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口コミや評判もありますが…編集長から見たキャリトレの活用法

転職のプロ集団たち

転職のプロ集団でもある転職エージェント各社を解説するサイトが沢山あります。それぞれ良い面悪い面をとらえて掲載していますが、こちらのページでは編集長のMr.お~!の取材能力プラス経験を加え、転職エージェント会社の活用法として紹介させていただきます。

今回は人工知能と一緒に転職先を探せる話題のャリトレの活用法について解説いたします。

キャリトレの特徴と欲しがる人材の本質

人工知能があなたの転職先を探します。ディズニーキャラクターで言えばベイマックス、テレビドラマで言えば先日まで放送されたドクターXにも人工知能による診断も行われていました。これから益々精度が上がる人工知能ですが、転職エージェントが採用する時代です。

近年、社員の採用に掛かる時間などを省くために大手の企業でもAI採用を導入しはじめています。特に大手ともなると、たとえば新卒採用の場合は、エントリーシートの数だけでも膨大なものとなり、それに関わる人的労力や時間もかなり割かなくてはならないというデメリットがあります。そうしたことを人工知能に任せて最終的な局面だけ人の目と経験から判断するという流れになってきています。

エントリーシートの判断においては、過去の膨大な採用データを人工知能に分析させ、そこから合否を決めるというシステムになっているようです。職種によってその基準はさまざまだと思われますが、大手通信事業者、生命保険会社など営業系の企業が人工知能を積極的に導入している傾向が読み取れます。また企業の業績アップや新規顧客獲得の戦略のために人工知能を導入し確実に成果をあげている企業も現れ始めています。

この20年間で人工知能は目覚ましい進歩をとげ、企業だけでなく個人でも利用できる環境が整いはじめています。人工知能は人間にとって代わる、新しい労働力と捉えはじめられていますが、人工知能は「斟酌すること」や「共感すること」は不可能といわれているので人工知能は絶対的ではないということを常に頭にとどめておきたいものですね。

人工知能の歴史

SFの巨匠、アシモフやPKディックは1940~60年代頃にロボットやインターネット、人工知能などの出現を予見するような作品を残しています。

「人工知能(Artificial Inteligence)」という言葉が誕生したのは、驚くことに、いまから60年以上前の1950年代の半ばと言われています。最初に登場した人工知能はパズルなどを解いたりするもので、世界的に話題になったそうですが、実用的な問題を解決できないことからすぐに話題は下火になったということです。この人工知能は「特化型AI」というものに分類され推論・探索に向いた性質が備わっているのですが、人間の考えの極一部だけを代替するだけなので“弱い人工知能”にカテゴライズされています。

1980年代、“マイコン”の登場によりコンピューターがやや身近になってきたころ、AIに専門知識を記憶させ問題を解決させる「エキスパート・システム」という学習法が誕生しました。医療分野での活用が期待されたそうですが、例外処理などに対応できなかったため残念ながら表舞台から消えていったそうです。

こうした変遷を経て2000年代に人工知能・AIはSFでもなく非実用的でもない身近なものとして私たちの生活の中にも入ってきました。AI搭載の自動掃除機、エアコンなど今では当たり前のように利用されています。世の中の暮らしを、より便利にすることが人工知能の役割りであるということを世に示しています。

人工知能は「機械学習」することでその性能をさらに飛躍させていきます。その学習パターンには何通りかのものがあり、人材採用に使われているのは「ディープ・ランニング」という学習方法。たとえば人材採用に必要なデータさえあれば、目的に対しての特徴量を独自で抽出していくため高性能な書類選考が実現できるといわれています。

人工知能の開発には多くの学者や技術者がたずさわり、人類のために研究してきた歴史があります。「人工知能に選考されるなんていやだ」「ほんとうに正確な選考がなされるのか不安」といった疑念を抱く人はまだ、多いと思いますが、あくまでもこれは学歴や取得資格などの人工知能が得意とするデータ分析です。素っ気なく、何の愛想もないように感じますが、これは人間がやっている仕事を代替しているだけにすぎません。人間が行う書類選考も素っ気なく、何の愛想もないので、どちらかがやっても結果は同じと考えて良いのではないかと思います。

