ビズリーチの登録方法を解説 登録してみて気づいたこと
転職を決意して転職エージェントを使うことを決めた人、漠然と良いところがあればと思って登録する人、使う人の考え方は様々ですが、どの転職エージェントを使うにしても登録する作業だけは自分自身で行わなくてはいけません。
この段階でうまくいかないと、せっかく良い転職エージェントでも使う気持ちが下がってしまい、登録を諦めてしまう人もしばしば。そうならないために、このサイトでは転職エージェントの登録方法も解説しています。今回はビズリーチです。
高収入求人に強みのビズリーチの特徴
数ある転職エージェントの中で多くが利用者完全無料を謳っています。その中で有料の転職エージェントとして知られるビズリーチ。転職エージェントは企業と求職者のマッチングの成立により、企業側から報酬を頂いて成り立つ会社です。
そのため転職エージェントは求職者に金銭的な負担を持たせないことがほとんどですが、ビズリーチは違います。その理由はこのあと解説しますが、まずはかかってくる費用について先にご紹介します。
コース | 料金 | サービス内容 |
スタンダード | 無料 | ・求人の検索と閲覧(企業名・ヘッドハンター名非公開、応募は不可) ・プラチナスカウトの返信と応募 ・公募と特集など一部の求人への応募 |
プレミアム(タレント) | 2,980 円(税別) | ・求人の検索・閲覧 ・スカウトとプラチナスカウトの返信と応募 ・求人への応募(年収1,000万円未満まで) ・ ヘッドハンターへの相談(ハイクラス向けヘッドハンターは不可) |
プレミアム(ハイクラス) | 4,980 円(税別) | ・求人の検索と閲覧 ・スカウトとプラチナスカウトの返信と応募 ・全ての求人への応募が可能 ・全てのヘッドハンターへの相談可能 |
利用期間は30日間単位
なぜビズリーチは有料転職エージェントとして成長しているのか
無料の転職エージェントが多い中で、有料の転職エージェントは一見避けられがちに見られますが、ビズリーチは違います。お金を支払う価値に見合う転職活動が出来るからこそ、企業として成長し続けることが出来るわけです。
仕組みを解説すると、ビズリーチは高額年収を求める求職者が集まる転職エージェント。高い年収を望む求職者を集めるノウハウに長けています。そして企業へと人材を紹介する窓口になるのがビズリーチではなく、ビズリーチに登録するヘッドハンターたちです。
ほとんどの転職エージェントは転職エージェントに在籍する社員を「キャリアコンサルタント(担当者)」として求職者に紹介し、転職活動をサポートしています。ビズリーチのヘッドハンターたちの多くはその名の通りプロのヘッドハンターたちです。
ビズリーチに所属しているわけではなく、フリーランスとしてヘッドハンター活動を行う者や、人材派遣会社に登録している社員が求職者を探すための手段としてビズリーチに登録し、企業と求職者のマッチングを行っています。中には企業の人事担当者もいます。
ヘッドハンターはサラリーマンではありませんから、人材紹介にミスが許されません。それだけに企業からの信頼も厚く、大手企業の人事部をはじめ、経営者クラスともつながりがある存在です。ヘッドハンターしか持たない非公開求人を彼らは多く備えています。
企業のキーマンたちと密接につながる彼らは、人材を欲する企業のニーズを深くしっている貴重な存在です。ビズリーチを使った転職活動は、そのヘッドハンターたちを味方につけた転職活動が出来ることが、ビズリーチの他社と比較した最大の強みです。
ビズリーチを利用した時の実際の5つの流れ
ビズリーチを使った転職活動は、大きく分けて5つの流れになります。1ステップずつ紹介していきます。
ステップ1
まずはスマホでもパソコンでも構いませんので、モバイル端末をご用意ください。必要なものはメールアドレスとパスワードです。
SNSアカウント(facebook、google、Linkediln、Yahoo! JAPAN ID)が使えます。
画面に沿って登録を済ませると、今度は基本情報と詳細情報の作成を画面上で始めることになります。この中身が最初の壁と思って下さい。まずは精一杯制作しましょう。
ステップ2
登録を済まると、一度ビズリーチの拠点に呼ばれます。一度目の訪問で会うのはヘッドハンターではなくビズリーチの人です。ビズリーチの利用説明が始まり、有料契約の説明を受け利用コースの選択をすすめられます。
各ステージで利用制限がありますので、このコラムの文頭に料金表を掲載してありますから参考にして下さい。
自分がどのステージで転職活動するのかをこの面談では決めることになりますが、ハイクラスの4,980円(税別)を選ぶ人が多いようですが、20代の転職や初めての転職ならタレント2,980円(税別)でも良いと思いますし、自分の望む転職を相談して決めて下さい。
