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業界見聞録① 軽貨物ドライバーの仕事のやりがい

転職実体験レポート

転職や独立を考えたとき自分の興味のある分野だけでなく、全く違う分野の仕事に目を向けてみるのも大事なことです。意外な気づきや類似点が発見できたりするので考え方に幅を持たすことができます。そこで今回は「キツイ!」といわれる業界のひとつ運輸業と軽貨物ドライバーの仕事にふれてみたいと思います。

運輸業界の現状はきつい?ブラック?

コロナ禍における巣ごもり需要で、大車輪の活躍ぶりを見せている運輸業界。近年の主流である通販に加えて、緊急事態宣言の影響下にある飲食店が、いわゆる“お取り寄せ品”をはじめたことなどもあり、どこの運送会社も人手不足に喘いでいます。求人情報には大手から中堅の運送会社の求人が目立っています。その求人内容は物流拠点での仕分け作業、カーゴ付き自転車での配達、ルートドライバーが主だっています。仕分け作業や自転車配達は休業要請中の飲食店従業員や雇止めにあった人たちの受け皿になったこともあり、人手不足は多少なりとも緩和されたとの話を耳にしたことがあります。それに対して、ドライバーのほうといえば、コロナ禍でハードさを増す仕事ぶりがマスコミなどで報じられた影響もあって、なかなか志望者が増えないといった窮状のようです。

さて、このような現状の中、大手運送会社やECサイトと協力関係にある、自営業の軽貨物ドライバーの仕事や周辺事情はどうなっているのでしょうか。

ECサイトが提案する新たな車両(軽貨物ドライバー)配達スタイル

大手ECサイトが募集する軽貨物事業者の求人情報を一読すると、多忙を極めている運送会社とは180度違った、のびのびとした労働環境を提示しているのが特徴といえるでしょう。いわゆるフレックスとかコアタイム就労が可能なうえ、報酬はなんと、週払い。ノルマ制ではないというのも魅力のひとつで、月トータルで40万円以上の収入が見込めると謳っています。仕事の受注の仕方は専用のアプリを活用。非常に現代的でスマートな方式です。いうなれば近年、隆盛を極めている自転車宅配の自動車版といった感じです。このコロナ禍で広い世代の人たちがアプリの使い方になれたので、誰もが参入しやすいのではないかという印象を持ちました。自転車と違って、黒ナンバーの軽貨物車を準備しなければならないという条件にハードルの高さを感じる人は一定数いるのではないかと思います。

しかしながら、軽貨物事業者になるには軽貨物車を準備するのは前提条件だといいます。親会社のほうから車のレンタルというケースもあるかもしれませんが、軽貨物車を準備するのは既定路線として覚悟しておいたほうが良いかと思われます。

また軽貨物車を準備するにあたっては、会社によって車両タイプの規定もありますが、軽貨物の運搬には「軽商用車」が便利だとの情報が多くあります。価格も100~200万程度とワンボックスカーより求めやすく、操作性、荷物の積み下ろし作業も快適にできると評判のようです。また軽貨物事業者を対象としたリースを行っている会社もあるとのこと。後学の参考まで……。

知人(軽貨物ドライバー)の軽貨物事業者体験談

突然ですが、私の知人は軽貨物事業者として約15年働いていたことがあります。その知人は小出版社で校閲の仕事をしていたのですが、突然の異業種への転換。周りの人たちを驚かせました。それまでの貯金を元手に新天地の埼玉県で開業したのですが、たまに電話して飲みに誘っても「忙しすぎる」を理由にほとんど会うことはできませんでした。家のローンを早く完済したいという思惑もあってか、早朝から深夜まで働いていたようです。たまに電話があっても22時過ぎ位で、それも仕事の合間であったことを覚えています。報酬のほうは金額だけを聞くと決して悪くはないのですが、「労働と見合っていなかった。その一言に尽きる」と当時を振り返ったことがありました。自営業としては仕方のないこととはいえ、ただでさえ広い埼玉県全域を走りまわり、配達用の車の買い替えなどに投資してきたことを考えると、同意せざるを得ない側面もあります。ちなみに現在はサラリーマンに戻り、のんびりとはいえませんが、以前よりは時間的な余裕はできているようです。

この知人の話から察するに軽貨物事業者は、自分の頑張り次第で“それなりの金額は稼げる”ということは理解することができました。口にこそ出しませんでしたが、肉体的疲労と同じくらいに仕事上の精神的疲労も多かったと思われます。

知人はかつて「俺を待っている人もいるんだよ」と冗談めかして電話口で言ったことがありました。今、考えると、実際に荷物を待つ人に感謝されたこともあったんだろうな、と思うと同時にそれがあの男の仕事のモチベーションにつながっていたのだろうと思っています。自営業者全般に当てはまることですが、良いことも悪いことも“すべてが己に返ってくる”のですね。

まとめ

・運輸業界は人手不足の状況が続いている。特にドライバー不足は深刻。

・軽貨物事業者の協力を呼び掛ける大手ECサイトもあり、そこの労働条件は従来の運輸会社とは一線を画す現代的なもの。

・軽貨物事業者はそうとう大変ですが、頑張り次第でそれなりの報酬は稼げる。

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