転職戦線の戦局を変えるツール

キャリトレと言うサービスの本質、いわゆる立ち上げ目的を探ってみましたので、そこから解説を始めたいと思います。運営会社はハイクラスの転職で有名で、数多くのヘッドハンターを要するビズリーチです。

ビズリーチの求める人材は比較的30代以上のキャリア志向の人と言われます。料金も有料で、自分に投資をしながらヘッドハンターと組んでキャリアアップを目指すための転職サポートを行っています。

この会社が立ち上げた新しいサービスがキャリトレです。ビズリーチがハイクラス志向ですから、おのずとキャリトレに掲載される求人もハイクラス型の企業が多くなってきます。

コンセプト設計は20代の転職希望者に人工知能が転職をサポートする。紹介企業はハイクラスの転職で有名なビズリーチの取引先が中心と読むべきでしょう。

ヘッドハンターを返さずに自分で入力したデータベースが中心になりますから、求人企業が最初に設ける学歴と言う壁が大きく立ちはだかると思います。学歴に自信がある20代が、忙しい時間の合間に人工知能を使い転職活動するには良いサービスです。

似たようなサービスにリクナビネクストと言うアプリがありますが、リクナビネクストには人工知能機能はなく、自分でアプリを使いながら転職先を探す手法をコンセプトに設計されています。

そうなるとキャリトレのアピールポイントは人工知能となりますが、その機能とは一体どういったものなのでしょうか。

キャリトレの長所

転職エージェントの担当者は人工知能?

転職エージェントに登録すると、おのずと担当者が決まります。この担当者が人工知能になるわけですから、面談のために転職エージェントの事務所まで行くような手間はありません。

スマホだけで簡単に職探しができるという手軽さは、いわゆる”デジタルネイティブ”といわれる20代前半の人たちにとって非常に有効なツールといえるでしょう。マッチングアプリが若い世代で当たり前のように利用されていることも考え合わすと、こうした就職活動が今後の主流となってくるように感じられます。

キャリトレの人工知能はあなたが登録時に入力したデータベースを元に、キャリトレが保有する求人案件を掛け合わせて、転職先を紹介する機能が主流です。「スカウト機能」と呼ぶそうですが、スカウトしているのは企業側ではなく人工知能ですから間違えないで下さい。

この「スカウト」と言う表現を捉え間違える人が多いようです。リクナビネクストでも似たような口コミを見ましたが、スカウトしているのはあくまでも転職エージェントだということは頭に入れておくべきでしょう。

また「レコメンド(推薦)」という機能は、定期的に求人案件が1~5件ほど端末に送られてきて、それに興味があるかないかをタップするだけで、日々、データが蓄積されていきあなたの希望に近い案件が絞り込まれていくようになっています。

結局の話、あなたが人工知能を育てていくといった感じでしょうか。しかしながら、それはデータだけのことであなたの性格や持ち味までを加味して、成長していくわけではありません。ですから、まずはエントリーシートを充実させることに重点をおいてみてみましょう。もしかしたら、自分では気づかなかったデータ上のストロングポイントが発見できるかもしれません。

人工知能を活かすには

自分に合った転職先を人工知能が紹介するのは思っている以上に簡単ではありません。人工知能の強みは学習していくところにありますから、最初からあなたに合う求人企業のスカウトが来ると思わない方が良いでしょう。

自分にとって向かないと思うスカウトに対してはしっかりとダメ出しをしてあげて下さい。そして気に入った企業には気に入ったと意思表示してください。これを繰り返す中で人工知能が学習し、あなたに合うと思われる求人企業を紹介してくるという仕組みです。

地道にコツコツと、毎日少しずつでもサービスを利用して人工知能に自分を知ってもらう努力が最初に必要ですが、これは担当者がいる転職エージェントを使っても同じだと思います。感情がない分、良くも悪くも使いこなせば活路は見えてきます。

キャリトレの短所

機械に強くない人には向かないかも?

