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転職体験談7 転職は成功例ばかりではありません。転職に失敗したケース

転職実体験レポート

体験談コーナーは編集長のMR.お~の実体験をご紹介しています。他人のふり見て我がふり直せなんて昔の人は言いますが、私の経験を反面教師としてあなたの転職活動に役立ててみて下さい。

成績優秀でスポーツ万能。誰もがうらやむエリートだった友人の例

今回は私の経験というよりは、実家暮らしを続けている友人のケースをご紹介したいと思います。学生時代のその友人は優等生、成績優秀でスポーツ万能、4月1日生まれの友人は月齢では一番年下のはずなのに、何をやらせても一番でした。もちろん優秀な大学へと進学を決めます。

実家暮らしを好む友人は、実家から地元の国立大学へと進学、そして大手企業の地元採用枠に採用され、周りがうらやむ社会人人生をスタートさせました。そしていつの間にか美人の彼女もでき、幸せな結婚生活を送ると誰もが思っていたのですが…。

きっかけは転勤の話から。悩みに悩み、地元に残ることに…

仕事が出来る友人は、大企業サラリーマンなら一度は経験する転勤を命じられます。実家暮らしを好む友人、そして結婚を約束した彼女は地元企業のOL、遠距離恋愛にも自信がなく、悩みに悩んだ末に転勤を断りました。

それでもその会社に残れば良いのですが、当時の企業と言うのは会社の意に反することで出世コースから外れることが普通という時代です。石にかじりついてでも残るべき会社を、友人は退職金をもらいあっさりと辞めてしまいます。

周囲も幼い頃から優秀だった友人を見て、まさかこの転職がその後の人生を大きく変えることになるとは、誰も思っていませんでした。

地元企業へ転職したのはいいのですが…

さて、地元では優秀な成績だった友人です。転勤がない地元企業への転職は難なくクリアし、彼女との結婚準備に向けて幸せな日々を過ごします。採用した地元の会社も、優秀な人材を獲得できたと大満足。本人も期待を寄せられ、地元に残る決断は誰もが正しかったと思ったことでしょう。

採用した企業側も優秀な人材を手放したくありませんでしたから、多少給与規定をオーバーしてでも、友人には転職前の月収は約束したそうです。ただ、ここで約束されているのは月収であり、年収ではないことにこの段階では友人も気づいていなかったようです。

ここで少し細かく解説しますが、株式を上場させている企業と、中小企業、零細企業では雇用形態、福利厚生など全く異なってきます。ましてや2000年代のようなバブル崩壊後から立ち直れずにいた日本経済の真っただ中ではなおさらです。

特に地方の零細企業では、給与こそ遅配はしないものの、昇給や賞与も不安定、有給休暇を取得できる空気などはなく、サービス残業も当たり前という企業は星の数ほどありました。

そのことを友人も知っていればよかったのですが、知らなかったことから人生が大きく転換し始めます。

収入減、パワハラ、サービス残業、結婚も破断 etc

転職して一年近くが過ぎ、まず友人が驚いたのは年収ダウン。月々の給与こそ現状維持での転職でしたが、ボーナスは大企業と田舎の地元企業では大きな隔たりがあります。年収が下がったことへの不満からなのかは定かではありませんが、友人の勤務態度もモチベーションも、こと仕事という面では悪循環が始まります。

何よりもサービス残業の多さに彼は会社への不満を募らせ、挙句上司からパワハラを受ける始末。今でこそ社会問題化するサービス残業やパワハラですが、当時の中小零細企業ではごく普通に行われていたことでした。

そして友人はその会社もあっけなく一年半ほどで退職してしまいます。こうなって来るとプライベートの環境にも変化が現れます。想像できると思いますが、結婚を考えていた彼女も将来に不安を抱き始めます。そして結婚は延期に。いつの日か破談と変わっていきます…。

再就職活動をする彼でしたが、時代は失われた20年と言われた不景気の真っただ中。そして大都会ではなく地方の小さな街での再就職活動です。学生時代に優等生だった彼であっても、平成の大不況の真っただ中ではその実績は評価されませんでした。

ハローワークへ通う日々、そして失業手当も打ち止めとなり、その後の彼の生活は詳しく知りませんが、実家暮らしを続けながらアルバイトを続けていたようです。地元企業の退職を最後に、正社員になったという話も聞いていません。

まとめ

同窓会で再会した時の友人は、うつ病の薬の副作用でしょうか。スマートだった体つきの面影はなく、丸々太っていた姿が印象的でした。顔の大きさも1.5倍、ウエストは2倍、一見メタボリックのようにも見えましたが、私自身も経験があるうつ病の副作用ではないかと思います。

転職失敗談と言うのは彼に対して失礼なのかもしれませんが、社会に出て初めて味わった挫折、何よりも大企業に慣れた彼は中小零細企業に対応できずに階段を転げ落ちていくようなこの話は、ドラマではなく実際にあったことです。

転職は成功話ばかりではありません。また負のスパイラルに陥る中高年の転職失敗談はネット上にも多数紹介されています。勇気ある一歩を踏み出さなければ転職できないのも事実です。よくよく将来を考えて転職先を決めないと、こうした失敗する事例もあります。

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