口コミや評判もありますが…編集長から見た保育バランスの活用法

転職のプロ集団でもある転職エージェント各社を解説するサイトが沢山あります。それぞれ良い面悪い面をとらえて掲載していますが、こちらのページでは編集長のMr.お~!の取材能力プラス経験を加え、転職エージェント会社の活用法として紹介させていただきます。
今回は保育バランスの活用法について解説いたします。
保育バランスの特徴と欲しがる人材の本質
保育バランスは保育士の転職に特化している転職エージェントの一つです。大きな特徴としては事業所内保育所の紹介のみに絞り込みをしている点にあります。事業所内保育で働くと一般の保育園で働く内容と大きな違いが生じてきます。
一番大きな点はライフワークのバランスが大きく改善出来ることです。保育園での仕事の場合、月々あるイベントや年数回あるイベントに合わせ労働内容が変わってきます。当然、残業が増えるケースも増えてきます。事業所内保育はこうしたケースがないに等しいです。
事業所内保育とは
ご存知の方がほとんどだとは思いますが、改めて事業所内保育施設について定義を開設させて頂きます。一般的に保育施設には認可保育施設と認可外保育施設がありますが、事業所内保育施設は認可外保育施設に該当します。
運営母体は企業、別の言い方をすれば会社で働くスタッフのお子さんを預かる場所を会社が提供します。お子さんを預ける側のメリットはいくつもあり、特に仕事をしながらお子さんがすぐ近くにいることが、預ける親御さんにとって高評価を得ている点です。
会社側にしても結婚後出産する女性スタッフが、出産後も安心して会社で働く選択肢を選ぶことが出来ますから、雇用する側とされる側の双方にメリットがある話になります。今度はそこで働く保育士さん側のメリットについても紹介します。
通常の保育施設とは違い、お子さんを預かることに集中した業務になりますから、労働時間もそれほど長くありません。運営する会社側の業務に合わせた時間帯で働くことが出来ますので、残業もなく決められた時間内で保育士としての仕事をすることが出来ます。
保育バランスはその名の通り、働く保育士さんのライフワークバランスを考えた職場を紹介し、転職をサポートしている転職エージェントなのです。
保育バランスの長所
事業所内保育施設に特化した求人を紹介している保育バランスのメリットを整理してご紹介します。

