口コミや評判もありますが…編集長から見たレバテックキャリアの活用法

転職のプロ集団でもある転職エージェント各社を解説するサイトが沢山あります。それぞれ良い面悪い面をとらえて掲載していますが、こちらのページでは編集長のMr.お~!の取材能力プラス経験を加え、転職エージェント会社の活用法として紹介させていただきます。
今回はITエンジニア・デザイナーの転職に特化したレバテックキャリアの活用法について解説いたします。
レバテックキャリアの特徴と欲しがる人材の本質
先に説明しますが、レバテックキャリアは業界特化型の転職エージェントです。大まかに分けて転職エージェントのカラーを解説してみたいと思います。
- 幅広い業種に対応した総合型
- 年齢を絞った年齢特化型
- 女性にターゲットを絞った女性特化型
- 未経験業界やフリーター特化型
- 業界特化型
大きく分けて5種類の転職エージェントが存在しています。自分が働きたい業界に特化した転職エージェントがある場合は、登録してカウンセリングだけでも受けておくべきでしょう。今回はIT業界のエンジニア・デザイナーの転職に特化したレバテックキャリアが欲しがる人材について解説いたします。

その1:業界経験者
IT業界はそもそも人手不足です。そして若い人材を欲しがっています。ある一定の年齢になってからこの業界に転職するのはほぼ不可能。仮に採用されたとしても、よほど眠っていた才能でもなければついていくことは出来ません。
業界経験者であれば引く手あまたとまではいいませんが、転職して年収UPを成功させるチャンスは大いにあります。自分に合った職場を探すまで多少転職を繰り返してもいいのではと私は思います。
その2:未経験なら若さとやる気が重要
40代になってこの業界に身を置いて働くのは無謀です。私もフリーランスとして多少のスキルはありますが、社員として若い人と同じ現場作業は出来ませんでした。(実際依頼を受けて一定期間働いた経験があります)
未経験でも若さとやる気、向上心など企業側が期待できる人材として認められれば十分チャンスはあります。レバテックキャリアのような転職エージェントのサポートを受けて転職に挑戦すれば、未経験でもチャンスはあると思って下さい。
その3:首都圏勤務が理想
IT業界の本社機能は、大手になればなるほど大都市圏に絞られてしまいます。どこの会社とは言いませんが、都心の一等地のステキなビルにオフィスを構えているところが多くあります。郊外及び地方都市になると、おのずと下請け型の中小企業になります。
大手IT企業への転職を考える場合は、都心部への勤務と考えるのが良いでしょう。郊外または地方勤務で大手IT企業への転職を考えるのは、選択肢としては正しくないと思いまが、昨年から続くコロナ禍で求人案件の内容が変わってきていると考えられます。
まず、コロナ禍で通勤という行動が、特にIT業界においては重要なことではなくなってきています。リモートワーク、ノマドなどIT業界ではあたりまえのように行われています。
こうしたことも求人内容に反映されてきていると予想されますので、人によっては好機となることでしょう。
この点を分かったうえで「経験者が大手企業への転職を狙う」のであれば、レバテックキャリアのサポートは、あなたの転職を成功させるうえで役立ってくるはずです。
レバテックキャリアのキャリアアドバイザーはIT業界に精通した人材をそろえていますので、気になった点や事前に調べてきたことも遠慮なくたずねてみることをおすすめします。
いままさに時代の転換点なので、このことをプラスに捉えてよい転職先をみつけてください。
その4・IT業界の職種
IT業界に就職するための基礎情報を記してきましたが、このあたりでIT業界にはどんな職種が存在しているのか簡単に紹介してみたいと思います。まず、いちばん最初に浮かべやすいのはホームページを作成するWEBデザイナーではないかと思います。
近年、簡単にホームページを感覚的に作れるようなソフトが出回っており、ちょっとした知識さえあればさらに凝ったデザインにすることさえできるようになってきています。こうしたことを考えるとWebデザイナーの前途が気になるところですが、デザイナーの腕とウエブマーケテイングなどの知識を蓄えていけば、市場に十分に残る職種だと考えられます。
WEBディレクターはデザイナーやシステムエンジニアなどをまとめる現場監督のような職種です。まさにIT業界の花形といってもいいでしょう。WEB全般に関する知識が必要とされるので、日々進化するIT技術の勉強が欠かせないと共にマネジメント・コミュニケーション能力が必要とされます。
