IT業界に特化した転職エージェントを比較・ランキング形式でおすすめの転職エージェントは一体どこ?

今では転職が当たり前の時代に入りましたが、これは転職エージェントの活性化がけん引していると言われています。その中でも今一番熱いと言われる転職市場がITエンジニア業界の人材獲得です。
大手中小に限らず、転職エージェント各社がITエンジニアの獲得に動いています。反して渦中にいる現役ITエンジニアやこれからITエンジニアになりたいと思っている人にとっては、どの転職エージェントと組んで転職活動をするべきなのかが成功のカギを握ります。
今回は現役のITエンジニアやこれからITエンジニアになりたいと考えている人たちにとって「自分はどの転職エージェントと組むことが正解なのか」をランキング形式で解説したいと思います。
ここ数年先まで続くであろうITエンジニアの人材不足
昭和の感覚で言えば「一つの会社に勤め続けるのが当たり前」でした。転職する人、転職が多い人たちはどこか偏見的な目で見られていた時代だったのを記憶しています。平静を経て令和に入り転職は当たり前の時代になりました。
日産自動車の役員クラスでさえ日本電産を始めとした大手企業へと転職し、企業の将来性を働く人たちが真剣な目で見るようになった証拠だと思います。自動車産業以上に人材不足に悩むのがITエンジニアに対する転職市場です。
転職市場の中では最も注目されるITエンジニアの転職市場ですが、そこに着目した数多くの転職エージェントが活発な動きを見せています。人材紹介サービス最大手のマイナビやdodaに始まり、IT技術者が転職をサポートするエージェントも存在します。
この背景にはITエンジニアの慢性的な人材不足が挙げられます。有効求人倍率は10倍を超え(2020年4月現在)新型コロナウイルスの影響で採用を見送る企業が増えている中で過去に例がない成長性を示しています。
通信規格も5Gが導入され、これからの時代は益々ITエンジニアが必要になり、仕事はテレワーク化が進み、働き方も大きく変わってくると想定されています。そのような近い将来性を見据え、転職エージェント各社がITエンジニアの獲得に動いているのです。
「現職ITエンジニア向け」おすすめの転職エージェントランキング TOP5
現役のITエンジニアの人の中には、今の労働環境に不満を抱いている人も少なくないと思います。多くのITエンジニアにとって今は「転職した方が賢い」と言われる時代です。年齢的には20代~30代前半の世代が注目されています。
マネージメント能力のある中間管理職も注目を受けていますが、30代半ばから40代前半の世代です。ただしこの世代の人材に対しては提示される給与も高い分、採用までのハードルも高いと言われています。それだけに転職エージェントのサポートがカギを握ります。
こうした背景を踏まえ、ITエンジニアが転職する際に選ぶおすすめの転職エージェントランキングTOP5をご紹介します。
第一位:レバテックキャリア

レバテックキャリアの存在は、ITエンジニアの転職市場をけん引していると言っても過言ではありません。転職をサポートするキャリアコンサルタントはITエンジニア出身者で構成され、創業以来15年以上の歴史と実績を誇っています。
一言で言えば「カウンセリングを受ければすごさが分かる」と説明した方が早いかもしれません。転職を考えているITエンジニアのスキルを最大限引き出して企業に売り込み、なによりも年収として適正な価格を企業に提示して条件を獲得してきます。
現役ITエンジニアの人は今現在転職を考えていなくても、自分の市場価値がはっきりと分かりますし、登録する価値は十分です。
第二位:dodaエンジニア

長年人材紹介サービス業界をけん引してきたdodaが誇るITエンジニアの転職サービスに特化した部門です。企業との長年のネットワークは広く、何よりもdodaの強みはスピードです。3ヵ月間という短期決戦で転職に成功したい人におすすめです。
第三位:ビズリーチIT

「即戦力」の求人を集め、高額年収を支払ってでも人材を獲得したいと考える企業の求人を多数保有しています。一説では年収5,000万円クラスの求人もあると噂されていますが、ビズリーチITを使った転職活動をする人は大筋決まってきます。
30代以上でマネジメント経験を持つ人材には強みを発揮すると考えています。いちエンジニアであれば利用する際に費用がかかる分、他の転職エージェントを使った方が、自分自身が納得できる転職活動が出来ると思います。
第四位:TechClipsエージェント

転職エージェントの個性としては、先に紹介したビズリーチITと似ています。年収UPを狙った転職を考えている人にとっておすすめの転職エージェントです。しかしながらIT業界に特化している分、担当者の質や起業ノウハウに対する業界の専門性は高いです。
ビズリーチITと違い求職者はお金がかかりませんので、管理職ではなく技術職専門を希望する人は、TechClipsエージェントのカウンセリングを先に受けてみることをおすすめします。
第五位:マイナビエージェントIT

