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転職市場の主役が若者から中高年に変わった訳

転職時事ニュース

最新の転職事情をお伝えするコラム「転職ニュース・ザ・ヒューマンライフ」このコーナーでは世間で報じられている転職に関連するニュースを元に、編集長独自の見解を加えながら転職に役立つ情報をお伝えするコーナーです。

今回は「転職市場の主役が若者から中高年に変わった訳」のニュースに基づいてお伝えします。

情報元サイト:
プレジデントオンライン2019年12月4日掲載
転職市場の主役が若者から中高年に変わった訳

ニューストピックス

転職市場の中心は若者ではなく中高年!?私も最初は疑問符がつきましたが、ニュースを解説すると次の数字が裏付けのようです。

<中高年の転職者増加の背景>
2010年の転職者数:283万人
2018年の転職者数:329万人+46万人

転職者の増加(+46万人)の内訳までは記載がありませが、若者だけではなく中高年の転職者の増加がここ数年の増加の要因につながっているようです。

その中高年の転職のニーズで気になる点がありましたので解説します。転職した中高年の方の多くは、収入ダウンを覚悟で転職したそうです。事実40代を超えて転職すると良くて月収は現状維持、年収になればダウンは覚悟の上と言う人がほとんどです。

ところが転職者の多くは転職に満足しているそうです。収入が下がっても転職に満足出来ている理由とは一体何でしょうか。

  • やりがいのある仕事が出来ている。
  • 自分のスキルが活かされていると実感できている。

この満足度から想像されることは、前職では自分の能力が発揮できずにやりがいを感じていなかったことが想像されます。何よりも転職先で自分の経験が必要とされ活かされていることが、中高年の転職の満足度の高さにつながっているようです。

持論を展開:中高年が求められるスキル

スキルの前に「向上心を持ち合わせていますか?」

40代になってくると自分が今いる会社での将来がある程度想像できてきます。出世コースから外れる。若い人の方が仕事ができるなど、今の職場にやりがいのようなものが見えなくなってくる人が多いのは今も昔も変わりません。

人生100年時代、定年は70歳と言われているのが今の40代ですから、まだ長く続く社会人生活を考えると、やりがいのなさや自分の経験やスキルが活かされない今の職場にい続けることにためらいを感じる人が多くなるのは、ごく自然なことだと思います。

仕事に熱意がなく趣味に走る人が増えるのもこの世代と言って良いでしょう。仕事に対してプライドもあり、やりがいを見出したいという向上心の有無が、中高年の転職者に求められる最初のスタンスということになります。

転職市場の主役が若者から中高年に変わった訳

中高年を必要とする会社とは

プロ野球選手にも多いのですが、若手とのポジション争いに敗れた中堅選手が、他のチームに移籍して活躍の場を見出す人がいます。トレードやフリーエージェントと言う制度を使い、他のチームに移籍して野球を続けるケースです。

このケースが中高年の転職に一番近いと思います。実際年俸(収入)が下がっても、現役選手として活躍できるなら他のチームに移籍したいというニーズは、毎年のように発生しています。また中間層に厚みのないチームは、こうした中堅どころの選手を欲しがります。

中高年の転職ニーズも、これに近いイメージを持つと良いです。特にベンチャー企業のように創業メンバーと若手スタッフだけで構成されている企業になると、中高年世代の持つ経験を必要とする会社も数多くあります。

これは業界に関係なく、会社の現状や将来性などでニーズが変わってきますから、一概に中高年の転職が厳しいと決めつけてはいけません。特に好景気の現代においては、即戦力として期待が持てる中高年世代にスポットが集まるのも必然です。

中高年が短期間で効率的に転職活動する秘訣

何を求めるかで選択肢が変わる

今の会社の将来に希望を見いだせない中高年世代の方、転職を考えるのなら景気の良い今ではないでしょうか。40代ともなれば失われた20年を生きてきた人たちですから、不況の大変さも分かっていると思います。

そこで転職を望むにあたり、考え方を整理するヒントを記したいと思います。

  • やりがい<収入
  • やりがい>収入

どちらを選ぶかで、転職方法も変わってくると考えて下さい。

高収入(やりがい<収入)を求めるのなら

ハイクラス・エグゼクティブクラスの転職エージェントに相談したら良いと思います。

この手の転職エージェントには、ヘッドハンターと呼ばれる担当者が転職先を探します。

転職に急ぐ人には向かないかもしれませんが、ヘッドハンターはあなたのスキルを発揮し評価してくれる会社を探してくれる人になるはずです。

おすすめできる転職エージェントは

と言ったところだと思います。ビズリーチは登録が無料。利用は有料です。一部無料のチャンスもあるのですが、あなたの本気度を試される転職エージェントです。ヘッドハンターと面接の上でチャンスを感じるなら、自分に投資する気持ちで利用すると良いでしょう。

