転職求人サイトの裏事情を特集／注意すべき点は？

このサイトを立ち上げるにあたり、転職を考えている人たちが見るサイトを片っ端から見てみました。いくつか言えることがあるのですが、一番感じたのは「時代の変化」です。私も数多くの求人サイトを活用してきましたが、サイトそのものの発展は目覚ましいものがありました。

転職求人サイトを片っ端から見た結果

まず、求人サイトの多くには検索機能がTOPページに設定されているケースが増えました。性別、年齢、勤務先の都道府県、職種など、ある一定のカテゴリーを決めることで、現在出ている求人情報が簡単に閲覧できます。

ちょっと視点を変えて考えてみましょう。この仕組みは不動産サイトにそっくりです。賃貸物件検索、中古や新築物件の検索をしたことがある人ならイメージしやすいと思います。また、婚活サイトにも似ていると思った人もいるのではないでしょうか。

一見便利になったような気もしますが、ここで注意が必要です。転職サイトは手段であり、目的ではないということです。多くの求人がある、今の会社よりも好条件の会社が沢山ある。求人情報がこんなにたくさんあるなら転職も容易かも。なんて思いこんでしまう人もいるのではないでしょうか。

不動産サイト、婚活サイトと同じです。多くの情報があるからと言って、必ずあなたにマッチングするとは限りません。便利な機能は大変ありがたいことですが、目的をはき違えないように注意しましょう。

求人情報といっても様々／分野を整理

まず求人という分野の基本を知っておくと、情報を正しく見極められる力が付きます。そもそも求人というのは、企業や組織が人材を求めているため、媒体（メディア）を介してそのメッセージを伝え、人を集める手段です。

求人情報には主に

• ハローワーク
• 求人雑誌や新聞／フリーペーパー等の紙媒体
• 求人サイト

等に分類されます。年配の人を募集する時は紙媒体を使うケースが多いようですが、こちらをご覧の方はネットを使われていますから、求人サイトを活用する人がほとんどだと思います。

求人サイトも色々

求人サイトにも色々ありまして、大きく2つに分かれます。

• 求人情報を掲載し、サイト上で企業側へ連絡できるサイト
• 求人情報を掲載しつつ、コンサルタントなどの担当者が仕事を紹介するサイト

前者は主に広告費をもらい掲載する、または問い合わせ件数や実際の採用人数によりフィーを受け取るなどして利益を上げている企業が運営するサイトです。

後者は転職エージェントと呼ばれ、就職を斡旋し転職が成立すると企業側からフィーを得て利益を上げている企業が運営するサイトです。

特に転職エージェントは21世紀に入り急速に力をつけた企業がほとんどです。その競争も年々過激になり、最近ではターゲットを絞ったサイトを多く目にします。

売り手市場の20代30代を中心にした転職エージェント

• ミドル世代や高収入を目指す人を集めた転職エージェント
• 女性向けの職業を中心に紹介する転職エージェント
• 業界専門求人サイト

「○○に特化した求人」をコンセプトに、職種や業種を絞り込み、より転職成功率を高めるようなサービスを提供する企業が増えて来ています。

転職サイトの口コミってどうなの？

こうしてネットを中心に求人サイトや転職エージェントを利用する人が増えて来ています。同時にそれらを提供する企業の口コミにも注目が集まっています。また求人を出す企業の口コミを会員限定で公開しているようなサイトも存在しています。ここで一つ、注意が必要です。

口コミはあくまでも私見であって、全てを信じてはいけないということ。

参考材料にするのは一向に問題ありませんが、口コミを全てうのみにしてしまうのは危険です。こうした口コミを見て、自己判断するのも危険です。転職エージェントを通した転職活動をしていると「こうした口コミを見たけど実際はどうなの？」と言った相談が出来るのも一つのメリットと言えるでしょう。

女性向けの転職サイトって？

男女雇用機会均等法と言いますが、様々な面で男女の違いが仕事に出てくるのは事実です。男性社会と言われた業種への女性の進出も増えているのは事実ですが、女性特有の事務職に始まる、女性ならではの仕事に特化した転職サイトも魅力の一つです。

特に社会に出て１０年を超える経験を持つ女性であれば、女性向けの転職サイトを使って、自分の経験やスキルを試すのもいいと思います。ただしいきなり正規雇用で募集しているケースは、総合転職サイトと比較すると少なく見えます。

相談できる求人サイトって？

転職はアルバイトとは違い、あなたの生活を大きく左右するイベントです。一人で考えて一人で行動するよりも、相談できるパートナーがいると心強いものです。コンサルタントと呼ばれる転職エージェントを使うと、あなたにとってベストな転職の相談が出来ます。

アルバイト探しとは違いますので、転職をお考えの方は転職エージェントを使った方がいいと思います。

まとめ

「転職」をキーワードにネット検索するだけで、ものすごい数の情報があります。その情報を一つ一つ見ていては時間的にも大変です。まずは転職斡旋の業界がどのようなサービスを提供し、自分に一番合っているのかを知っておく必要があります。

情報が多いことは一つのチャンスでもありますが、情報の取捨選択を誤ると後悔しますから。そう言う意味でも、転職エージェントを使っての就活は市場のニーズに合っていると思います。考えてみて下さい。

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マイナビエージェント

対象世代

20代、30代、第二新卒、初めての正社員、未経験業界

特徴

20代～30代前半の世代に実績及び知名度が高い転職エージェント

長所

老舗転職エージェントとは違い、若い世代に特化した実績を持つ。

短所

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20代、30代、40代、50代の転職をカバー

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短所

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doda(デューダ)

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20代、30代の利用が中心。

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対象者属性

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多くの求人企業が紹介される分、質の問題も指摘されている。

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