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実体験から解説:転職エージェントの活用法

転職のプロ集団たち

このサイトを見に来ていただいている方は、転職について考えている人、もしくは転職を決めて活動している人だと思います。ネット上には転職にまつわる様々な情報が飛び交っていますが、こちらのコラムでは編集長のMr,お~!の実体験を中心に解説しています。

今回は転職エージェントの活用方法について解説させていただきますのでご覧ください。

転職エージェントは何をしてくれるところなの?

私自身、5社の転職エージェントを活用したことがあり、1社ですがアルバイトをした経験を持っています。使う側、そしてサービスを提供する側の二つの目線で、転職エージェントが何をしてくれるところなのかを解説します。

転職エージェントとは人材紹介サービスのひとつです。求人サイトやハローワークとは違い、あなたの転職活動をプロとしてサポートしてくれる企業です。サイトから登録を済ませると、あなたの転職活動をサポートする担当者が決まります。

担当者と言いましても、転職サービスを提供する企業により呼び方が異なってきます。

  • キャリアコンサルタント
  • キャリアアドバイザー
  • ヘッドハンター など

求人サイトを使い一人で転職先を探すのとは異なり、あなたの転職活動をより充実した結果につながるよう、サポートするサービスを提供しています。

これで何となく転職エージェントの仕組みがわかってきたと思います。ひとりでの転職は何かと心細いものです。ステップアップを目指しての転職は一見すればポジティブで、前途は明るく感じられますが、いざ会社を選ぶ段階となったら必要以上に慎重になりますし神経を使うものです。

また、蓄えもなくやむを得ない事情で転職しなければならなくなった人は、焦りから会社の選択を見誤ってしまうことはよくあるケースです。こうなるとミスマッチ退職は火を見るより明らかです。そこからまた、再就職先を探すなんてことを続ける羽目に陥ったら生活が成り立ちません。

転職の単独行は自由である反面、第三者の選択眼がないため思いがけないリスクが潜んでいます。そういうリスクは極力、回避したいものですよね。転職エージェントは求職者のリスクヘッジであり、緩衝帯の役目を果たしてくれているのです。それを活用しない理由はないと思います。

しかし、エージェントを利用したとしても万事平穏といかないのが転職活動です。

次の項では転職エージェントのクレバーな活用についてお話します。

転職エージェントって複数登録していいの?

結論から申し上げますと、複数の転職エージェントに登録しても構いません。多くの転職エージェントは求職者に対して無料でサービスを提供しています。転職エージェントの収益源は、求職者を紹介する企業からいただくビジネスモデルです。

求人サイトとは違い、転職エージェントは各社それぞれで非公開求人情報を持っています。

人気の企業が求人情報を掲載すると募集が殺到し、企業側も手間や時間を割かれるなどのデメリットがありますから。優秀な人材探しを転職エージェントに預けているわけです。

転職エージェントへの登録が無料だからと言って、片っ端から登録するのは手間も時間も管理も大変です。そこで転職エージェントへの登録ポイントを列記したいと思います。

登録のポイント

  1. 自分の年齢に合った転職エージェント、女性の場合は女性の転職に特化した転職エージェントを選ぶ
  2. 幅広く求人案件を抱える転職エージェントを選ぶ
  3. あなたが転職したい業界に特化した転職エージェントを選ぶ

上記を目安に男性で2社、女性の場合は3社登録するといいと思います。面倒ならまずは自分がいいと思う所から登録してみて下さい。登録の手間そのものは大変かもしれませんので、お休みの日に時間を使って登録するといいでしょう。

私も登録するたびに職務経歴やら履歴データを入力することに疲れましたが、何枚も履歴書を書き続けていた時よりはいいと思いながら、休みの日に登録しました。続いて複数登録する理由も列記します。

複数登録する理由

  1. 転職エージェントにより、求人情報の内容に差がある
  2. ターゲットを絞った転職エージェントのサービスの質は比較的求職者向き
  3. 担当者の質の問題もあり、多少の競争の原理は必要

転職は失敗するとロスする時間は大きいです。それだけに迅速かつ確実な転職を実現するには、複数の転職エージェントに登録する必要性はあると考えて下さい。

思い立ったら吉日というように、転職もそんな前向きでさわやかな感じでいきたいものです。そうした気分で転職活動に臨めるよう、戦略的に計画をすすめてみるのも手段のひとつではないでしょうか。例えばですが、企業の求人が増えだすのは一年の中でいつ頃なのかを調べてみるのもスムーズな転職に役立ちそうですよね。よくいわれるのはボーナスが支給された後の1月、9月に求人が増加するといわれていますが、実際のところはどうなっているのでしょうか。