ステップ3
自分の選んだコースが決まると、ここからが本格的な転職活動になります。ステップ1で作成した基本情報と詳細情報をもとに、ヘッドハンターたちからメールが届きます。
ヘッドハンターたちとの交渉の中で、希望する転職先を決めましょう。
ステップ4
ヘッドハンターや企業からのスカウトメールもありますが、自分で非公開求人を探してエントリーする方法もあります。いずれにしてもエントリー段階は別の表現で言えば書類選考を進めている状況と考えて下さい。
エントリーした企業の書類選考を通過すると、面接日程の調整に入ります。企業側と直接やり取りするケースでは自分自身で調整することになりますが、ヘッドハンター経由でエントリーした企業への面接は、ヘッドハンターを通して日程調整をします。
何よりもヘッドハンターを経由した面接の場合、面接対策が出来る点は求職者にとって心強いものです。
ステップ5
内定を得ることが出来ましたらそれで終わりではありません。入社時期の交渉や何よりも年収面での確約を取り付ける必要があります。
内定を得たものの採用条件が納得できるものではないケースもあります。企業へ直接アプローチして得た採用の場合は、企業側との交渉は自分自身で行います。
ヘッドハンターを経由して得た内定で納得できない条件だった時は、ヘッドハンターを通じて条件交渉を行うのが一般的です。
こうして入社に伴いハードルをすべてクリアしたのちに、転職成功となります。
ビズリーチの登録方法と注意点を解説
先ほど解説した流れを見てお気づきの人もいるとは思いますが、ビズリーチを使う上での注意点を整理してお伝えします。
求人応募について
ビズリーチを使う転職活動の場合、転職先希望企業への応募方法は2通りの選択肢が用意されています。
- ヘッドハンターのサポートを受けて応募する方法
- 企業と直接やりとりする方法
どちらが良いかは使う人それぞれですが、多くはヘッドハンターのサポートを受けて転職に成功しているケースがほとんどです。企業側にするとヘッドハンターに支払う報酬がない分、求職者と直接交渉した方が経費も助かりますが、求職者側としては逆でしょう。
口コミ評価を見ても、ヘッドハンターのサポートがあって転職に成功しているケースが多いです。どちらの応募方法を採用しても求職者側が支払う費用は同じですから、おすすめはヘッドハンターを使った応募方法です。
履歴書と職務経歴書の役割を果たす基本情報と詳細情報
これらの情報を見て企業やヘッドハンターからスカウトメールが届きます。自分で探した企業にエントリーするよりは、スカウトメールに来た企業の方が圧倒的にマッチング率は高いと言われていますので、この作り込についても解説しておきます。
13項目の基本情報
- 氏名
- 性別
- 住所(都道府県のみ)
- 連絡先
- 生年月日
- 語学
- 最終学歴
- 在籍企業情報
- 直近の業種
- 直近の職種
- 直近の業務内容
- 転職経験
- 転職希望時期
基本情報は項目に従いそのまま入力するものです。もちろん全て網羅しなくてはいけません。この入力が終了した段階で、スカウトメールを受け取れるようになります。
重要なのはここからです。続いて入力する詳細情報の中身によって、スカウトメールをもらう確率が変わってきますので、頑張って入力しましょう。
詳細情報
- 希望条件
- 職務要約・スキル
- 職務経歴
- 学歴
- 資格
- 表彰
- 語学力・海外経験
- 特記事項
- フリーフォーマット
決して卑屈にならず、生きてきた人生に自信と誇りをもって臨むことが大切だと思います。もちろん嘘はいけませんが、ここでのアピールがビズリーチを使った転職活動の勝敗を大きく分けることにつながると言っても過言ではありません。
参考に自己アピールの例を紹介します。
■営業マン
「過去5年間の売上ノルマ達成率は100%。TOPセールスになり多数の受賞歴あり。5年間の累計売上は30億円」など
■マネージャー職
「新規事業に参画し、上司と共に一年で新事業を軌道に乗せました。初年度の売上は5億、現在3年目ですが10億円を超える勢いです。」
どんなことでもそうですが、数字で示すと人には伝わりやすいものです。
事前に注意事項を把握していれば、ビズリーチを使うにあたりスムーズに転職活動が出来ると思います。頑張って下さい。
編集長から見たハイクラス(高収入)の転職に特化した、おすすめの転職エージェント
ビズリーチ
キャリアカーバー
JACリクルートメント
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。