こちらは人材紹介サービス最大手のマイナビが運営するITエンジニアに特化した転職サービスを提供する部門です。転職エージェントとしての個性は今までご紹介したエージェントと大きな差はありませんが、マイナビの強みはなんといっても20代の転職実績。
企業側も「マイナビは若い人材を紹介してくれる。」というイメージを強く持っていますし、大手の企業への転職実績数も業界TOPクラスです。大手の強みと安心は得られる転職エージェントです。
「ITエンジニアがフリーランスとして独立」するためのおすすめの転職エージェント
正社員としての転職ばかりではありません。現役ITエンジニアの人の中にはフリーランスとしての働き方を考えている人もいると思います。そう言う人たちに対しておすすめの転職エージェントもあります。
第一位:レバテックフリーランス

正社員転職の第一位で紹介したレバテックキャリアのフリーランス独立部門です。ITエンジニアは慢性的な人材不足ですから、企業側としてはフリーランスとしての働き方でも必要としてくれるところもあります。
登録者の働き方に合わせて企業を選別して紹介してくれるだけではなく、フリーランスとして働くためのサポート体制も充実。年収も正社員時代より100万円以上UPした人や倍増した人が多いのも特徴です。
第二位:フォスターフリーランス

転職エージェントとしての個性はレバテックフリーランスと似ています。どちらを選ぶのかは担当者との相性や抱えている求人案件次第です。特にフリーランスは仕事の紹介先ネットワークは多く持っている方が安心を得ることは出来ます。
ぜひレバテックフリーランスと併用して登録してみることをおすすめします。
「未経験者からITエンジニアへ」転職エージェントランキングは2種類
ITエンジニアの転職市場が他業種を圧倒する売り手市場(転職者優位)であることはここまでの話で分かって頂けたと思います。反して新型コロナウイルスの影響を機に全くの別業種への転職を考える人が増えているのも事実です。
ITエンジニアの方が将来性も安定しそう。そう考えている人たちに役立つ情報としておすすめの転職エージェントを紹介します。
未経験者がITエンジニアとして転職するための方法2種類
いくら人材不足のITエンジニア転職市場と言っても、誰でも良いというわけではありません。未経験者獲得でネックになってくるのは年齢です。年齢別に応じた未経験者としてのITエンジニアとしての転職成功の秘訣をご紹介したいと思います。
U26歳くらいまでのITエンジニアとしてのおすすめの転職方法
第二新卒世代くらいまではITエンジニアに限らずどの企業であっても未経験者を受け入れる考えは持っています。政府からもそのような指導も出ていますから。そう言う人たちにおすすめの転職エージェントは「未経験者歓迎」の求人を保有する転職エージェントです。


この2社は未経験者でも採用を検討してくれる企業求人を多く保有しています。ただしこの年齢とは言っても、未経験者の場合は大手企業への転職は期待しない方が良いかもしれません。
転職先で2~3年経験を積んでから大手企業へとキャリアアップを狙うくらいの考えの方が賢い人生設計につながると思います。
20代後半から30代前半の人のITエンジニアとしてのおすすめの転職方法
社会人として働き始めて10年未満の人材はどの企業でも若い人材として扱いますが、年収面がより若い世代に比べて高くなります。経験者であれば最も欲しい世代ですが、未経験者であることがネックです。
全くの未経験ですがSEとして働けますか?この世代の人がそういったところで、企業側だけでなく本人にとっても結果的に苦しむことになります。ですからこの世代の人は転職する前に業界が必要とする基礎技術を習得してから活動する方がおすすめです。
転職エージェントの中にはITエンジニアとしての技術を教える部門を持っている企業もあります。半年ほど勉強を積み修了後に転職活動を斡旋するサービスを提供しています。


両社とも登録後に面接を行います。面接時に勧められることは転職エージェントが提供する技術講習を受けることです。費用として50万円前後の予算は考えておくべきでしょう。しかしここで技術を身に着けてから転職することで、十分元は取れると言われています。
20代後半から30代前半の人が未経験からITエンジニアとして転職するには、それまでの間に蓄えた貯金を自分に投資する覚悟が必要です。
まとめ
こうしてITエンジニアの転職と言っても数多くの選択肢が存在します。転職エージェントのサポートを受けずに転職するよりも、サポートを受けた方が好条件での転職が期待できるのは事実なのです。
しかしながら転職エージェントごとに個性が存在し、その個性は業界に長けた人でなければ知らなくて普通なのです。それだけに今回のコラムを読んで、自分のとるべき選択肢が見えた人もいると思います。ぜひ活用してみて下さい。
編集長から見た20代後半のITエンジニアの転職に、おすすめの転職エージェント
経験者
レバテックキャリア
DODA エンジニア IT
ビズリーチ IT
TechClips(テッククリップス)エージェント
マイナビエージェント(IT)
未経験
テックキャンプ(旧テックエキスパート)
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
リクらくエンジニア
ハタラクティブ
フリーランス
フォスターフリーランス
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。