複数のサイトの求人動向を調べてみたところ、企業が新たなプロジェクトなどに取り組みだす年度初めをみすえて2月、3月に求人が増加し始める傾向があるようです。昨年も2,3月が堅調でそれ以降は新型コロナの影響で下降線をたどっています。一昨年の2019年はどの月も軒並み好調だっただけに新型コロナが一層、恨めしく感じられます。

今後の求人動向は新型コロナの影響が一体いつまで続くのかが最大の焦点ですが、現段階で求人件数が増えてくることはあまり望めそうもありません。なので、今は企業や市場の定点観測を続けて、来るべき日に備えておくことが重要だと思います。

転職エージェントの面談必勝法

さて、転職エージェントへの登録を済ませると「担当者」が決まり連絡が来ます。そして面談を求められますので、これらの面談のポイントも開設したいと思います。

企業面接とは違います

転職エージェントの担当者は、あなたが転職する先の人事担当者でも何でもありません。

それだけに背伸びをしないで本音をしっかりと伝えられる相手です。肩の力を抜いて、本音を伝えてもいい相手だと思って下さい。嘘はいけませんが。

担当者との面接情のポイント

担当者は求職者が転職すると、それが成績になります。だから何でもしてくれる人と思って対応するのは大きな間違いです。担当者も人間ですから、まずはあなた自身が担当者に気に入ってもらうことも需要です。そこでどんなポイントがあるかを列記します。

  1. なぜ転職を考え始めたのか
  2. どんな仕事をしたいのか
  3. 勤務地はどこがいいのか
  4. 年収はどれくらい欲しいのか

担当者との面談前にこれくらいの情報は整理して、ハッキリと答えられる状態にしてから面談に臨んだ方が良いでしょう。担当者も人間ですから、あなたの転職への姿勢を見て行動も変わってきます。目的意識がはっきりしていて、やる気がある人と思ってもらうことも重要です。

「面談、面接は苦手!!」という人は結構、多いのではないかと思います。そういう人こそ転職エージェントの面談を通じてある程度の自信をつけておいたほうが良いでしょう。先述した担当者に伝えたい“4つのポイント”を紙に書き出して音読してみるのもこうしたシーンに強くなる方法です。

一時期、若い人たちのコミュニケーション能力の低下が盛んに問題視されたことがありました。そのことが当てはまる世代の人たちは、くだらないレッテル貼りを気にすることはありません。面接なんかで身構える必要は一切ないのです。面接段階では上下関係、雇用関係が一切発生していない、お互いがフラットな立場。まずは会話を大事にする気持ちでドアをたたけば良いだけです。

例えばあなたが“スーツ着用30分間限定交流会”なるものに参加したとします。チェックする事柄は何でしょう?スーツ着用が条件なので私なら服装チェックは完全スルー。時間制約がある場合は、気持ちよく挨拶が交わせるか交わせないかがポイントだと思っています。

挨拶が第一段階で、その次に「どこから来たか?」「年齢は?」などの簡単な会話だけで、その人の第一印象は概ね把握できるのではないでしょうか。面接でも面談でもそこが分岐点です。面接官の印象把握もその程度と考えて、まずはリラックス。

鼻から息を吸って、唇をすぼめてゆっくりと吐きだす腹式呼吸を覚えれば、自然と体の力が抜けて明鏡止水の境地に立てるかも…?

類選考や企業との面接日程のポイント

担当者との面談が終わると、担当者は面談でリサーチしたあなたの情報を元に、転職先としてふさわしい企業をリストアップしてきます。

これはケースバイケースですが、転職エージェントサイトに掲載される企業を自分で探してエントリーをすることも可能です。転職エージェントのいいところは「私はこの企業にエントリーしたいのですが…」と言うような相談にも乗ってもらえる点です。求人サイトなら自分でエントリーしてしまいますが、エントリー前に相談できる点は、リスク回避の観点からも良い点であると思って下さい。

あなたが望む転職先を勧めてきた担当者と協議し、あなた自身に興味があればエントリーする意思を伝えて下さい。あなたに代わって担当者がその企業へあなたの情報を提供することになります。

次に想定される問題はスケジュール管理です。あなた自身のスケジュール、複数社の面接を入れた場合の準備など、無茶なスケジュール管理は禁物です。面接経験がある人がほとんどだと思いますが、慌ただしい姿勢で企業面接に臨んでも良い結果は得られません。

こうした点でも転職エージェントを使うメリットがあります。自分の予定や状況を説明した上で、あなたがベストな状態で面接できるかどうかの判断を仰ぐことも可能です。

注意:企業への面接対策について

そしてエントリーを済ませると、転職先となる可能性のある企業への面接日程が組まれます。「頑張って下さい、それでは!」なんて言う担当者も稀にいますが、担当者と面接対策は十分打ち合わせをしておくべきでしょう。ちょっとした注意点も述べます。