そもそも人工知能を使いこなせますか?人工知能を自分の味方につけられますか?実はこの段階でキャリトレを使うかどうかが決まってきます。人工知能をよく理解しないで使うと、キャリトレの利用は「現段階では失敗」すると思った方がいいです。

その代り、地道にコツコツ使っているうちに人工知能はあなたの特性を見抜いてきます。人間と違い記憶(記録)が風化しませんから、あなたの望む転職先のニーズを着実に学習していくのです。

その人工知能の特性が良く分からないで、ネガティブな意見を言う人も多くいるようです。

あくまでも20代の転職向き

キャリトレはあくまでも20代の転職のためのサービスです。私はコピーライターをしていますので、ネーミングの仕事をする関係からも「キャリトレ」の本質が何となく見えてきます。キャリアトレーニングを短くしてキャリトレとネーミングしたのではないでしょうか。

あなたがキャリアを積む段階での転職です。ステップアップを目指してそれなりの企業に転職するのであれば、人工知能を味方に出来るくらいの柔軟性がなければキャリアを積むことも難しいと思うべきでしょう。

キャリトレの口コミや評判を分析

人工知能を活かしきれない

自分に向いてない求人ばかりが来る…。こういう口コミを沢山見ましたが、私に言わせれば全くの参考外です。先ほど申し上げた通り、人工知能を味方にするには少し時間がかかるわけです。

焦って転職をするなら他を使うべきです。キャリアを積むためにじっくりとそして効率よく時間をかけて転職を考えている人でなければ、キャリトレの個性を十分発揮できずに終わってしまうのではないでしょうか。

一日5分程度コツコツと転職探しが出来る

インターネット関連の仕事をしていると、なにかとグーグルルールと言うものに当たります。このルールの本質を私は考えたことがあるのですが、どうも「地道にコツコツやる人は評価する」と言う設計になっていると思えるのです。

熱しやすく冷めやすい人は駄目。キャリトレの人工知能も同じではないでしょうか。転職成功者の評価に目を通すと、仕事の合間を使いコツコツとキャリトレを使ってきた人の成功例が沢山ネット上に出ていましたから。

マッチングアプリを利用したことのある人なら理解しやすいと思いますが、彼女彼氏をつくるために尽くした“情熱と努力”。これさえ忘れなければチャンスは巡ってきます。また、その一方で人づてに聞く、リアルな情報も大事に活用していけば、視野も広がりますからキャリコレがダメでもおのずと次の手段も閃いてくるのではないかと思います。

まとめ

キャリトレを使う20代の人に知ってもらいたいのは、10年20年先の未来を見据えて考えて欲しいということです。人工知能が仕事をする時代になりますから、その人工知能と上手に付き合える人というだけで、転職に成功できる可能性があるわけです。

運営会社のビズリーチは優秀なヘッドハンターを多数備え、転職者には自分に投資をさせて転職に成功させるという業界の常識を覆した転職サービスを提供しています。そのビズリーチがリリースしたキャリトレの本質は「人工知能との付き合い方」ではないでしょうか。

編集長から見た担当者に頼らず自分で転職先を探す設計の転職エージェント

ランスタッド

ランスタッド

対象世代
30代、40代以上

    

対象エリア
全国
対象者属性
未経験NG、フリーターNG
特徴
正社員に限らず、派遣、アルバイトにいたるまで幅広い求人を公開
長所
オフィスワーク派遣,製造・軽作業求人,単発・短期バイト,キャリアアップ転職,プロフェッショナル転職とニーズに合わせた検索が可能。外資系企業に強み。
短所
他の大手サイトと比較し求人掲載件数が少なめ。

世界最大規模を謳うランスタッドは、オランダに本社がある外資系企業です。外資系企業特有と言いますか、担当者次第で結果も大きく変わってくるようです。ランスタッドが外資系企業なだけに、外資系企業への転職を考えている方には強みを発揮する期待が持てます。
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リクナビNEXT

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対象世代
20代、30代、40代、50代の転職をカバー
特徴
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長所
非公開求人の多さ。幅広い世代の転職に対応
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自分で転職を探したい人向け。オファーを待つサービスもありますが、リクルートエージェントのように担当者がどんどん提案してくる体質ではない点をどうとらえるかです。

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編集長MR.お~!から転職エージェント活用の心得え

  • 転職エージェントは一つに絞らずに複数の転職エージェントを利用すること!!
  • 労働条件や業種、職種、年収など希望をまとめておくこと!!
  • 転職完了まで通常3~6カ月程度かかることを理解しておくこと!!

ご自身のキャリアを見直したい方や今の職場の環境や労働条件にご不満ある方、また転職にご興味ある方、まずは転職のプロに無料相談してみましょう。

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