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第二新卒は使えない!?使えないと感じた理由の本質とは。

転職動向分析

転職を考えている人に役立てればという思いでこのサイトを立ち上げました。同じような転職を解説するサイトは数多くありますが、当サイトでは編集長独自の目線と経験を交え解説することがポリシーです。

経済動向、転職市場動向、こうした情報は一見難しいもので、特に若い世代の人が見ても良く分からないという意見も聞きました。このカテゴリーでは「分かりやすく」をモットーに転職を考えている人たちに役立つ市場動向を分析してみたいと思います。

「第二新卒が使えない。」と言っている人の話を聞いてみた。

これは私の考え方ですが、若い人材にはあらゆる可能性があると考えていますから、私は全ての人材が優秀だと思ってみています。特に第二新卒世代と言うのは社会人経験3年と、社会人としての日常を理解し始めているだけに、教える手間も少ないものです。

ところがネット上に留まらず、私の周囲でも「第二新卒は使えない。」という話を耳にすることがあります。実際にそう言っている人たち(企業の経営者や人事部などの関係者)に話を聞いてみました。

「第二新卒が使えない。」複数の証言からの共通点

第二新卒が使えない、という人たちの意見を聞いてみたところ、ある共通点が見えてきました。まず、第二新卒が使えないと言っている人たちの共通点は、第二新卒に対する期待度です。この期待度が「第二新卒」と言う単語だけで勝手に肥大化して失望するケース。

よく考えれば分かることですが、「第二新卒は使えない。」と口にする人たちが、第二新卒世代の時はどうだったのでしょうか。自分のことはさておき、採用した責任と、そこから生まれる期待度を勝手に誇大化させ「使えない」と否定するのは間違いです。

「第二新卒は使えない。」のではなく、その本質的問題とは

「第二新卒は使えない。」そんなはずはないと肌で感じながら取材を進めていくと、本質的な問題点が見えてきました。私に言わせると「第二新卒は使えない。」と言われる若者たちは、大人の被害者でもあるように感じました。

「第二新卒は使えない。」言う側の問題点

私は社会人経験が30年ほどありますから、大人としての若者に対する敬意は表しているつもりです。そのスタンスで「第二新卒は使えない。」と言う人の話を聞いていると、大きな問題点が見えてきました。代表格は次の2点です。

  1. 第二新卒を持ち上げる社会情勢。
  2. 第二新卒を獲得しないといけない!と考える企業側の都合。

少子高齢化が進み、若者が少なくなっています。そうなると優秀な若者を獲得するために企業が人材の奪い合いを始めます。景気が良ければ良いほど、この動きは活発化します。そして若者は「若い」と言うだけで内定を得ることが出来るケースが増大します。

こうした時代背景は、昔からありました。バブル期と言われる20世紀後半、青田刈りと呼ばれた時代は、大卒獲得に各企業が動き、中高年の人事担当者が学生を接待旅行に連れて行くという話もありました。

さすがにここまでひどくはありませんが、コロナ渦以前の日本は、バブル期の青田刈りに近い状況で若者の獲得に動きました。企業側は「若者を他の企業に取られてしまう。」と言う焦りから、積極的に新卒、第二新卒世代の獲得に投資します。

内定3社は当たり前。そんな恵まれた学生も東京にはたくさんいましたし、公務員の内定辞退者が半数まで迫ると言った自治体もありました。好景気と少子高齢化が引き起こした、若者獲得戦争が実は「第二新卒は使えない。」という表現になっているのではないでしょうか。

第二新卒は使えないのではなく、実は社会の被害者

そもそも、第二新卒世代を採用する側の経営者や人事担当者は「自分の同世代の頃はどうだったのか?」振り返る必要があります。コロナで景気が先行き不透明になり、膨大な予算を使って獲得した第二新卒世代が「使えない。」と果たして言えるのでしょうか。

膨大な予算を使って獲得した第二新卒世代だからこうあるべき。それは獲得した側の都合であり、私に言わせれば社会に出て数年の若者に出来ることは限られていると気が付くべきです。

そして企業側は「若者を獲得しなければ。」と言う焦りから、採用する段階で「本当に会社の戦力になり得る人材かどうか。」見極めるための努力は行き届いていたのでしょうか。「他社に出し抜かれる。」そんな焦りから、無理に採用したりはしていないでしょうか。

「第二新卒は使えない。」その言葉の裏側にある本質は、採用した側の努力不足もあるのではないでしょうか。若者に責任を擦り付けることは、誰にでも出来ます。「第二新卒は使えない。」と言う前に、採用した側は自分たちの足元を見直すべきではないでしょうか。

第二新卒が転職に成功するための必勝法

では「使えない。」と言われてしまった被害者はどうすれば良いのでしょうか。若いということは行動力がある反面、知識がありません。「とりあえず良さそうな会社」と言うスタンスで転職してみた人ほど「使えない人材」と思われているのではないでしょうか。

第二新卒世代が「使える!」と言ってもらうためには

会社と言うのは採用した以上は、簡単に解雇もできません。それでも「使えない。」と思われている会社に勤め続けることは、精神的にも良くありません。そこで二つの提案がありますので、参考までにご覧ください。

  1. 転職した会社で認められるように努力を続ける。
  2. 今一度自分がやりたいことを見つめ直して転職する。

1 については親や年配の人に相談すると出る答えではないでしょうか。今まではこうして努力を重ね、評価を受けて会社に貢献する生き方が当たり前でしたから。では2に対してはどうでしょうか。少し詳しく解説します。

2 第二新卒は引く手あまた。転職エージェントに登録すれば、年収UP可能な転職先が無数にある。年収は上がるしエージェントは転職を勧めるし、隣の芝は青く見えるし。こんな理由で転職した第二新卒世代の多くが「使えない。」と評価を受けていませんか?

そもそも、時代背景が第二新卒世代を獲得したのであり、第二新卒世代が優秀だと企業側か考えているわけではないのです。また特にやりたいこともなく「とりあえず良さそうな会社」と考えて転職してしまった第二新卒世代ほど、今一度足元を見直すべきです。

「自分は何をしたいのか。」「自分はどんな仕事をしたいのか。」もう一度見つめ直してみましょう。このスタンスを持たずに転職エージェントを使っても、また「使えない人材」として扱われる可能性は高いです。

転職エージェントも第二新卒世代は「他世代と比較しても転職が成立しやすい人材」と考えますので、転職エージェント側の都合で無理やり内定先への転職を勧めるケースも実際にあります。こうした「大人の事情」を回避する方法は、一つしかありません。

「今一度、自分はどんな仕事をしたいのかを考え直しましょう。」

このスタンスさえしっかりしていれば「とにかく若い人が欲しい。」という企業側の都合や「内定を成立させて報酬を得たい。」という転職エージェント側の都合、いわゆる「大人の都合」に振り回される転職活動は回避できます。

まとめ

「第二新卒は使えない。」という言葉が生まれる背景には、ここまで述べました大人の事情が大きく影響していると思います。そしてその大人の事情に振り回される「経験の浅い若者たち」は、私からすると被害者に見えるのです。

Youtubeのキャッチコピーのような「好きなことして生きていく」とまでは言いませんが、自分がどんな仕事をしたいのかを改めて見つめなおすことは、若いうちほど大切です。この段階での悩みを乗り越えれば、数十年先の未来は明るいと思います。

今一度「第二新卒は使えない。」と言われてしまった若者たちは、自分の生き方のスタンスや働きたい職業を見直してみてはいかがでしょうか。その上で転職エージェントと組んで転職活動をすれば、必ず今以上の楽しみな未来は見えてくると思います。

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