面接前に確認すべきこと

  • どのような服装が良いのか
  • 女性の場合であればメイクのことも確認が重要
  • 志望動機はどのように伝えるべきか
  • 自分の職務経歴はどう伝えると印象が良くなるか

その他にも、不安に思うことが思いついたら遠慮しないで相談しておくべきです。転職はあなたの人生を大きく左右するライフイベントです。遠慮せずに悔いの残らないよう対策を取るようにしましょう。

レアケースになりますが、大量雇用を表明する企業にエントリーした時の経験をお伝えしたいと思います。CMでもおなじみのある企業が大量雇用を表明し、エントリーした時のことです。一次審査は書類選考。ここはパスしました。二次審査は企画の提案。ここもパスしましたが、この段階で応募100名超が30名以下まで絞られたそうです。

問題はここから発生します。最終面接に臨む時のことです。担当者は30名の相談を一気に受けるわけにもいかず、面接対策はセミナー形式で行われました。結果的に私は最終面接で不採用となりました。

担当者も大変なのは分かりますが、遠慮はしないでセミナー後に少しでも個別で相談できる時間を設けていれば、結果も変わったかもしれません。そのようなケースに当たった時は、一歩踏み出して個別相談の機会を得てみて下さい。

企業への提出書類はパソコンで制作したものか、手書きのほうが良いのかということが取りざたされます。私のような悪字の代表格といわれる人間は断然、パソコン制作のほうを選びます。逆に字が上手で自信のある人ならば、そこがアピールポイントになりますから絶対、手書きをおすすめします。企業の人事担当者はパソコン、手書きに関しては問題視しておらず、その人の経歴とアピールポイントがしっかりと把握できればと問題ないと考えているようです。

ご存じの方も多いかと思いますが、提出書類のパソコン・手書きでの制作の注意点を備忘録的に記しておきます。

パソコンの場合

  1. 書式は自分に合ったものを選ぶ。資格を数多く持っている人は「取得資格」スペースが広いものを選ぶなど。
  2. 使うフォントは明朝体が一般的でフォントカラーはブラック。フォントの大きさは10.5pt~11pt程度。名前は大きめに。
  3. 誤変換に注意。文字がはみ出したり、ズレていないかをチェック。

手書きの場合

  1. 筆記用具は黒ボールペン(その他の色はNG)
  2. 楷書で書く
  3. 修正液は極力使用しないよう慎重に

内定獲得後の落とし穴と対策

最終面接終了後、内定の連絡が来るまではどれくらいの時間がかかるのでしょうか。これはその企業によって異なります。こうした情報を持っているのも転職エージェントの担当者です。スケジュール面も確認しておきましょう。

例えばこんなケースもあるかもしれません。2社の面接をお願いしていましたが、1社目はあまり乗り気ではない企業。大本命は2社目でした。面接を同時進行で行いましたが、乗り気じゃない1社目は早々に内定獲得。2社目は中々合否の連絡が来ません。諦めて1社目に入社することを決めその旨を伝えたところ、3日後に2社目から内定通知が来ました…。

こうなると一度は入社を決めた1社目の会社を断り2社目に転職をするのですが、気まずい思いをしてしまいます。このようなケースを避けるためにも、面接を設定する時には内定が出るまでのタイムスケジュールを確認する必要もあります。

「沢山面接するのは構いませんが、複数内定が出た場合はどう対応するのでしょうか?」

積極的な担当者が面接を斡旋することもあります。内定が出るまでのスケジュールの問題も、面接日程を組む時には確認しておく方が良いでしょう。

企業を選ぶ際にも学校受験と同様に“滑り止め”的なところの面接も受けておきたいものですが、ここが受験とは似て非なるものといわれる所以です。

学校受験には偏差値があり、模擬テストなどによって事前に合否の予測が可能になりますが、企業の場合、目安となる偏差値的ものが存在しません。

企業によって中途採用でもテストが実施されるケースはありますが、それはあくまでも判断材料であって、点数で採用が決まるわけではないですよね。人がいてこそ企業は成り立つもの。やはり、最後は人間性。そこが決定打となるのです。

まとめ

転職エージェントの存在は、あなたの転職をあなたが思う以上に成功させてくれる大切なパートナーです。だからと言って任せっぱなし、甘えっぱなしになっても駄目です。共に一つの目標へ向かう大切なパートナーと考えて使うことをお勧めします。

複数の転職サイトへの登録をおすすめしましたが、あなたにとってベストな転職を演出してくれる担当者と必ず出会えるわけではありません。転職エージェントを使う側の求職者自身も、転職エージェントの特徴や担当者の使い方を知っておくことは重要と心得て下さい。あなたの転職を応援しています。

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編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え

  • 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
  • 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
  • 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!

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