キャリアカバーはビズリーチとは違い無料です。無料な分だけ転職しやすい若手に一生懸命になり、中高年は後回しにされるなんて言う口コミも見たことがあります。

やりがい・生きがいを求めるなら

やりがい・生きがいを求めるなら

中高年世代の求人掲載が多い転職エージェントを選ぶといいと思います。

次に紹介するサイトは、担当者に依存せず自分で探す転職エージェントです。

担当者に依存して探したいのであれば

がお勧めです。

中高年が転職エージェントを使う時の注意事項

おすすめの転職エージェントをご紹介しましたが、一つだけ注意事項があります。

自分から積極的に転職エージェントに働きかけること

転職エージェントも人材を紹介して商売が成り立っています。企業は若い人材を求めるケースの方が圧倒的に多いですから、転職エージェントもマッチングが成立しやすい若手に偏った動きをしてしまう可能性が高いと予想されます。

ある意味任せっぱなしではなく、人生経験で得た交渉力を活かして転職エージェントを動かす気持ちを持つことが大切です。

体験談:中高年の転職成功例

これは転職エージェントを使ったケースではありませんが、一つの成功例をご紹介します。

Mr.お~!のケース

私は38歳の時に年収1,000万円を超える職を捨てました。途中転職を試みたことを後悔した時期もありましたが、10年経過した今になると辞めて良かったと言い切れます。

結果的にフリーランスの道を選びましたが、これは時代背景も大きく影響しました。中高年になり職場環境を変えたという意味では正解と思っています。うつ病になるまで働き、転職せずに休む間もなく成果を追い続けていたら、つぶれていたと思うからです。

人生100年時代と言われています。長い長い社会人人生を幸福に生き抜くには「自分らしく後悔しない人生の選択」が最重要だと思います。ケースは違っても、中高年で転職されて年収が下がっても満足している人たちは、心は充実しているのだと思います。

まとめ

このニュースで言えることは、中高年の転職事情は20代や30代前半の人の転職動機とは違っている点です。自分の人生と培ってきたキャリアを考え、充実した人生を送るために転職を考え行動しているという点です。

景気が落ち込むと一気に中高年の転職事情は狭き門に変わります。景気の良い今こそ、自分の人生を見つめなおし、今の働き方を考え直すチャンスなのかもしれません。

ニュースから見た中高年の転職に特化したおすすめの転職エージェントはこちら

ビズリーチ

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対象世代
ミドル世代、30代、40代の転職がメイン、20代△
対象エリア
全国
対象者属性
年収500万以上向け、フリーターNG、未経験△
特徴
高収入、キャリアUPの転職
長所
ヘッドハンターによるキャリアUP、収入UPの実現
短所
無料版であるスタンダードプランは一部機能に制限あり、すべての機能が使えるプレミアムプランは有料になる。(月額2,980円~)

自分の力をもっと高いレベルで発揮したい。高収入の世界に挑戦したい。思いは人それぞれだと思います。ビズリーチはレベルアップしたい人が使うべき。高収入を得たいと本気で考えてる人が使うべき転職エージェントです。あなたの本気度が試されます。

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対象世代
ミドル世代、30代、40代の転職
対象エリア
全国
対象者属性
ハイクラス人材、フリーターNG
特徴
リクルートが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員性転職エージェント
長所
ヘッドハンターを選べる点と、ヘッドハンターからの連絡を待つだけでOK
短所
ヘッドハンター任せのサービスが苦手な人には抵抗があるかも?

年収600万円以上からの求人、転職者の平均年収も800万円を超えています。年収1,000万円の世界が見えてくる転職が望める転職エージェントです。
ヘッドハンターによる非公開求人先からのスカウトを待つだけですので、忙しい人、転職を急がない人などはこのサービスは向いていると思います。

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リクナビNEXT

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対象世代
20代、30代、40代、50代の転職をカバー
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知名度も実績も業界TOPクラス
長所
非公開求人の多さ。幅広い世代の転職に対応
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自分で転職を探したい人向け。オファーを待つサービスもありますが、リクルートエージェントのように担当者がどんどん提案してくる体質ではない点をどうとらえるかです。

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全国
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dodaする=転職する。そう言われていた時代もありました。転職サービスを提供してきた企業の歴史は長く、その実績からも求人企業掲載件数は業界TOPクラスと言ってもよいでしょう。求人数が多い反面、専門性の指摘もありますが担当者の評判も上々です。

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  • 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
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