「こどもと接する仕事がしたい」と言う人に向いている仕事先
保育士さんの中には、結婚を機に生活サイクルが分かる人も沢山います。また保育士として働き始めた若い保育士さんの中にも、実際の現場での業務の多さに挫折を覚えて転職を考える人も少なくありません。
子どもと接する仕事がしたいのは確かなのですが、保育士としての仕事内容は働く保育園によっても異なる面が多く、特に年数回あるイベントに対する準備などはサービス残業をしいられて苦労を重ねる保育士さんも多くいると聞きます。
事業所内保育で働くことは、多くの保育士さんが望む「子どもと接する仕事」だけに集中できる環境だと考えて頂けると分かりやすいと思います。あくまでも求職者の保育士さんの考え方次第ですが、事業所内保育施設の仕事内容を好む人に向いていると言えます。
ライフワークバランスを考えた職場だけ紹介してもらえる
残業が極めて少ないことから、仕事と私生活のライフワークバランスが保てるといった点が、事業所内保育施設で働くと顕著に現れます。過去に人間関係で悩み結婚を機に保育士の仕事から離れた人が、事業所内保育施設ならと仕事復帰をした例もあります。
最近は残業がないことを強みとした認可保育施設の求人も少なくありませんが、早番や遅番などのシフトもあり、また何よりもイベントに対する仕事に馴染めないことから、事業所内保育施設への転職を望む人もいます。
働き方や仕事への時間のかけ方など働く保育士さんによってすべて異なりますから、ライフワークバランスを重視して働きたい人には間違いなく向いている働き方です。
地方から上京を希望する保育士さんも歓迎
都内を中心に都市部の認可保育施設では働き方改革も進み残業やサービス残業が減ってきましたが、全国的に見るとまだ働き方改革に対応できていない保育施設も沢山あります。特に地方の保育施設ではまだそのような労働環境が存在するのも事実です。
若い保育士さんが労働環境の改善を望み、転職を機に都市部で働くことを望む人も少なくありません。保育バランスでは転職を機に状況を希望する保育士さんの転職サポートも行っていますので、地方の方でも安心して問い合わせてみて下さい。
保育バランスの短所
ライフワークバランスを考えた職場として事業所内保育施設を紹介している保育バランスですが、実際に活用すると多少なりとも短所は存在するようです。
求人案件が関東首都圏に集中
事業所内保育施設を持つ企業がどうしても関東首都圏にある大企業が中心になってしまいますので、紹介される案件も並行して関東首都圏が中心になります。
政府は出生率を1.8%に引き上げる目標を掲げてはいますけれども、実際問題として全国的な待機児童対策が進んでいないのも事実です。そうした状況から社員を守るために会社側が事業所内保育施設を設立しています。
実際に事業所内保育施設を設立する場合、国からも補助を受けられますから企業側の負担が少なく事業所内保育施設を設立することは出来ます。しかしながら児童数は毎年安定しているわけではありませんので、運営するには会社の資金力や安定性が問われます。
そうなると中小零細企業で事業所内保育施設を設立は簡単ではなくなり、大手の安定した会社だけが現実化しているのも事実です。大手企業は関東首都圏に集中していますから、自ずと保育士さんの求人案件も関東首都圏に偏ってしまいます。
競争率が高くなることは避けられないのが現状
ライフワークバランスを考えた職場を望む保育士さんは沢山います。その割にはまだまだ事業所内保育施設を設立している会社が多くないのも事実です。需要と供給のバランスから、自ずと転職を望む人が多くなり、一般の保育施設への転職よりもハードルは高いです。
時期やタイミングなど様々な要素が求められるのが現実のようです。保育バランスに登録するまでは無料で簡単ですが、実際の転職活動に対しては高いハードルは覚悟の上で臨んだ方が確実かもしれません。
保育バランスの口コミや評判を分析
人間関係に悩み、転職を考えた保育士さんのケースです。早く現職を辞めて新しい職場に転職したかったのですが、中々採用にいたらず、転職に時間がかかってしまったケースです。結果的には転職出来ましたが、ご本人が想定していたよりも時間がかかったようです。


30代 女性
職場復帰先が事業所内保育施設で良かった。
結婚を機に保育士を退職し、子供が小学校に入るまでは専業主婦をしていた人です。10年弱のブランクがあったそうですが、事業所内保育施設への転職に成功し、家庭と仕事を両立しながら保育士の仕事に戻れたというケースです。
特にブランクを抱え、さらに過程を抱え、若い保育士さんたちと同じような仕事を求められる職場に入ると、仕事を続けることが困難という保育士さんもたくさんいらっしゃいます。競争率は不明ですが、スムーズに転職に成功出来たケースです。

Skypeでオンライン面談にビックリ!
自宅待機中に登録し、Skypeを活用してコーディネーターと面談をしたケースです。LINEをはじめ、求職中の保育士さんの通話環境に合わせたコンテンツを多く備えているのも保育バランスの特徴です。
まとめ
保育士さんにも色々な人がいて、園長を目指す高収入求人を望む人もいれば、仕事とプライベートの両立を重視する保育士さんも沢山います。後者のニーズは事業所内保育施設で働くことで解消されることがほとんどです。
まだまだ全国的には事業所内保育施設は少なく首都圏に偏っていますが、その首都圏の中でも人気のために競争率も高い状況です。登録前から諦めモードにならず、登録して根気強く使い続けることで、事業所内保育施への転職に成功出来るかもしれません。
編集長から見た保育士の転職におすすめの転職エージェント
マイナビ保育士
保育ひろば
ホイクナビ
保育FINE!
保育エイド
スマイルSUPPORT保育
保育士バンク
ほいくちゃんねる
保育バランス
保育メトロ
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。
30代 女性
コーディネーターさんは親切でしたが、転職に時間がかかりました。