次にプログラマーですが、この職種は主に仕様などに基づきプログラミングコードを入力していく作業です。この職種がIT業界の基礎といわれており、未経験者でも採用されやすいとされています。またIT営業、運用オペレーターなども未経験者歓迎の企業があります。
システムエンジニアはプログラミングの前工程の職種にあたり、顧客との打ち合わせなどにより仕様を決めたりする職種。プログラミングの知識や技術だけでなく、営業的要素も不可欠となってきます。
これ以外にも営業職、データサイエンティスト、QAエンジニアなどIT業界は多様な職種があることを覚えておいて損はないとおもいます。
レバテックキャリアのIT系の求人はエンジニア職が7~8割で残りの2割がデザイナー、ディレクターという比率になっているようです。
コロナ禍のIT業界の動向
コロナ禍でいちはやくリモートワークを導入したのが、言わずもがなのIT業界でした。パパソコンと通信環境さえあれば小回りが効く仕事だけに、みごとな”働き方改革”をやってのけました。これを機に事務所を持つことの不合理性を浮き彫りにし、通勤レス、遠隔地での勤務などを体現させてみせました。
このコロナ禍で確実に働き方は変わってきています。これにより求人案件の内容も大都市と地方都市の雇用格差もなくなり、実力のある人間がさらに活躍できる時代となってきています。
IT業界を目指す人たちにとってこれはチャンスではないでしょうか。
レバテックキャリアの長所
ITエンジニア・デザイナーの転職を望むなら登録すべき
私は広告業界が長く、今もマスメディアに身を置く一人です。転職を考えて活動していた時期には、業界特化型の転職エージェントに登録していました。でもこの会社の対応は正直おすすめ出来ません。
私の経験はさておき、IT業界の転職に特化したレバテックキャリアは、その業界に転職を考えるのなら登録しておくべき転職エージェントです。
アドバイザーの専門性の高さ
やはりアドバイザーの専門性の高さと対応の速さには一定の評価があります。総合型や年齢特化型の転職エージェントにはない「業界に特化した情報収集力」は、大きな武器になるはずです。IT業界への転職を考えるのであれば、登録しておくべきだと思います。
レバテックキャリアの短所
求人企業が都心に集中
転職エージェントを使う上で、やはり求人対応エリアは重要になります。調べたところ、関東1都3県+大阪+福岡と、案件そのものが都心部に偏っています。業界そのものがこのエリアに偏っていますから、転職エージェントも偏ってしまうのは避けられません。
ただよく考えてみましょう。IT業界の良さは福利厚生にあります。特に近年は住宅手当など、社員の通勤環境に対する配慮はどの業界よりも素晴らしいと思います。
私は都内のある大都市の住宅街に住んでいますが、新築の立派なワンルームマンションに入居する若者の多くは、IT関連企業に勤務する若者です。家賃相場は10万円前後ですが、会社の福利厚生の一環で、本人負担は3万円程度の人が多いのもこの業界の特徴です。
転職と同時に移転を迫られるようなケースの場合は、住宅手当などの福利厚生面に着目するのも一つの方法だと思います。
話はやや、逸れますが、昔は社員たち敬遠されがちだった社員旅行がIT業界の中でも見直されてきています。社員の満足度も高く、旅を通じて社員の結束が強くなるなど良い結果をもたらせているようです。
IT業界の隆盛を象徴するかのように行先はもちろん、海外が多く、中には社員の家族も加えて行った企業も現れています。これは一種の企業のステイタスにもなっているようですが、コロナの影響で現在は当然、取りやめになっています。
IT関連の職場環境
IT関連の企業の社風はオシャレで洗練されたイメージがあります。グローバルな雰囲気に満ち溢れ、英語が飛び交う、未経験者にとってはほんとうに別世界のように感じられることでしょう。大手ともなると社食が無料だったり、斬新なデザインの打合せルームや町中のカフェのような休憩所を備えているところもあります。
こうした雰囲気を必要とするのもそれだけ仕事がハードだから社員たちに気持ちよく働いてもらうための企業側の配慮だと思われます。
中小企業はさすがにそこまでの資金はないので、パソコンに向かってコツコツと仕事をする昔ながら風景が続いているところも多いかのもまた、事実です。
