、家族とは崩壊。最悪ですね。

先ほど記したうつ病を回避する働き方は、こうした経験から述べたことで、フリーランスで働きながら自分で心掛けていることでもあります。

まとめ

仕事がらみでうつ病になるケースは様々ありますが、外的要因(パワハラや勤務条件などの相手がある原因)と私のような内的要因(好きな仕事に没頭してしまう)があります。働き過ぎにより転職を考えている人は、今一度働き過ぎの要因を考えてみて下さい。

考えられるうちに対策を取ることが、長い目で見てあなた自身の成功につながるはずです。

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