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中卒、高卒は決してオワコンじゃない!

転職実体験レポート

高卒者と大卒者の年収の違いは一般的に200~300万円ほど高卒者のほうが少ないといわれています。これはもちろん、就職先による違いも考えられますが、人生を決定づけるようなことだとは思われません。

労働人口が減少し続けていく今からの時代、一部の仕事をのぞいて学歴はボーダーレス化していくと考えられます。そうしたことを踏まえて“学歴と仕事”について述べてみたいと思います。

今の大学の在り方を考えてみる

2000年代に入り教育業界で盛んに話題になってきたのが「大学全入時代」の到来です。その突入年度は2022年または2024年の大学入試時期のいずれかというデータがあり、今まさにその現実化が迫ってきています。

ご存じかと思われますが、大学全入時代とは大学進学希望者の数が大学入学定員の総数を下回る状況を表現した言葉で、このことにより大学の二極化や消える大学もさらに増加すると予想されており、教育業界は一大転換期を迎えるとされています。

その背景には少子化や大学の乱立などが指摘されています。

しかしながら、この転換期を迎えるまで間でもなく、昨今では定員割れの大学が出てきたり、ハードルを下げたような入試を行う大学も増え、学生の取り込みが各大学の先決課題となっている印象です。

高校の進路指導においても大学に入りやすいということもあり、就職より進学をすすめるケースが顕著になってきているといいます。

世界を飛び回った高卒ビジネスパーソン

過去を振り返ってみますと、高度成長期の1960年代、中卒の少年・少女たちは“金の卵”と呼ばれ、大きな労働力として社会から期待されていました。

集団就職という形で、地方から都会に出て働く金の卵が当たり前のようにいました。それが1970年代に入ると高校進学が一般的な時代となり、金の卵たちは受験戦争へと歩みはじめます。

60年代後半から70年代半ばの高卒の求人倍率を見てみますと、1971年をピークに求人倍率が高校卒業者の数を上回る、売り手市場が続いています。

現在、大卒者しか募集していないメガバンクの前身や大手商社もこの当時、高卒者に就職の門戸を開いています。

高卒の企業戦士が世界を飛び回り、大口の取引や商談を成功させてきた時代もあったのです。

一部の識者のあいだでは、一般大学の1年生は“高校4年生”として扱ったほうが良いのではないかという意見があります。それほど高等教育が危機に瀕しているとの見方から言われはじめたようです。

現在、大学への進学率は55.4%という過去最高水準を示しています。高卒が一般的になった70年代と同じように、すでに大卒が一般的な時代に突入しています。

就職を前提にして「だからこそ大学に行かなくては!」という向きの考えも理解できます。しかし、多様化が進む昨今において、大卒者だけしか大手企業への就職の道はないというのは非常に時代錯誤な感じがします。

かつて、高卒でも大企業に就職できたように、今一度、高卒・中卒者にも大企業は門戸を開いてみるべきではないかと考える次第です。

鉄は熱いうちに打てともいいますし、人間の持てる能力は、今も昔も大した違いはないと思うのです。

ビジネスパーソン必須といわれるコンピュータースキルといっても、コンピューターはあくまでも働く側の負担を減らすために開発されたものなので、その能力を判定基準のひとつにするのは、お門違いのような感じがするのです。

人選においていちばん大切なことは、その人のモチベーション(動機)の強さを見抜けるかということだと思うのですが……いかがでしょうか。

=小見出し③=

やりたい仕事だけにターゲットを絞る

=本文=

将来的に学歴社会は崩壊する、と警鐘を鳴らす識者は多くなってきています。その理由として労働人口の減少や一般大学の教育の質の低下などが挙げられています。こうしたことから中卒、高卒、大卒が横並びで就職試験に臨むという未来も絵空事ではないかと思われます。

他のサイトで高卒者を対象とした就職ガイドなどを一読すると、就職先はなぜか限定されがちで、それが私には不思議でなりません。私の中卒・高卒の知人には編集者やライター、マーケティングコンサルタント、エンジニア、ウェブデザイナー、医療器具の設計者、塗装会社の社長などがおり各分野でそれなりの実績を残してきています。この知人たちに共通することは、学歴コンプレックスなど微塵もなく、この仕事がしたいという強力なモチベーションだけを持っていたことです。やりたい仕事に就くために小学校の算数から学び直し、ここと思った会社へ押しかけて見習いを条件に就職した人間もいました。

給与面で大卒の人たちと同等にというのであれば、確かに就職先は限られてしまいます。でも、お金は後からついてくるものだ、と考え方を変え、やりたい仕事に就くためにネットやメディアの情報を遮断して、”積極的な情弱”になってみるのも悪くないと思います。自分自身の内部情報を集約しながら独自独歩のプロセスを踏んでいくという方法もありなのではないかと思います。

特に20代であれば、体力はあるし、月並みですが、若さもあるわけです。少々、無軌道で活発な20代を受け止めてくれる会社や大人は、少なからず存在しています。それを信じて、まずは本当にやりたい仕事を探してみてはいかがですか。

まとめ

・大卒は一般的になっている。だからといって高卒に不利とは限らない

・中卒、高卒が世の中を動かしていた時代もあった。

・学歴社会は崩壊するとの予測もある。中卒、高卒、大卒が横一線に並ぶ時代も考えられる。

・学歴にこだわらずやりたい仕事にターゲットを絞ってみる

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