会社の雰囲気はとても大事なことですが、そのまえにIT関連の仕事は見た目よりも地味でハードだ、ということも忘れないでください。
未経験の場合はやる気とビジョンが重要
IT業界未経験の人よりは、経験者の方がやはり優遇されます。特にIT業界は即戦力を欲する業界の一つです。そのような業界の習慣から未経験者の転職としてはハードルが高いのも事実だと思います。
この状況を覆せるのが「若さ」「やる気」「ビジョン」などになってきます。IT業界は中長期的に見ても大幅な落ち込みが心配されない業種です。思い切ってこの業界に転職してみたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
そう言う人ほど、一人で考えて転職すれば失敗するものです。専門性の高い転職エージェントを使い、対策を練りながら未経験からIT企業への転職にチャレンジすれば成功する可能性は一気に高まります。
まずは人の意見を素直に聞き入れる謙虚な姿勢からはじめてみてはいかがでしょうか。独自の考えは見聞を広めた後から、構築されていくものなのだと思います。
レバテックキャリアの口コミや評判を分析

勤務地によっては紹介先に難点あり
口コミを見ていると中小企業ばかりを紹介されたという内容が散見していました。そもそもこの業界の構図は分かりやすく、大手に勤務したいなら都市部、郊外や地方都市を希望するとどうしても下請け的立場の中小企業になってしまいます。
この点を理解しないで転職エージェントに相談しても、大手企業への紹介案件そのものがないという結果で終わってしまうのです。
内定が取れても辞退者が多いその理由とは
- 4社内定が取れたけど辞退した。
- 1社内定が出たけど辞退した。
- 辞退したら担当者の態度が悪くなり紹介もなくなった。
こんな内容の口コミを見ましたが、辞退すれば転職エージェントの担当者も気分は悪いです。だからと言って担当者の機嫌を損ねたくないから転職するというのも本質から外れた話です。
内定が取れてもあとから分かることもあるわけですから、無理に転職しないで辞退する勇気を持つことも必要です。特にこの業界の場合、中小企業クラスは残業が多い会社もありますから。
紹介を受けた時に残業時間や離職率などを担当者に質問し、納得できる説明がなければ面接する前に辞退する方がお互いにとって良いことだと思います。辞退者が多いその理由は、紹介を受ける段階での質問内容に問題があるのではないかと思います。
また、口コミでよく見られたのが、「営業がしつこい」という意見でした。これは逆に考えると非常に熱心な担当者が多いと考えてもいいわけです。ただ、性格が合わないのに熱心に誘われても拒否反応が出てしまうのもわかる気がします。ここは個人レベルの見解になってくると考えられますので、こうした口コミはあくまでも参考までに眺めておくほうが良いと思います。
口コミだけではすべての情報は読み取れません。投稿内容の裏側にある本質を見抜くのは難しいとは思いますが、自分が働く会社になる所です。疑問をできる限り解消してから面接を受けに行くべきでしょう。
まとめ
冒頭でも申し上げましたが、自分のやりたい業界に特化した転職エージェントがあるのなら、登録してカウンセリングは受けておくべきです。もちろんそこだけに頼るのは危険です。担当者次第であなたの運命も変わってしまう可能性があります。
私としては業界特化型+総合型の転職エージェントを併用して、客観的な目線で自分の転職先を探す努力も必要だと思います。
編集長から見た幅広い世代を対象にしたエンジニアの転職におすすめの転職エージェント
TechClips(テッククリップス)エージェント
ビズリーチ IT
レバテックキャリア
DODA エンジニア IT
編集長から見た業界特化型以外で登録しておくべきおすすめの転職エージェント
マイナビエージェント
リクルートエージェント
doda(デューダ)
編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え
- 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
- 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
- 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!
ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。